写真1 2段重ねの盆に24杯のそば。鮪の山かけ、なめこおろし、筋子など数多の薬味
写真2 秀衡椀(ひでひらわん)24杯のそばを筆者のペースで完食。1人前1,800円
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岩手県のソバといえば「わんこそば」。
店員さんがお客さんの後方に立ち、食べ終えた椀(わんこ)に、かけ声といっしょにそばを投げ入れる。200杯、300杯食べる猛者もいる。このイメージが「わんこそば」。
平泉の「わんこそば」は違う。店員さんは後ろに立たない。24杯の秀衡椀(ひでひらわん)にそばが盛られる。これを、食べる人は自らのペースに合わせ、薬味を変えながら味わう。
この方式は平泉駅前の芭蕉館により考え出され、「元祖盛り出し 平泉わんこそば」で商標登録されている。
さて筆者は、1つの盆すべて12杯を食べる頃ペースが鈍り、後ろから投げ入れる方式にがってん。すなわち、かけ声といっしょに投げ入れられると、勢いで食べることになる。
そのようにがってんし、薬味とソバつゆの残りを気にしつつ、残り12杯をたいらげた。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年09月03日 撮影地:岩手県平泉町