さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

キャンプの話 余談 その1

2011年01月14日 10時24分06秒 | Web log
ベンジャミンはきゅうりが大好きで、毎日、食します。
にんじんも好きで、一本丸ごとがりがりします。

キャンプ場でも、きゅうりは彼の必需品。

買出しに行ったとき、もちろん買いました。

こっちのきゅうりは、日本のきゅうりと違って、とにかくでかい。

一本で、日本のきゅうりの5~6本分ぐらいはあるような感じです。

で、夕食の準備のために、テントから台所用品、食材その他もろもろを
ひとりで運んでいるときに、どうもプラスティックの買い物袋から
きゅうりが落ちたようでした。

わたしは気付かずそのまま歩き続け

キッチンに着くと

おばちゃんが、わたしの後ろを歩いていた男の人に

「きゅうり見つけたの?????? 今日のサラダに使えるわね!!!」

と叫んでいた。

で、「何?」と思って、自分の持ち物を見たら

きゅうりがなかった。彼が持っていたのは、どうも私のきゅうりである可能性が高い。

私は彼のすぐ前を歩いていたし、荷物を抱えていたし、

ちょっと考えたら、わたしが落とした可能性があることぐらい、気付いても
よさそうだろうに。

と思って、むかついた。

でも、他の人が落としたものかもしれないし、すぐに疑えない。

ベンジャミンの大好きなきゅうりなのに・・・

で、マイクに『きゅうり落としたんだけれど、どこかに落ちていないか見てきて!』と
お願いしたけれど、案の定なかった。

こちらには Finders Keepers という言葉があって、日本語では「見つけたもの勝ち」とでも
訳すんでしょうか? 見つけた人が、それを自分のものにできるという意味で使われます。

だから、置き忘れたりした場合、高い可能性で無くなってしまうことが多いんです。

それも自己責任になるのでしょうが。

だから、外国人が日本に来て、落としたものが見つかった!とか、交番に届いていた
とか、タクシーの人が届けてくれたとかでよく驚くのは、外国では Finders Keepers 
という言葉のせいで、見つけた人が自分のものにしてしまうからなのではないかと思います。

きゅうりだから、別にいいけど。

でも、気分はあまりよろしくないです。

日本だったら「きゅうり落としませんでした??」って聞かれる可能性が高いよなぁと
思うと、なおさら悔しく、そしてむかつくのでありました。

でも、ここは日本じゃないからなぁ・・・

仕方がありません。

署名

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