笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

今の指導に欠けているもの

2011-05-27 23:41:29 | Weblog

 最近、バレーの子供たちと練習をすることが楽しい。今までも楽しかったのだが、今までよりも楽しくなってきた。それは、私が無理をしていないからかもしれない。今までは、指導しよう、うまくさせよう、基礎・基本を徹底させよう、これだけは身につけさせたいという私の思いが強すぎたように思う。その分、子供たちはそれを時には受け付けないところもあったように今思うと感じる。
 最近は、練習につくのも遅く、できることは限られている。だから、できることをする。短い時間の中で伝えられるものを伝えられるだけ伝える。
 きょうの子供たちの様子を見ていると、コートに入れず、明らかにおもしろくなさそうにしている子がいた。今までなら、直接的に言ったり、追いつめるようなことをしていた。今は、そういう気持ちをどうプラスに変えるかということを考える。その子の態度はチームをよくするためのもしかしたらカンフル剤になるかもしれない。そういう効き目にするために指導者がどう導くかにかかっていると思う。そういうことが指導の引き出しを増やすことにもつながると考える。だから、楽しいし、自分自身を鍛えられるとも思う。
 子供たちには、目先のことにとらわれない、もっと自分を磨くこと、高めることを教えていきたいと思う。技術の指導と並行して人間性の向上を指導していかなければならないと改めて感じる。そのあたりが今の指導に欠けていると子供たちが教えてくれているのだと。日々努力。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする