笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

子どもの意欲

2012-09-22 23:39:50 | Weblog

 10月に5年以下の大会があるが、きょうが申し込みの締め切り日であった。残念ながら我がチームは不参加である。6人に満たないからである。人がいなければ試合には出られない。5年生の子たちはさぞ試合に出たかったと思う。子ども達とは、試合に出られなくても日々の練習をがんばるということを改めて確認した。
 チームが置かれている現実を受け止めつつ、次なる目標を考えた。10月末には、市内で6年生も出られる交歓大会、12月には市内大会がある。一つの大会に向けて、今までのポジションを変えて練習をしてみようという提案をした。特に、6年生の子たちはバックのポジションばかりだったので、今度はフロントでアタックやブロックにがんばってみてはどうかと話した。最初は抵抗があった子も話し合っていくうちに納得したようである。そして、身長の低い6年生の子が、さっそくブロックをしたいと言って、少し手が出たことを喜んで私に見せてくれた。できないからさせないではなく、できるように指導することが指導者の役目であると思う。そして、結果ではなく、どのような過程で練習を行っているかを見極めていきたい。
 試合があるから練習するわけではない。しかし、目標を定めることによって、子ども達の意欲につながるのではないかと思う。そして、一つ一つのメニューの意味やねらいを押さえて、昨日よりもきょう、きょうよりも明日につながるような指導を心がけたい。日々努力。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする