LUNACY

cygnus' blog

斎藤環『世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析』

2012-08-31 12:19:16 | 本・コミック
面白かったです。
「本宮ひろ志テスト」には爆笑しましたが、使える!と膝を叩きそうになった感じです。

僕が、周囲との会話が噛み合ってないときは大きく二つのパターンがあって、ひとつは理系なのに徹底的に文系的な思考や作法でコミュニケーションしようとするとき、もうひとつが、ヤンキー的な文化圏に親和的な言動をとるときなんだけれど、それを確認できた感じです。
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「ラッキー Are you LUCKY? 」村上かつら

2012-08-27 08:26:14 | 本・コミック
これは、このお方の作品定番の青春恋愛のセツナイ系ではなく、家族愛+少年の成長のじわじわしんみり系。こんな作品もあったんだね~。
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『アオハライド』第5巻

2012-08-26 21:14:41 | 本・コミック
新キャラ菊池冬馬の襲名披露の巻ですな。他にも女子新キャラも出てきたし。面白くなってきましたね~v(^-')b

あぁ~でもオレにはこんな高校生活はなかったなぁ~(シクシク。
よく、結婚披露宴の新郎のライフヒストリー紹介で、いじめられていたわけじゃないのに、高校3年間を暗黒として塗りつぶしたり空白にしちゃうの見たことあるけれど、その気持ちすごくわかる。

というか、いい加減、こういう少コミで、青春追体験したり疑似恋愛しちゃう自分をやめたい。。。。非リア充な自分を自分で証明しているようなもんだもんな(笑)。
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『ピアノの森』第22巻

2012-08-26 20:59:40 | 本・コミック
アレグラ・グラナドスってキャラクター、アリス・紗良・オットに見えてしょうがない(笑)。

んで、佐賀先生ついにマリアの正体を知ると(笑)。

でも、今巻でもまだカイ君の演奏は始まらないのねw。
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「おおかみこどもの雨と雪」細田守

2012-08-12 23:15:31 | 映画
@池袋HUMAX
日テレが資本のバックアップしたせいかは知らないけれど、夏休み東宝アニメとしては、結構イイ線いっているんじゃないでしょうか?大人が観ても十分たのしめる作品かと。
僕もキライじゃないです。

オオカミじゃなくて人間だったとしても、僕は母親・花(CV宮崎あおい)のようなタフな親になれそうもないです(苦笑)。
あと、オオカミだから「もののけ姫」を思い出すシーンがあったり、手塚治虫「ジャングル大帝」を思い出すシーンがあったり(笑)。

子役の声の出演は知らないコたちだった。確かにちょっとこの辺、僕は疎いよな。
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「先生を流産させる会」

2012-08-11 21:29:42 | 映画
@シネマジャック&べティ
タイトルからして強烈ですよね。
実話を元にしているけれど、どこまで人間って残酷になれるんだろ?なんてことを考えてしまいました。
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「かぞくのくに」

2012-08-11 19:03:19 | 映画
@テアトル新宿

安藤サクラ×井浦新主演
在日2世の監督さん。自伝的なストーリーとのこと。

情感に訴求力ある設定と脚本ゆゑに、かの国の理不尽と自由な日本の対比が際立つ。

久しぶりに、映画館で涙。
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"WE NEED TO TALK ABOUT KEVIN"(邦題「少年は残酷な弓を射る」)

2012-08-04 16:40:32 | 映画
第64回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品

邦題はネーミング失敗だな。

少年犯罪について問いを発している映画。
連合王国のBBC制作なので、そこそこ骨太な仕上がり。
音楽もこだわろうとしていた(けれど、個人的には。。。
日本のテレビ局もこのレヴェルの作品を期待したいところ。

少年犯罪に限らず、社会の問題に対して、脊髄反射的な反応していては、何の解決にもならないってことは確実。頭においておきたいですね。

あと、ラストは、修復的司法のあり方について社会に対して確認(欧州的には)メッセージにあたるのかな?と。

主演のティルダ・スウィントンを、どこかで見てると思って、公式サイトアクセスしてわかった。デレク・ジャーマンの作品群だった。
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外山啓介ピアノ・リサイタル「展覧会の絵」

