さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

クリスマスの朝

2009年12月25日 09時30分54秒 | Web log
昨日は最後の買い物に追われ、その後友達家族とピザを持って
公園に行き、遅くまで飲んだり、食べたり、おしゃべりしたり。
ジョナサンとベンジャミンも友達と公園を縦横無尽に走り回り
楽しい時間を過ごしました。

12月に入ると、日本でいう年末助け合い運動のようなものが
オーストラリアにもあって、Christmas Appeal というのですが
赤十字や救世軍が中心となって、貧しい家庭に食べ物やプレゼント
を配る運動があります。

ショッピングセンター内に箱を置き、プレゼントをもらえない
子供のために、食べるにも大変な人のために匿名でプレゼントや
腐らない食べ物を買って、箱に入れ、赤十字がそれを必要とする
家庭に配ります。

マイクはそういう慈善活動にすごく思い入れが強く、募金活動を
している人をみると避けて通れない人でありまして、昨日も
ジョナサンとベンジャミンを連れてお店に買い物に行き、
恵まれない子供のためにプレゼントを買ってあげ、箱にいれてました。

国を挙げてのそういう精神、活動はすばらしいことだと思います。

ジョナサンやベンジャミンにも、自分がプレゼントをもらうことに
浮かれていないで、恵まれない、不遇な状況にある人々を思う日で
あって欲しいと、『なぜ僕たちは買い物に来たのか』、『世の中には
プレゼントすらもれない、食べ物すら自由に買えない人がいるのだ』と
会話の中で軽く伝えてました。

子供たちが成長と共に、その意義を深く心に刻んでくれれば、と
願うものです。

で、今朝・・・

ジョナサンは、夜がやっと明け始めた頃から眼を覚まし、わたしの
部屋に侵入してきて、サンタからのプレゼントが気になってしょうがない
様子。

『起きてもいい?』

『ダメ!』

『眠れない・・・』

『寝なさい!』

でも、まったく効果はなく。

ダディに確認。

で、プレゼント一個だけ開けて、テレビをつけて1人遊んでおりました。

で、7時半になって、再度わたしの部屋にきて、べンジャミンに、
「起きろ!サンタのプレゼントがあるよ!開けたいでしょ?」と
散々言って、(自分が見たいものだから)無理やり起こし、
わたしも起こされ、(昨日寝たの1時半なのに。)

2人してプレゼントに大興奮。

先日、友達が遊びに来たときに、その子が
「サンタはいないんだ。マミーとダディーがサンタの振りして
プレゼントを置くんだ」と話始め、ジョナサンもいい気になって
「そうだよね、サンタなんていないんだよね」と話していたので、

わたしが「信じない人のところにサンタは来ないんだよ。だから
プレゼントがもらえなくなるんだよ。」と言ったら、その友達も
ジョナサンも一瞬にして顔色を変えておりました。

「プレゼント」この一言は、一瞬にして疑いを一蹴してしまう
ようで、効果は絶大。

かわいいものです。

サンタ伝説に対する色んな意見があるようですが、
わたしは全然問題ないと思っています。

ああいうのが子供の物欲を助長するのだ、とか
親が率先して子供に嘘を教えるのか?とか
クリスマスの本当の意味から逸脱しており、
キリストの誕生よりも、サンタとプレゼントの
意義のほうが大きくなるとか、

言う人がいますし、そう思うのは自由だと思いますが、

自分が子供の頃の暖かくて、ワクワクのクリスマスの
思い出を思いだすたびに

「出来るだけ長く長く信じていたほうが、幸せなんだよ」と
思う私とマイクでありました。


署名

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