笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

息子と学ぶ

2011-05-28 23:43:07 | Weblog

 今、息子と『「手塚一志の上達道場」【ピッチングの巻】』というDVDを見ながら、ボールの投げ方、下半身の使い方を勉強している。
 手塚氏は、大学でスポーツ科学を専攻し、日ハム、ダイエー、オリックスでコンディショニング・コーチを歴任。現在は、「BASEBALL DOJYO上達屋」を開設し、プロ野球やオリンピック選手らの担当にあたっている。理論の根本にあるのは、クオ・メソッドである。クオ・メソッドとは、統括連結操作術のことで、骨盤にある弓状線を操作することである。手塚氏は、骨盤力とも言っている。
 なぜ、私がこの本、DVDにたどり着いたかというと、全く野球経験のない息子が野球を始めるにあたり、正しい体の使い方を部活の指導者に教わる前にインプットしておけないかと考えたからである。つまり、故障しない、無理のない体作り、体の使い方をするにはどうしたらいいのだろうかと思っていたからである。そして、本屋さんで数ある野球本の中から選んだのが、「ジュニア世代の骨盤力-野球のピッチング- 投げ方は教わるな!ゴールデエイジのうちに体の動かし方を覚えよう」である。また、サークルスクラッチまで動画で紹介している。切り口こそ違うけれども自然体バレーに共通するものばかりである。なおかつ野球に特化しているので、息子もすんなり体の動かし方をある程度覚えつつある。
 先日、上達屋が販売している商品の中から「ジャイロステック」というものも購入してみた。シャドーピッチングのときに指にはめるもので、骨盤を使った投げ方をすると「ピッ」という澄んだ音が鳴るようになっている。ところが、垂直に振り下ろす投げ方だと全く鳴らない。これも、自然体バレーでの「ひらひら」に共通するのではないかと思っている。
 息子と一緒に体のメカニズムを学びながら、自分の指導の幅が広がっていったり、確認している感じがする。興味のあること、正しいことを学ぶということが本当に楽しい。日々努力。

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