笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

辛抱強く

2009-05-25 22:33:47 | Weblog
 きょうの練習は、予定では休みだが、子供たちがやりたいと言ったので、練習日にした。体育館に着くと、サーブ練習をしていた。先日の試合を反省して、サーブを重点的に意識しているようだ。2本連続を入れるというテーマで何回か繰り返しているが、全て入れている子もいる。試合で入っていない子の中にはきょうの練習でもミスをしていた。力を入れすぎたり、リラックスしてみたりと工夫をしているようだが、ちょうどいい加減がわからないようだった。力んでも、力を抜き過ぎてもいいサーブは打てない。その加減は本人次第。試合でその加減が自然にできることが試合で力を発揮するということだろうか。

 きょうは、「試合で競り勝つために必要な動きづくり」を重点的に行った。まずは、ラダートレーニング。リズムよく、テンポよく動けるかをやってみた。リズム感の良い子、テンポの悪い子などがよくわかった。3年生がテンポがよく、将来楽しみなリズムの子もいた。6年生の中では、試合での動きの良くない子は、こういうトレーニングでもぎこちなく、不器用な面をのぞかせる。中学生も来ていたが、かなりきびしいものがあった。
 バレーボールは、リズム感の良い子は動きも良いのではないかという仮説が成り立つように思える。運動神経がよいというのとも違う。ダンスが得意なのとも違うように思う。

 後半の練習では、半身で下がってから前に出る動きを中心に行ったが、下がることはできても前に出る動きが弱いなという印象を受けた。だから、フェイントボール、ポトンと前や真ん中に落とされるボールに対する反応が遅いのだろう。
 3人レシーブでは、ボールを触らない人のボールに正対する動きもリズム良く、テンポ良くといった動きにはなっていなかった。
 何事もすぐには身につかないものである。こつこつとやっていくことだと思う。指導者も辛抱のしどころだし、こういう練習こそ明るく、楽しく、元気よく、雰囲気を盛り上げながらやっていく必要があると思う。日々努力。
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