笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

動きのシュミレーション

2008-11-28 22:45:09 | Weblog
 子ども達は、いつものように練習をしていた。ふと子ども達の荷物をおいてあるところ見ると一見しっかり整頓されているようでされていなかったり、2年生のところは雑然としていた。あたりまえだがやるべきことは学年差は関係ない。整頓しなさいとは言わなかった。気づいていほしいなと言ったら、すぐに行動し始めた。
 このことから、一度試合当日のシュミレーションをしてみようと思った。いつも練習試合や大会で、行動が遅いことを指摘してきたが、そもそもどう動くかをわかっていないことも関係しているように思えたので、いい機会なので一度やってみた。
まず、試合に行く準備をさせてから、試合会場に到着してからの動きをやらせた。荷物をどこに置くか、誰がどのうように動くのかのシュミレーションである。全員の動きのシュミレーションである。試合当日は、無駄なく、スムーズに試合に入るためにもこういう準備も必要だと思った。実際、やってみるとそれぞれきびきびと動いていたが、気づいたことを言ってもらうと、指示を出す人の声が小さいとか本来の役割分担ではないことをやっている人がいたなど改善点するべきところも共有できたと思う。
 動きのシュミレーションから、実際に試合をさせてみた。途中、どんな状況でも次の1点をどうとうろかで盛り上がるバレーをしようと伝えた。そのためにもサーブミスをしないことが大切であることも伝えた。まだまだではあるが、これから言い続けていきたい。白熱した試合をしていて、見ていてとても楽しかった。ただ残念だったことは、白熱するあまりにジャッジに対しての不満の態度を見せる子が何人もいたことだった。白熱するあまり、つい出てしまうだろうが、私はそれはいけないことだと諭す前に、そういう態度を見ている人はどう思うだろうかと子ども達に尋ねた。こういうときにこそ、バレーを通じて、人としてどういう行動するかを教えるときだと思った。子ども達はどれくらいきづいてくれただろうか。さわやかで感じが良くて、でもやるときにはきっちり仕事ができるような人に育ってほしいと思う。
コメント
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