先日角松敏生のデビューアルバム『SEE BREEZE』を買った。
81年の制作なのでもう28年前の作品。
学生時代にテープに録音したものをずっと聴いていた。
高校生までは吉田拓郎などのフォークを中心に聴いていたので、初めて聴いた角松は都会的な印象があって新鮮だった。
さすがにテープはもう苦しい・・・
数年前から、CDショップを覗いては、このアルバムを探し続けていたけれど、どこのショップにもなかなか置いてない。
廃盤になったわけではないので、ネットで買えば早いけれど、こういうのは探す楽しみがある。
秋葉原で偶然見つけ、購入した。
久しぶりに聴く『SEE BREEZE』
数ある角松の作品の中でも、一番好きな作品です。
このアルバムにある『STILL I'M IN LOVE WITH YOU』はバラードの傑作だと思う。
失恋した彼の友人のことを唄った歌だと記憶している。
別れを告げられた男が最後に彼女を連れ出し、夜の海を見に行く。
未練がましい男心をさりげない感性で唄うセンスは今でも古さを感じさせない。
角松敏生は、このアルバムを皮切りに、常に良質のアルバムを発表してきた。
この『STILL I'M IN LOVE WITH YOU』は何度かセルフカバーされた曲が発表されているけど、やっぱり、最初のが一番です。