LUNACY

cygnus' blog

「いちまつ捕物帳」第6巻

2017-01-31 19:08:52 | 本・コミック
細野不二彦

これで完結、と。

江戸の街や、江戸時代の習俗について、すごく勉強になりましたわ。
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キム・ギドク『The NET 網に囚われた男』

2017-01-29 23:02:16 | 映画
シネマカリテ

朝鮮戦争は終わってないし、システムの分断は心の分断を生んで疑心暗鬼を呼ぶ。

そして、幸せとは何かの問い。
一面的に定義できるものでは、決してないということ。


資本主義を否定した世界で、身を助けたのはドル札(=資本主義)だったという皮肉。

残酷な取り調べ官役キム・ヨンミンは、どこかで観たことあると思ったら、『殺されたミンジュ』だったか。
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外山啓介ピアノ・リサイタル (2017.1/28)

2017-01-29 17:24:48 | ピアノとクラシック

HAKUJUホール

言い訳にしかならんのですが、先週金曜日に降ってきた仕事が(精神的にプレッシャーが)重くて、リサイタル中も、かなり、上の空状態でした。
寝落ちしていない(はずな)のに記憶飛んでるみたいな。
たとえば、後半、ヴァルスに入っていたのに気づかないとか。
一応、アンコールが一番良かった印象はのこってますが。

こんな失礼な状態で、感想を書くわけにはいかないかな、と思いますので、今回は記録をパスします。


とりあえず、今年はメジャーデビュー10周年を意識していくみたいだね。
逆にいうと、僕のコンサート・リサイタル
通いはその1年前の2006年からだからかれこれ11年か(;^_^A。

あ、会場で、avexのN島さんをお見かけし、レコード会社からはまだ見捨てられてはいないようで、ホッとしました(笑)。
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『世界史としての日本史』半藤一利×出口治明

2017-01-28 00:44:10 | 本・コミック
読むべし。
要するに、この本は、皆さん教養を身につけないと恥ずかしいですよ、という本。
視野の狭さが、社会を衰えさせますよ、という本。

上っ面を滑っているのとは明らかに違う、真っ当な歴史観・視点からの見方(とくに近代について)が勉強になる。
半藤さんが控えめなのも印象的。もっとしゃしゃり出たいだろうのに、抑えてらっしゃったのだろうか。
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山下和美『ランド』第4巻

2017-01-28 00:08:15 | 本・コミック
社会と人間についての洞察力が、相変わらず素晴らしい。
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『曇天に笑う』唐々煙

2017-01-20 23:50:25 | 本・コミック
福士蒼汰主演で、映画化と聞いて興味を持って読むに到りました。

明治期の国家論と組み合わせるのが、ちょっと苦しいという感じがしなくもなかったけれど。
大蛇伝説を僕自身もう少し勉強しようと思いました。

あと、絵柄が独特かも。
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『壊れた心』("RUINED HEART")

2017-01-19 00:08:41 | 映画
浅野忠信・主演、クリストファー・ドイル・撮影
この組み合わせなら、何としても観ておきたかった。

ケヴィン・デ・ラ・クルス監督

90年代にウォン・カーウァイ監督の映画を何本も観ていたから、やはり、クリストファー・ドイルによる映像は懐かしい感じがしました。

台詞がない一方で音楽・歌は多くって、ミュージックPVみたいでした。
GoProを使った撮影も、やはり画角が面白いですね。

フィリピンの都市記録映画としても、秀作。
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銀座でギャラリーのハシゴ

2017-01-15 18:46:09 | 美術展・博物館
★「吉岡徳仁 スペクトル − プリズムから放たれる虹の光線」
銀座資生堂ギャラリー

三宅一生の弟子ということもあるけれど、
物理系出身として、スペクトルという概念には弱い。
大作品ひとつだけだったけれど、他の過去の作品も観てみたいと思った。


★「長谷部宏 写真展「ROCK STARS WILL ALWAYS LOVE JAPAN」~日本を愛したロックスター~」
リコーイメージングスクエア銀座 ギャラリーA.W.P

来日ミュージシャンの写真展。
僕の生まれる前のもあるし、日本の都市の記録にもなっている。
展示されていた作品の中では、THE ROLLING STONESのKeith Richardsと、JAPANのDavid Sylvianのが好き。←って、美男子ってだけかな?(苦笑)←とりあえず、イケ様には弱い(笑)
あと、Duran Duranも、小室哲哉がTM NETWORK結成のときに参考にしたというけれど、そうだよなぁという感じでした。


★「曖昧な関係」展
メゾンエルメスフォーラム

イケメンのギャルソンにドアを開けられて(笑)、超超高級ブランドのビルに入りました。
Sid Viciousの写真が広告にガツンと使われているから、釣られて観に行ってしまったのですが、空間展示作品の背景音楽に使われているだけだったのですね...。自分のリサーチ不足とはいえ、しばしの間、ショックで立ち直れませんでした(笑)。
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チア男子!! ☆GO BREAKERS☆

2017-01-14 20:40:58 | 本・コミック
朝井リョウの原作小説の2度目のコミック化(のはず)。熱くなったという点から、少年ジャンプ化(死語w)という区別もありかな?(笑)
近藤憲一作画、大澤雅仁監修

朝井リョウの母校にあわせて、大隈講堂とか、レストランの高田牧舎とか、まんま写真取り込んで使われますね。
漫画家さん、キャラとか絵柄がストーリーにハマるように頑張ってる感アリ。

高田牧舎は、お世話になっていた先生に何度も食事をご馳走になったところ。当時、いつも、緊張してしまって、給仕さんやマスターやシェフの顔を誰ひとり覚えていない(;^_^A。
ちなみに、かの大学の先生の給与明細には高田牧舎費というのがあって、そこでツケを給与天引きで支払えるというシステムだったらしいのだけれど、今はどうなっているんだろう?


