夏期休暇最終日。どう過ごそうか考えて、船の科学館へ。
というのも、来月末でいったん閉館だそうなので。
「船の科学館」へ行くのだから、そりゃ船で行かなきゃでしょ!(違っw)
というわけで、日の出桟橋へ。お台場海浜公園行きに乗りましたとさ。
レインボーブリッジが見えてきました。
レインボーブリッジをくぐります。
この前は歩いて渡りましたが、くぐるのも楽しいモノですw。
ゆりかもめに乗り換えて
船の科学館本館
到着。デカイです。数万トン級の船どころか、数十万トン級の大きさでは?
館内展示も、たくさんあって、多岐に渡っていて、ちょっと冗長かな?でも、迫力ある実物大模型も多うござんした。
今はなき東日本フェリー塗色が懐かしくて思わずパシャリ。
戦艦大和のダイキャストも。呉の戦艦大和ミュージアムも行ったことあるから、逆にちょっとショボく感じられたのはナイショw。
ただ、戦艦大和って、空中戦になっている時代にあんな超弩級のもの作って、さらに、あんな攻撃?防禦?のために出撃させるのって兵法的にどうなのよ?ってところはあるわけで。
この過剰な無反省・美談化は困ったモノかとは思いまする。
ってか、今回の東電福島原発事故における経産省って、そのままソックリな事態を繰り返している感じ。
んで、3Fの企画展示エリア。
閉館記念の大きなネタとして、また、事故から100年ということもあって、タイタニック特集。
事故と事故の犠牲はいかにして減らせるのか。やはり、検証は大事ですよね。
それにしても、順路が、あろうことか!(笑)
1F&BF→2F→3F→6Fの順で、階段を上ります。最後の6Fに行くには一応エレベータもありますが。
フツー上の階から降りてくるように作るよね?(笑)
んで、ワンフロアそれぞれが広いのですよ(笑)。
また、この科学館には多目的ホールが1F&3Fより上の階には複数あって、そういう会議・会合・講演にも使われているみたい(または使われていたみたい)。
さらに、
海上保安庁の歴とした仕事場でもあります。
外に館外展示がありまして、南極観測船・砕氷船として活躍した宗谷、青函連絡船として活躍した羊蹄丸が係留されて見学できるようになっています。
宗谷と羊蹄丸(クリックで拡大します)
宗谷は、とにかく狭い!ほとんど冷房無しの空間なので(活躍中としてはモチロン、係留中の現在も空間狭隘で設置できないんじゃないかと推測)、見学客みんな汗だくです(笑)。
羊蹄丸。コレは、結構、思い入れあったのです。僕は、青函連絡船に乗ったことあって(ホントに青函トンネル開通直前だったけれど)、そのときが羊蹄丸だったのです。それが1987年だから、24年ぶり。。。(汗)。
ただ、バリバリ改造されまくっていて、当時の面影まったく無し。残念。
まぁ、とにかく大きな博物館でした。
すべて見て回ったら、かれこれ1時間半どころか2時間近くかかったような気がします。
帰りは、ちょうどタイミング良く、船の科学館の目の前の桟橋から
御座船・安宅丸
に乗りました。ただ、コレ、ちょっとお高い(笑)。日の出桟橋まで1000円取られますw。
中は、御座敷席があります。多分、団体用メイン。
錨も(使ってないっぽいがw)大きくて、さながら「義経千本桜」の「碇の知盛」を思い起こさせます。
ただ、この航路は、いったん湾口の外側へとぐるりと大回りしてから日の出へ向かいます。ので、工場というか埠頭のクレーン群を見学できます(笑)。
なお、安宅丸ってのは、三代将軍・家光公の建造の船にちなんだモノだそうで。
んで、日の出桟橋到着。
そして、時刻表見たら、ちょっと待てば、浅草・吾妻橋行きがあるじゃないですか、と。
えぇい、コーヒーで一服して、今度はコレに乗っちゃえ!(笑)
さて。乗りました。
☆本日、潮位が非常に高いのでデッキ立ち入り禁止(=橋桁にぶつかるから・一本前の便は休航になるほど)
☆ケータイの電池切れ
のダブルパンチによって、デッキから、隅田川の橋の写真(しかも夜景)を撮るのを断念(涙)。
いや、実際、自分の経験の中で、最も水位の高い隅田川でした。デッキに出ていたら、間違いなくギロチン状態。
東京スカイツリーが全区間に渡って眺められて、ドンドン大きく見えるようになるんだろうなぁ~と思っていたら。
意外や意外。結構、スカイツリーが眺められる区間が限定されています。狙う人(笑)は要注意です。
それから、川縁を歩いたときには気がつかなかったんだけれど、首都高6号向島線がホントに邪魔なのね~。
というわけで、船っ!な1日でした。まる。
実は、船の揺動感がまだまだ残って揺れている感じ(笑)。