セットリスト
ベートーヴェン/リスト編:アデライーデ
シューベルト:4つの即興曲 op.90/D.899
メンデルスゾーン:「無言歌」より
なぐさめ op.30-3
デュエット op.38-6
失われた幻影 op.67-2
ブラームス:8つのピアノ小品 op.76
《アンコール曲》
ブラームス:間奏曲 作品118-2
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」第2楽章
プログラムの曲解説は本人による文章でした。
口語調だけれど、何故このプログラムにしたのかが、よくわかるので好感。
そっか、学生時代の声楽の友人の伴奏の経験とな。
また、あまり、商業的な演奏会では取り上げられることの少ない曲群のように思えて、こちらとしてはうれしい。
プログラム全体を通して、旋律を奏でる系の路線というか、元気よく力強く弾くのとは違う路線。細やかに麗しくな路線というか。
逆に言うと、こちらが耳を澄まし続けることになる曲たち。
弾きこなしてくれていたと思います。彼の味のキレイ系というか。
アンコールも佳かったです。
その2曲めに悲愴が選ばれたのは、ウクライナ情勢を受けてのことかな。
前回のHAKUJUと同じく燕尾服ではなくスーツ姿でした。
途中から上着脱いでいましたが、背中からシャツが出てしまわないか心配になったり(苦笑)。
デビュー当時はスラリとしていたイメージだけれど、ムッチリしちゃったかな?と見えたり。。(苦笑)。