小説だとけっこう長いけれど、コミックだとあっという間だね(笑)。

ラブ分というか恋愛模様は、ウケたw。

それから、自分をライバル視している相手に「君、誰?」って、最強の応答だねw(天然ならなお良い)。

それにしても、このチアも含めて、フィギュアスケートとか、新体操とか、バレエとか、バトン・トワリングとか、男子がやるときに、ビジュアルが不利な子が演技を頑張っているのを観ると、体型が不利な子が競技を頑張っているのと同じようように応援したくなるよね。
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おかざき真理『阿・吽』(5)

2017-01-14 17:47:45 | 本・コミック
空海と最澄が遂に遣唐使として出会いましたね。
テンション高いですね(笑)。

下に書いたように、「沙門空海~」を読んでいたので、本巻後半は、知っていることが、けっこうカブってしまいました(汗)。
橘逸勢は、やはり、優男で、チャらいというか軟弱なワケねw。
あと、逸勢の台詞でわかったのけれど、結局、航海は命がけで難破することもよくあって、そして、唐に行けても20年も戻ってこれないということで、遣唐使=左遷という意味もあったんですね。先進文化を学んでくるということの裏側。

とまれ、空海のように、文で人の心を動かせるようになりたいものですね。
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日本におけるキュビズム―ピカソ・インパクト

2017-01-14 17:30:59 | 美術展・博物館
埼玉県立近代美術館(北浦和)

読んで字の如くの展覧会でした。

萬鐵五郎、東郷青児、松本竣介、難波田龍起、岡本太郎と有名どころを無難におさえた上で、それ以外の人々の作品を集めてました。
もちろん、ピカソも何作品かありました。

キュビズムのコンセプトがよくわかる感じでした。

個人的には、岩手県出身なので、郷土にゆかりのある画家さんの作品に、どうしてもスイッチが入ってしまいました。
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溝口健二『雨月物語』

2017-01-13 07:55:31 | 映画
角川シネマ新宿

新年最初のスクリーンは、名画座で古典。

学生時代に授業で何度か観たけれど、通しで観たことがなかったのです。

上田秋成の雨月物語の「蛇性の婬」「浅茅が宿」の章の組み合わせかつアレンジ。

こんなスト―リ―だったのかと、やっと繋がりました。
前月ここに書いたように漫画版で予習しておいた甲斐がありました。

よく言われるように、美意識に一本筋が通っているのが感じられました。
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「本気の教育改革論―寺脇研と論客14人が語るこれからの教育 」

2017-01-13 07:45:31 | 本・コミック
寺脇研さんの月刊誌(教員向け?)でのインタビュー記事をまとめたもの。

たまたま結果的にそうなったのだろうけれど、対談相手の人々のほとんどが、東大卒などの高学歴者だったのが、ちょっとだけ気になりました。

個人的には、平田オリザさんとの内容が印象に残りました。

それにしても、ゆとり教育は、誤解されているよなぁ...。
批判する人は、まず、寺脇さんの一連の著作を読んで欲しい。
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「玻璃の花 【雪花の章】【紅蓮の章】」

2017-01-13 07:30:00 | 本・コミック
稲荷家房之介

平安朝ロマン2冊完結。

あれこれ(とくに登場人物)盛り込みすぎかも。
安倍晴明の怨念が災禍をもたらしたというロジックも、ちょっとキツいか。どういう呪いががちょっとわかりにくかった。

空海や高野山に関わるコミックを立て続けに読んだせいか、やはり、一度、高野山に行ってみなくてはと思ってます。

コレもBLらしいのですが、ほとんどそんな感じはしませんでした(笑)。←良い意味で誰でも平気で読めるのでは?という意味。
ふたりの愛の物語としては、背景が壮大なお話になっているよね。
それから、僕の場合、犠牲の愛ってどの程度まで実践できるのだろ?
とりあえず、このふたりは心のイケメンなのだろう。


あと、再確認できたのは、あやかし(的なもの)の概念のあるストーリーは自分のツボなんだということ。
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『寝台鳩舎』鳩山郁子

2017-01-12 23:23:57 | 本・コミック
表紙の絵につられてジャケ買い(汗)。
どこかで見たことあるような感覚を覚えたのだけれど、少年たちの配置の構図とかが、遠藤彰子先生の絵に似ているような気がしたせいかな?


戦争中に軍事利用された伝書鳩に着想を得て描かれたストーリー。
伝えることの意味を問うてもいるのかな?
もし、鳩に人と同じような意思があるなら?というのは、考えもしなかった。
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