今年も日本漢字能力検定協会から今年の漢字一字が発表された。今年の漢字一字は『密』
新型コロナは他の出来事を何処かへやるほどのインパクトがあり、コロナ関係の漢字であることは想像できた。『疫』という字を予想した人は多かったと思うが、皮肉にも全ての人が避けなければならなかった『密』が選ばれた。
2014年から毎年、自分自身の漢字一字を決めている。一年を振り返るには、ちょうどいい作業であると思う。
2014年の自分自身の漢字一字は『命』2015年は『友』2016年は『成』2017年は『交』2018年は『父』だった。2019年は『登』、ポジティブな漢字を選ぶことができた。
でも、今年はあまりいいことはなかった。
仲の良かった人が癌で亡くなり、その後のコロナ禍のために仕事にも大きな影響が出た。妻の入院、手術。その間、面会もできなかった。暗澹たる気持ちになったこともあり、強い閉塞感が漂う年だった。『登』を選んだ去年の今頃は想像もできなかった年になってしまった。
その中でも小さな出会いがあり、少しコロナの勢いが小さくなった頃にはお誘いもあった。
でも、今年の漢字一字を選ぶとしたらネガティブな漢字を選ばざるを得ない。
今年の自分自身の漢字一字は『塞』にした。
来年は塞がれたすべての事から解き放たれて明るい年であって欲しいと願う。
皆さんにも明るく素敵な年でありますように…
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