練馬文化センター大ホール
1. チャイコフスキー 歌劇「エフゲニー・オネーギン」作品24より《ポロネーズ》
2. チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 作品23
(encore) カプースチン 8つの演奏会用エチュード第7番間奏曲
3. チャイコフスキー 交響曲第6番ロ短調《悲愴》作品74
練馬文化センターに行くのは18年ぶり(汗)。
気が付けば、飯森さんの指揮する演奏会は初めてだな。
ただ、メアテは、ピアノ男子チェックで、高橋優介クン(笑)。
会場に入っておや?と思ったのが、普段見慣れているパターンと違って、舞台下手にチェロさんコントラバスさんが配置されていて、ストリングスさんの高音から低音への並びが逆らな~と。まぁ、どうでもいい。
「エフゲニー・オネーギン」ポロネーズ。
何度も聞いたことあるけれど、ロシアらしい、チャイコさんらしい、佳い曲ですね。
それで、先に、《悲愴》の感想を書いておくと、まず、最後の余韻がすごかったですね。飯森さん、動かないw。
ほかに、第3楽章の終盤の盛り上がりも迫力ありました。であるがゆえに、第4楽章の悲愴の感覚を深くするのでしょう。
飯森さんの指揮は初めて見たのですが、肘から手先をしなやかに使ってらっしゃる印象。
オーケストラさん、今日は、金管の音が硬かったかな~、と。もっと、やさしくていいかな~、と。
それで、第10回東京音楽コンクールでピアノ部門第1位&聴衆賞という経歴の高橋優介クン。
初めて聴きました。第一印象は、細っ!(笑)
チャイコさんのピアノ協奏曲第1番。
イントロというか第1楽章の主題提示部は、まずまず上手く入ったなぁと。
鍵盤を叩くのではなく、じっくり押し込む感じの演奏という印象。ダンパーペダルも、踏み込みすぎず。
ただ、中盤の展開部のソロが、あれれ?という感じに。ちょっと、その後も引きずったかな?気のせいか。
あとは、ちょっとスタミナなかったのか、第3楽章は、初めからもっと力強く行っていいと思うんだけれど、ちょっと大人しかったかな。
全体としても、ミスがあったものの、粗さよりも繊細さの方が出ていた感じでそのアタリは好感。
また、手がピョンと跳ねるんだね(笑)。
カーテンコール(に限らないんだが)、お辞儀が深いし、カラダ揺らいでいるし、超初々しくて、あどけなさも残っていて、萌えるw。
あと、ハンカチ忘れて手で汗を拭っていたのも印象的(笑)。
弱冠二十歳(HATACHI)。1994年生まれって...オイラが大学入学した年生まれか(汗)。
今日はイッパイイッパイだったかもだけれど、まだまだこれから場数を踏めば拙さもクリアできていくだろうし、留学も大きな国際コンクールもドンドンチャレンジしていけるから、今後も期待しよう。