LUNACY

cygnus' blog

外山啓介ピアノ・リサイタル「プレリュード」 (2024.9.1.sun)

2024-09-01 17:30:11 | ピアノとクラシック
於:サントリーホール
ドビュッシー:『前奏曲集』より 
       亜麻色の髪の乙女 L.117-8
       ヒースの茂る荒地 L.123-5
ラフマニノフ:前奏曲「鐘」嬰ハ長調 op.3-2
ワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死 S.447
ショパン:3つのマズルカ op.59
ショパン:舟歌 op.60
ショパン:24の前奏曲 op.28(全曲)
 ※ 第15番変ニ長調が「雨だれ」として有名
<アンコール>
J. S. バッハ:『平均律クラヴィーア曲集 第1巻』よりプレリュード ハ長調 BWV.846
ドビュッシー:月の光 L.75-3

ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」、ワーグナー=リスト編「イゾルデの愛の死」、ショパン「舟歌」といったあたりは、さすがに弾き慣れた感じがあったと思う。安心して聴いていられた感じというか、こちらも次はこう来るなってのがわかる感じになっているというか。僕は、外山くんの演奏する「イゾルデの愛の死」は好きだな。
ラフマニノフ「鐘」。昔、ソ連・ロシアや東欧の映画で教会、つまり、東方正教会の鐘の音が、西欧の映画で聞くものと違うなぁって思ったんだけれど、その感覚を思い出しました。
マズルカは、プログラムの解説にあるとおり、<生き生きとしながらも悲しみも滲ませる>を表現しようと頑張っていたのかな。
24の前奏曲。24曲カウントしようかと当初思ったけれど、途中でわからなくなった(笑)。24の長調&短調を網羅していて、平行調で並べていっているという、構成の面白さがあるんですよね。
演奏は、最後の方、やっぱり大変そうだったかな?

アンコール。
バッハのプレリュード第1番は、グノーが歌を乗せて声楽曲に落とし込んで「アヴェ・マリア」として有名ですね。繊細で綺麗な演奏でした。

幕間はさんで後半になったら、お色直しして登場なすったのは、ちょっとビックリ。
まぁ照明が熱い?暑い?だろうしねぇ。
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