写真1 開缶された30のパインアップルを出席者が品評
写真2 缶詰パインアップル使用料理コンテストの最優秀料理3点。応募は660点
左:パインババロアケーキ 中央:チキン南蛮 パインヨーグルトソース
右:パインと夏野菜のバジルそぼろごはん
写真3 パインアップル缶詰の基本原則
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2012年09月13日午後、筆者は東京麹町で開催された平成24年度パインアップル缶詰開缶研究会に出席
主催は社団法人日本パインアップル缶詰協会
出席者は約120名を数え、盛況
具体的には、パインアップル缶詰の消費拡大のために、国内販売のパインアップル缶詰を食味して審査・評価
対象缶詰は沖縄県産6点、タイ産10点、インドネシア産9点、フィリピン産3点、マレーシア産2点、計30点
新需要喚起のために試作された新品種「ゴールドバレル」の缶詰・ストレート果汁、パイン料理レトルトパウチ、ゼリー、ケーキ缶などが並ぶ
販売缶詰の審査・評価は次の3項目
①表示審査(日本農林規格、品質表示基準に適合しているか否か)
②量目検査(表示された内容個数、原材料名、固形量及び内容総量に適合しているか否か)
③品位評価(色沢・肉質・形態・香味・その他、計5項目の品評採点)
表示審査と量目検査は専門機関・専門家が行い、品位評価は筆者など研究会出席者が行った
表示審査と量目検査の結果はすべて適正
品位評価は、30のパインアップルごとに眼、鼻、舌、歯で行う
缶詰の名称・製造国などは隠してある
筆者は初参加ゆえ思っていたよりハード
しかし、パインアップルを思う存分食べ味わう結果になった
日本パインアップル缶詰協会はじめ関係の皆様に多謝します
さて、約半世紀前、1ドル360円の時代、昭和30年代から昭和40年代
新婚旅行先の一つは鹿児島、宮崎の南九州
新婚カップルの鹿児島土産として生食用パインアップルが盛んに売られていた
桜島フェリー桟橋、JR特急発着の鹿児島駅周辺などで
筆者が中学・高校通学に使った桜島フェリー桟橋(弊ブログ2013年03月24日)
新婚カップルにパインアップルを勧めるおばちゃん、おじちゃんが多かった、多かった
当時、缶詰やなま(生)のパインアップルを口にするのは珍事
バナナ、リンゴ、桃やミカンの缶詰、白砂糖、卵などと同じ疾病見舞品や慶事贈答品だった
時計は変わり、1ドル70円台
パインアップル缶詰は、その気さえあればいつでも食べられる
このような時代ゆえ、パインアップル缶詰の品質向上と消費拡大をめざす缶詰開缶研究会の役割は大きい
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年09月13日 撮影地:東京都千代田区麹町