だから僕はひとりで旅に出る

人間は汚い。人間は醜い。人間が怖い。だから僕はいい人に会いたくて旅に出る。オープンウォータースイマーの練習と大会の記録

湯原温泉

2008年09月28日 15時11分45秒 | 一人旅

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蒜山高原から湯原温泉はとても近い。せっかくなのでドライブコースを遠回りして気持ちよく湯原へ。昼前に到着してしまったので早速「露天風呂西の横綱」砂湯へ入った。周りを山とダムに囲まれ、開放感があった。

2時間も入っているとあまりの空腹のため一度上がった。砂湯のすぐ近くにある昭和時代の香りの喫茶店に入ってみた。こういうひなびた温泉街の食事は大抵酷いと相場が決まっている。店内は予想通り片付けられていなく、清潔とは言えない店内。メニューも「何でもある。しかし、おいしいものは何もない」という感じの店だった。しかし、他に食事が出来そうな店は無いので入ってみた。メニューに「広島風お好み焼き」がある。先月、家族で広島に旅行に行き、お好み焼きの食べ歩きをした。試しに食べてみようと思いオーダーしてみた。これがまた、期待を裏切られた。本場の有名店に引けをとらない旨さだった。これは驚いた。

030 今日の宿は「湯原国際観光ホテル 菊の屋」だ。温泉宿で一人で宿泊できる宿は少ない。この宿には夕食なしの一人プラン8600円があったので利用した。しかし、失敗だった。

チェックイン時から他の客と扱いが違う・・・。一人客は温泉宿にとって「おいしくない」のだろうが、終始惨めな気分の宿泊だった。最も惨めだったのは、じゃらんのプランの特典が、一切無かったことだ。新聞はもらったがチェックインの日の朝刊をチェックイン時にもらった・・・。それもう古新聞だよ・・・。          

029 仕方ないので、砂湯だけを満喫することにした。砂湯は何度か入っているが、20年前に比べ泉質が落ちたように思う。川底の苔も年々増えている。しかし、毎朝地元のおばあちゃん達が掃除をして清潔さを保っている。

 温泉に入っている人たちのマナーは悪い。悪すぎる! くわえたばこ。吸い殻を川へ投げる。シャンプーでガシガシ髪を洗う。石けんでゴシゴシ体を洗う。飲み物のペットボトルを投げ捨てる。これ全て高齢者だ。私は年寄りが嫌いだ。心が熟成している人にほとんど出会ったことがない。正しく年をとりたいと心から思う。

 夕食は無いので温泉街の居酒屋へ入った。これも全く期待はしていなかった。店内に客は一人もなく、メニューを見ても期待できない。とりあえず生ビールとオススメの白イカ定食というメニューを頼んだ。イカは甘みが強くまあまあだった。ただ、わさびがチューブわさびの最低ランクだったので、わさび好きの私はがっかりだった。しかし、白米が驚くほど旨かった。きちんと炊けていた。こんなおいしいご飯は久しぶりだった。


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