「サッちゃん」「いぬのおまわりさん」の童謡などで知られる作曲家の大中恩(おおなか・めぐみ)さんが12月3日、菌血症で死去した。94歳だった。
「サッちゃん」は恐らく日本人が最初に触れる別れの歌である。
歌詞は3番まであり、3番の歌詞は少し切ない。
① サッちゃんはね サチコっていうんだ ほんとはね だけど ちっちゃいから 自分のこと サッちゃんって呼ぶんだよおかしいな サッちゃん
② サッちゃんはね バナナが大好き ほんとだよ だけど ちっちゃいから バナナを 半分しか 食べられないの可哀相だね サッちゃん
③ サッちゃんがね 遠くへ行っちゃうって ほんとかな だけど ちっちゃいから ぼくのこと 忘れてしまうだろ寂しいな サッちゃん
このあと、続編を考えた。
④ サッちゃんがね 高校生になったんだ ほんとだよ だけどちっちゃいときの 僕のこと 憶えてないよね 悲しいな サッちゃん
⑤ サッちゃんにね 手紙を書いたんだ ほんとだよ だけど返事はないから 僕のこと 忘れてしまったんだね 切ないな サッちゃん
⑥ サッちゃんがね 大人になったんだ ほんとにね だけど 会いたいから 僕はサッちゃん探すんだ 待っててね サッちゃん
⑦ サッちゃんをね 遠くから見かけたんだ ほんとはね だけど勇気がないから 僕は声をかけられないんだ きれいだね サッちゃん
⑧ サッちゃんがね 結婚するってほんとかな だけど幸せだから 僕のこと頭にないんだろ さようなら サッちゃん
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