
学名:Armeniaca vulgaris(Prunus armeniaca)
アンズには欧州系と東亜系があります。欧州系のアンズは、酸味が少なく、甘みが強くておいしいので、生食に最適です。(...) 東亜系は、多かれ少なかれウメ(Armeniaca mume)が交雑したものが多く、酸味が強いです。(みんなの趣味の園芸「アンズの基本情報」)
英語で アプリコット と言います。 それで思い出したのですが、・・・
シリアの首都ダマスカスの近郊には グータ・オアシスと呼ばれるアプリコットなどを栽培する農園がありました。 岩石砂漠がほとんどのこの国で グータ地区は緑の楽園でした。 アラブの英雄サラディーンがこよなく愛した土地です。 私たちも 季節になると 調査と称して アプリコットを食べに行ったものです。
アンズは生食したことありませんが、 アプリコットは食べました。 アプリコットとアンズとは別の果物だと思ってました。

中国北部で形成された東洋系の品種群には、ウメとの交雑の痕跡がある。原産地は諸説あるものの、中国の山東省、河北省の山岳地帯から中国東北地方の南部とする説が有力とされる (wiki 「アンズ」)

3月下旬に咲く花は、果樹の中では群を抜いて美しい。ウメやスモモに似るがこれらよりも大きく、花数も多い。(庭木図鑑 植木ペディア > アンズ)

アーモンドやウメ、スモモの近縁種であり、容易に交雑する。ただし、ウメの果実は完熟しても果肉に甘みを生じず、種と果肉が離れないのに対し、アンズは熟すと甘みが生じ、種と果肉が離れる(離核性)。 (wiki 「アンズ」)

杏の特徴は、花が咲いた時に、萼(がく)が反り返ること。
梅桃桜は、萼は控えめで、花に寄り添っているのに対し、
杏の萼は、まるで反抗期のこどものように反り返ります。
(トラジャのとにかくやってみよう「梅、桃、桜。ついでに杏。見分け方ってあるの?」)