昼食のあとにセルフサービスの安いカフェに行くことがよくある。そこで、以前は目にしなかったが最近よく見かける光景。
特に女性に多いように思うが、カウンターで飲み物を注文してテーブルに座る。そこで、恐らく家から持ってきたであろうラップや銀紙に包まれたおにぎりやサンドイッチをカバンから取り出して食べ始めるのである。これはどうなのだろう?
飲み物は注文しているので店側も文句は言いにくいのか、注意されているところを見かけたことはない。確かに、飲み物一つでも注文すれば客であり、店のテーブルに座る事には何の問題もない。だが、食べ物もその店で注文するのがマナーであるように思う。店側には食べ物のメニューもちゃんとあるのだから。
客の言い分は想像できる。飲み物はちゃんと注文しているのだからお店に損はさせてないでしょ、と。
もちろん、そういう客も注意されれば止めるとは思うが、注意されなければいいというものでもないように思う。昼休みの時間は店員も忙しく、注意したくてもなかなか手が回らないのかもしれないし、昼休みが終われば、恐らく店を出て行くはずなので、あまり目くじらを立てるより、たとえ飲み物だけの注文でも客を失うよりいいと判断しているのかもしれない。だが、そういう客は一度許容してしまうと次からは注意しにくい。1人を許すと、それを見た他の客が持ち込みOKだと思い、結果、本来店へ注文していた食べ物の数が減り、売上げも減少してしまうことになる。
飲食店は店で食べ物を注文してほしいから一生懸命にメニューを考えて、ちゃんと清掃をしてお客を待っているはずである。
飲み物を注文する場合は、客は飲み物を店内で飲む権利を含む代金を払っているが、言い換えれば、その飲み物だけをテーブルで飲む権利だけであると考える。持ち込みの食べ物はNGなはずだ。
万が一、食中毒が出た場合、店側が提供した飲み物に原因があるのか、持ち込んだ食べ物に原因があるのかが分からなくなり、例え持ち込みの食べ物が原因であったとしても店の評判に関わることになる。
店は持ち込みの食べ物は店内で食べないよう注意すべきであり、そういう客が増えないように張り紙をすべきである。
コーヒー一杯で何時間も粘る客もマナー違反かもしれないが、それはまた別問題。最近では「店内での昼寝や勉強などはご遠慮下さい」などの張り紙を散見する。
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