2012-08-02 08:34:28 | ピアノとクラシック
@サントリーホール

モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397
ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 op.66
ショパン:幻想曲 ヘ短調 op.49
リスト:ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」

ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」

<アンコール>
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ギロック:ウィンナーワルツ

超久しぶりの外山クンです。
全般的な印象は、練習して臨んできたねv(^-')b
今までがスケジュール詰めすぎ(&演奏会の曲目の大盤振る舞いしすぎ)ってのもあったけれど。
やればできるコw。というか、サントリーの公演では久しぶりに満足度高い演奏会でした。
ファンやめなくてよかったと思いました☆(笑)
あ、女性ファンから髪型がイマイチとの評のようだけれど、アタシ的には問題ナシ。

モーツァルトの幻想曲。
久しぶりに、はじめの曲で結界張ってる感じw。
これでこけなかったし、ホッとする(笑)。

ショパンの幻想即興曲。
ちょっ、速っ!(笑) もうちょっとゆったり弾いて聞かせて欲しかった気もする。
けれど、粗くない。叩いていない。よしよし。

ショパンの幻想曲。
中盤の前半が、(僕が)ちょっとリズムが取れなかったかな。
何て言うんだろう、自分でテンポを感じて打つのではなく、聴衆を自分のクロックにひきこませるっていう感じが欲しいんだよね~。
でも、後半は、だいぶよくなってた。

「ダンテを聞いて」
ちょっとへばってたかにゃ?

全体を通して思うのは、良くも悪くも色気というか艶やかさがないかなw。
でも、良い意味で、ギラギラしていないギトギトしていない。かといって、ゲイっぽい・ゲイゲイしいわけでもないw。
無性性って言えば良いのかな?そんな感じで、流麗でした。

んで、「展覧会の絵」
総評としては、高校の音楽の時間に聴かされたピロコ先生のLDと違った趣で面白かったな、と。
結構、(聴く側として)のめり込めていたようで、あっという間に「キエフの大門」になっていた感じ。

イントロのプロムナード。
何故か、ソーファーシードファレーが、何故か、ラーソードーレソミーと一音上がって聞こえる(笑)。
大丈夫か?オレの耳(爆)。

んで、息をつかせずに第1曲「グノームス」へ。
ココは一呼吸おいてよかった気もするのだけれど....。ちょいと不自然だったかも。
他も、続け弾きが基本だったよね。
でも、第9曲「バーバ・ヤーガの小屋」と第10曲「キエフの大門」の間。
逆にこれは間を置かないないで成功していたと思う。うまく、巻いてくれたな、と。

欲を言えばの話ですが、第9曲「バーバ・ヤーガの小屋」が最初から強めぎみで、途中の山場に持って行くクレッシェンドが、ちょっと足りなかったかな、と。

ただ、全体を通して本当にキレイで流麗なんですわ。
とくに、第7曲「リモージュ」とその前の第5プロムナードが、ホントにおぉ~都会の華って感じでした(笑)。

イメージ語りで悪いんだけれど、箱根ラリック美術館(行ったことないけれどw)よろしく、ステンドグラスに囲まれているというか、この展覧会の絵は油絵じゃなくステンドグラスの絵なんじゃないかと(笑)。
ウクライナのキエフじゃなく、モスクワもすっ飛ばして、文化と芸術の花の都サンクト・ペテルブルクに行っちゃったみたいw。
ムソルグスキーじゃなく、チャイコフスキー聴いているみたい
ところが、困ったことに、これが全然悪くないw。聴き心地が佳いのだ(爆)。

まるで、

♪そうさ100%チャイコ もう弾ききるしかないさ
  ペテルブルクの輝き 永遠に忘れないでね

ってなモードw。#キエフはどこへ行った(笑)。

んでね~思うんだけれど、B-durで始まってEs-durでキメるという調性がヤツを無意識に燃えさせるんじゃないか、と(イヤ、アタシが萌えるってのもあるんだけれどw)。
あのコは抜け出したいのかもだけれどw、肌感覚にB/Es/Asが染み込んでいるんだと思うw(←かなり決め付けw。

独断と偏見にまみれたレポ。とりあえず、こんな感じ。おしまい。
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