まあどうにかなるさ

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不妊治療

2021-10-03 23:26:00 | 社会問題

菅義偉総理が退任して、岸田総理が誕生する。
菅総理、僕は割と気に入っていた。評価できる政策がいくつかある。
デジタル庁の創設や携帯料金の値下げなど。新型コロナの政策でもワクチンの接種回数を周囲の反対を押し切り1日100万回に設定して、一挙に回数を増やした。
それでも支持率は振るわず、1年での退任となってしまった。発信力が少し苦手だったのかもしれないが、寡黙に政策を進める首相には僕は好感を持ったのだが。
僕が菅首相で一番評価したいのは不妊治療の保険適用化である。
我が家でも不妊に悩み、治療を受けた。保険が適用されず、想像以上に金がかかる治療である。当時10組に1組の割合で不妊治療を受けていると聞いたが、現在では5組に1組が不妊に悩んでいるそうだ。
最初行った病院で、子供が生まれる可能性はほとんどないと言われた。
それでもあきらめられず、『医者が進める専門医』という書籍を購入し、お茶の水にある日大駿河台病院に相談に行った。不妊教室などが開催されている不妊治療に実績のある病院だ。
先生から「まずは原因から調べましょう」という言葉をもらい、少し希望を持つ。不妊治療はまずは原因を特定し、タイミング法、人工授精、体外受精というステップで進められる。タイミング法でダメなら人工授精を何度か試み、それでもダメなら体外受精という事になる。
ステップが進むにつれて高額になり、不妊治療は保険が適用されないため100万単位の金額が必要になることも多いのだ。
それでも、人工授精の段階で子供を授かった。とても幸せなことだと思う。中には大金をつぎ込んでも子宝に恵まれない夫婦もいるのだ。
二人目は断念したが、一人授かっただけでもとてもありがたいことだと思う。
金のかかる不妊治療が保険適用になれば希望の持てる夫婦も多いことだろうと思う。少子化対策としても有効だと思う、何故、今までしなかったのだろうと思うが、遅すぎたとしても、この政策は評価に値すると思う。



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