大学時代の友人が撮影したビデオ作品の上映会があり、原宿へ出掛けた。
池袋で共通の友達と待ち合わせて二人で会場へ。
30人ほどが収容できる小さなシアターだ。作品名は『ラッパ保存会記録ビデオ』1993年から5年にわたり保存会を記録したドキュメンタリーである。
昭和54年に軍隊ラッパの楽曲保存、及び戦没者の慰霊を目的に結成された。それ以来毎月、靖国神社と千鳥ヶ淵で吹奏を続ける。
ご高齢なこともあり、以前はきちんと鳴らせた高音がなかなか鳴らせなくなるようなことが描かれている。
軍隊ラッパは口から出す息の調整だけで音階を表現する。特に高音は難しく、訓練が必要だった。
軍隊時代から使っているラッパはピカピカに磨かれてあり、彼らは自分達であつらえた制服を着て、誇らしげに靖国神社を行進して行く。
自分達が一生懸命に身につけた技術を少しでも長い時間残しておきたい。そんな気持ちが伝わって来る。特に思想などとは関係なく、純粋にラッパを愛しているのだ。
軍隊を経験した人は高齢化が進み、彼らを記録するのはぎりぎりのタイミングである。
この上映会があった時点で出演してくれた会員のほとんどの方は他界されたと撮影した友人は寂しそうに話していた。
池袋で共通の友達と待ち合わせて二人で会場へ。
30人ほどが収容できる小さなシアターだ。作品名は『ラッパ保存会記録ビデオ』1993年から5年にわたり保存会を記録したドキュメンタリーである。
昭和54年に軍隊ラッパの楽曲保存、及び戦没者の慰霊を目的に結成された。それ以来毎月、靖国神社と千鳥ヶ淵で吹奏を続ける。
ご高齢なこともあり、以前はきちんと鳴らせた高音がなかなか鳴らせなくなるようなことが描かれている。
軍隊ラッパは口から出す息の調整だけで音階を表現する。特に高音は難しく、訓練が必要だった。
軍隊時代から使っているラッパはピカピカに磨かれてあり、彼らは自分達であつらえた制服を着て、誇らしげに靖国神社を行進して行く。
自分達が一生懸命に身につけた技術を少しでも長い時間残しておきたい。そんな気持ちが伝わって来る。特に思想などとは関係なく、純粋にラッパを愛しているのだ。
軍隊を経験した人は高齢化が進み、彼らを記録するのはぎりぎりのタイミングである。
この上映会があった時点で出演してくれた会員のほとんどの方は他界されたと撮影した友人は寂しそうに話していた。