笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

やるのは自分たち

2009-05-21 22:31:42 | Weblog
 昨日は、十勝NO1チームと合同練習をさせてもらった。子供たちには、自分たちとどこが違うかを感じよう、相手のチームのいいところはどこなのか見つけよう、などと前もって言っておいた。
 相手は、チームワークのとても良いチーム。コートに立っている人も周りの人もみんなでバレーボールをしている感じのするチーム。一人ひとりがとても感じのいいチーム。つまりさわやかである。
 監督さんともいろいろ話をさせてもらった。うちのチームの欠点をズバリ指摘。それも細かいところまで見極めている。分析力に長けている。だからこそ全道でも勝てるチーム、そして全国へと導けるんだなと感じる。私など、まだまだおおざっぱである。監督の器、指導力、自信など全てにおいてレベルが違う。だからこそ、学ぶべきことも多い。たくさんの刺激をもらうことができた。感謝。
 
 さて、きょうは昨日の様子などを踏まえ、来る大会に向けての練習。昨日の練習で得たことなどをみんなで確認して練習に臨ませた。最初は、雰囲気もよい。しかし、すぐに今までの自分たちにもどってしまう。まだ、自然にできない。言われなければできない。きょう私が言った言葉で一番多かったのは、やるのは自分たちだよということ。試合には、必ずピンチとチャンスが交互におとずれるもの。それを自分たちでピンチを乗り越え、チャンスをものにしてほしい。それがチーム力、チームワーク。ボールに触れていない人がいかに動くか。自分の思いを言葉にしてみんなでつなげよう、みんながつながろうということを練習中に何度となく言い続けた。
 最後に、練習を見に来てくれたお母さんに一言コメントを子供たちにしていただいた。急だったにもかかわらず、今の子供たちことをよくとらえたいい話をしてくださった。ありがたかった。「半年ぶりに見ていたけど、6年生のバレーボールをしていないんじゃない?」という言葉が印象的だった。今自分たちが何をしなければならないのか、どういう目標でやっているのか、一人ひとりが考え、思いを強くしてバレーボールに取り組んでいるのかという指摘なのだと感じた。つまり、技術的なことではなく、根本的なことを問われていることを感じた。私も子供たちもやっぱり目先にとらわれてしまっているなと反省。今できる最高の練習をしたい。今自分たちが何のためにバレーボールをしているのか、原点に返って練習をしたい。気持ちを新たに日々努力。
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