さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

取調べの全面可視化を支援する議員連盟に頑張って欲しい

2011年01月05日 09時56分15秒 | Web log
<前回の続き>

ということで、繰り返されるえん罪がどうにかならないのだろうかと考えるとき、
これは、国政に反映されなければ、いくら正義を叫んだところで、結実されないと
思っちゃうわけです。

政治活動などというと、胡散臭いというか、なんというか、抵抗を感じてしまう
わけですけれども。

政治に手を染めること=汚い といった勝手なイメージがどうも先行してしまう
のですけれども。

お金の問題がいつも絡むからかなぁ。

ま、それはさておき。

国会議員の中に可視化実現にむけての何らかの活動グループがないのかなぁと
調べましたところ

そうしたら民主党内に 『取調べの全面可視化を支援する議員連盟』というのが
ありまして、勉強会を開いたり、法務大臣に申し入れをしたりしていることが
わかりました。

マイクからイギリスの司法システムについて色々聞いていて、イギリスに学ぶべき
点が沢山あるなぁと思っていましたら、

その可視化支援の議員連盟主催で「イギリスにおける取調べの可視化最新事情」
というタイトルで日弁連が行ったイギリス視察の報告会が行われていたりしている
ことも知りまして。

頑張っている人は頑張っているんだなぁと思って、安心しました。

民主党は色々と問題あるようですけれど、でも民主党が与党になっているうちに
この件は是非進めて欲しいと個人的に思うんです。

民主党の指導力のなさで、自民党が与党だったほうがマシだったかも?と思っている
人も多いと思いますし、わたしも「民主党もなんだかなぁ」と思っていた(思っている)
ところなのですが、でも、可視化実現の反対を表明している議員に自民党議員がわんさか
いるということを知りまして、以下、あるブログに掲載されていて可視化反対の自民党議員
の名前を列挙いたします。

自民党(45人) 町村信孝(北海道5)、伊東良孝(北海道7)、江渡聡徳(青森2)、大島理森(青森3)、
木村太郎(青森4)、永岡桂子(茨城7)、茂木敏充(栃木5)、新藤義孝(埼玉2)、林幹雄(千葉10)、
森英介(千葉11)、小池百合子(東京10)、下村博文(東京11)、鴨下一郎(東京 13)、平沢勝栄(東京17)、
田中和徳(神奈川10)、小泉進次郎(神奈川11)、宮腰光寛(富山2)、稲田朋美(福井1)、高木毅(福井3)、
棚橋泰文(岐阜2)、高市早苗(奈良2)、田野瀬良太郎(奈良4)、松浪健太(大阪10)、西野陽(大阪13)、
西村康稔(兵庫9)、石破茂(鳥取1)、赤沢亮正(鳥取2)、阿部俊子(岡山3)、加藤勝信(岡山5)、
安倍晋三(山口4)、後藤田正純(徳島3)、平井卓也(香川1)、鳩山邦夫(福岡6)、麻生太郎(福岡8)、
武田良太(福岡11)、園田博之(熊本4)、金子恭之(熊本5)、古川禎久(宮崎3)、小里泰弘(鹿児島4)、
佐田玄一郎(比例北関東)、近藤三津枝(比例近畿)、柳本卓治(比例近畿)、村田吉隆(比例中国)、
河井克行(比例中国)、山本幸三(比例九州・沖縄)

聞いたことある名前が結構ありますよね。

何故、可視化に反対なのか、反対者の意見を聞いてみないことには何ともいえないのですけれど。

でも、えん罪被害者のことを思うと、極々単純に『可視化は必要だ』と思っちゃうんです。

だから次の選挙でも、可視化実現のためには、なんとか民主党に頑張って欲しいと思うのですが。

国の財政についての懸念もあって、ばら撒き予算で民主党はかなり叩かれているので不安になってしまうのが
本音でありまして。

難しいところです。

とりあえず「取調べ全面可視化の実現を支援する議員連盟」の会長は川内博史議員で
事務局長はつじ恵議員です。

つじ恵議員の公式ページに行くと、氏の政策が分かります。

つじ恵の原点 <ホームページより抜粋>

『「強ければ正しい、弱者は悪い」。この風潮に真っ向から立ち向かいたい。
社会的弱者であるがゆえに不当な苦しみを強いられているひとりひとりを守りたい。
この想いで、30年間もの間弁護士として闘ってきました。

そして痛感したことがあります。本来ならひとりひとりの幸せを守るべき国家が、
そこで働く役人たちの保身に利用されていないか。本来なら基本的人権を擁護するために
存在する公権力は、ときに凶暴な凶器となって人権を侵害していないか。
恣意的な公権力の行使があったとしても、官僚組織の闇が国民の前に立ちふさがり、
「正義」の光が当たらないのではないか。

一部の人の利益ではなく、すべての人に幸福を。
人びとを社会的不正から守り、さらには若者の可能性を伸ばし、すべての人たちに生き甲斐を。
これらを追求することに国家の存在理由があるはずです。
この想いが55歳にして政治家に初挑戦した原点であり、つじ恵の政治活動すべてを貫く
指針であります。』

こういう議員は是非とも応援したいなと思いますです。

ので、注目し続けたいと思います。

ちなみに、えん罪被害者を支援する活動が、共産党内にもあるようです。
国民救援会という組織も、えん罪被害者の支援活動を行っており、全国の共産党員によって
構成されているようです。

署名

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