まあどうにかなるさ

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大人のサザエさん

2009-11-15 13:47:09 | 創作

サザエさんは今年で40周年を迎える。
始まったのは僕が小学校の低学年のとき。

 

ふと、10年後の『サザエさん』がどうなっているか考えてみました。

 

サザエさんは20代半ばくらいの設定だから10年後は30代半ば、マスオは10年後は30代後半といったところ。
タラちゃんは3歳くらいの設定だから10年後は13歳、中学生だ。

 

フグ田家は同居生活で貯めたお金を頭金にして、郊外にマイホームを買っている。
タラちゃんには、妹か弟がいるかもれない。
マスオは同居生活時代、なかなか思うような夜の生活が送れなくて、そのせいで浮気をした。
最近、それがバレて、今では夫婦関係は冷め切っている。
痩せていたサザエはその性格から、今はふっくらとしたおばさん。
あまり自分に厳しくダイエットが出来そうな性格ではない。
反抗期のタラちゃんに手を焼く毎日を送っている。

 

現在の設定ではカツオは小学校の5年生、ワカメちゃんは小学3年生。
カツオもワカメも10年後は大学生。
ワカメの方がいい大学に通っている。
そのせいで、兄弟の関係に微妙な距離が生じている。
子供部屋はワカメが使い、カツオはフグ田家が使っていた部屋を使っている。
カツオが憧れていたカオリちゃんはお嬢様学校へ行ってしまい、今ではカツオの手の届かない存在になっている。
最近、かつての親友だった中島とカオリちゃんが付き合ってることを知り、カツオは愕然とする。

 

波平は50半ばの設定だから、10年後は60代半ば。
定年を過ぎて、再就職している。
フネは、ワカメによく家事を手伝ってもらうが、カツオには小言が多く、カツオは何となく磯野家で居心地が悪い。
波平は二人の子供が社会人に出るまでは働かなくてはならない。
家が持ち家なのが磯野家の救いだ。
だが、家の老朽化が著しく、耐震的にも不安がある。
老後に安心して住めるよう、波平はフネと相談して建て替えを検討しているが、カツオとワカメの就職後の方がいいかもしれないと考えている。

 

波野ノリスケは、新人でも出来るような原稿取りの仕事をしている。
しかも、磯野家へ入り浸っては仕事をサボってばかり。当然、査定も低い。
出版不況の影響で給料やボーナスカットが波野家を直撃する。
その後転職をするが、能天気な性格が災いして、職を転々とすることになる。
酒量も増え、10年後にはタイコと離婚している。
タイコが引き取ったイクラは小学校の6年生になる。
たかり癖のあるノリスケを磯野家もいつしか敬遠するようになっていた。

 


ちょっと、悲観的な10年後でしたね

 

家族は山あり谷あり。
どんな家庭にも一つくらいは悩みはあります。
テレビではわからないけど、現在でも磯野家にも悩みはあるのかもしれません。



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