写真1 水稲苗を育てる温室の余分なパイプを運ぶWさん(81歳) お元気
写真2 Wさん宅の水稲苗を育てる温室(パイプだけ。ビニールをまだ被せてない)
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Wさん(81歳)ご教示のH集落イチゴ選果場(弊ブログ2014年04月01日)へ向かう。
振り返ると、Wさんが曲がった温室パイプを運んでいる(写真1)。
選果場を撮った後、なに、なさってんですか。次のよう。
今年は水稲1.7ha分の苗を300箱から250箱に減らす。
そのため、育苗温室を短くする(写真2)。
短くする箇所の余るパイプを田んぼ脇へ運んでいる。
アラメ・粗めに田植えしても「とり」は変わらない。
すなわち、1株当たりの苗数が少ない粗植でも収穫量に大差ない。
高齢となり、育苗作業がきつくなった。
たとえば、水を撒いた苗箱は重く、運ぶのが大変。
水稲の種は4月初めに苗箱に蒔く。
上記のようなWさんの話を聞いて、昭和1桁世代に敬服する一方で、頑張る昭和1桁世代の引退時期はいよいよ近い。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年03月23日 撮影地:埼玉県久喜市