LUNACY

cygnus' blog

山下和美『ランド』第5巻

2017-09-24 19:05:29 | 本・コミック
いつも、この作品には、そこにあるメタファーは何かと考えさせられてしまう。
そして、本巻の杏と平太のエピソードで、重松成美『BABEL』を思い起こした。
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「三度目の殺人」是枝裕和

2017-09-19 20:29:01 | 映画
そこそこ練り込まれたストーリー(脚本というべきか)のミステリー人間ドラマ。
真実とは何か、裁きとは何かの問いかけ。
ただ、やっぱり、どこか逃げている感のある、相対主義の強すぎるまとめ方とも思う。

<三度目の殺人>の意味は観てのおたのしみということかな。でも、すぐにわかります。


それにしても、キャスティングとして、キャラクターが熱くなりすぎるかもだけれど、福山雅治と吉田鋼太郎は、逆のほうが良かったんじゃないか?
あと、出番は少ないけれど、斉藤由貴の演技にツボ。

美術が種田陽平さんでしたね。
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「サーミの血」("SAMEBLOD")

2017-09-17 18:37:52 | 映画
新宿武蔵野館
受賞多数

サーミ人というのは、北欧のラップランドの原住民族のこと。

差別に対して戦うには、体を張るというかタフなことが要求されるということを、つくづく実感させる映画でした。

ウプサラ大学は、僕の仕事の専門分野が得意な大学。どの大学や研究者にも黒歴史はあるだろう。日本の各大学や研究者は、この映画のような形の告発があったときにちゃんと向き合えるのだろうか。


ラップランドの景色にしても、古都ウプサラの街の風景にしても、美しい映像でした。
あと、キスシーンが結構多いね(笑)。


余談。家のどこかに、タワーレコードで買ったヨイクのCDがあるはずなんだが...
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びっけ『王国の子』第8巻

2017-09-15 22:40:50 | 本・コミック
人は誰しも抗いようのない流れの中で生きている、王侯ならなおさら。それをとても感じさせる本巻。
絵柄が、美男美女だらけなのは、まぁ許容範囲か。リアリティがありすぎるとファンタジーが薄れる。

エリザベスI世の生涯を、かなり忠実になぞっているから、後世に生きる僕たちはこの先の展開も推測できるわけだけれど、
影武者が男子だったから(かつ愛していたから)その後の孤独を受け入れるという設定は、つくづくよく考えたなぁと思うんでありやす。
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清水玲子『秘密 season 0』(5&6)

2017-09-15 22:32:27 | 本・コミック
コレ、随所にコメディがあるから読んでられるんだろうな(笑)。そうじゃなかったら、結構、シリアス過ぎてつらいかも。
薪のキャラとか。

今度のエピソードは、ラストは、ハッピーエンドじゃないね。ちょっとジワリと怖いというかエグい。
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『禅と骨』

2017-09-03 16:59:38 | 映画
ポレポレ東中野
中村高寛監督

ヘンリ・ミトワ氏(日系米国人の禅僧)の生涯を描いた作品。
ドキュメンタリーだけれど、一部、ドラマ。
妻&娘の女性陣が魅力的でした。

ミトワ氏の出家の理由がよくわからなかったな。


ドラマ部。ウエンツくん。
もっとお芝居&ナレーションうまくなろう!(笑)
ちょっと苦しかったかも....。
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中銀(なかぎん)カプセルタワービル

2017-09-03 13:06:10 | 街・散歩・小旅行
黒川紀章のメタボリズム建築の代表作。

見学してきました。面白かった。

ただ、やはり、住むにはツラいかもなぁと思った。
(もちろん設計当初からセカンドハウス、オフィスに近隣の書斎としての用途の部屋だからな)
僕は、持ちモノが多すぎるのだと、再認識。


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