杜のホールはしもと(相模原市)
もう12年も外山啓介くんのコンサートやリサイタルに通い続けてしまったのか。。。
僕も齢をとるはずだわ(苦笑)。
つまり、いろいろケチつけてきてしまったけれど、それだけ、僕の好みの路線の演奏会ってことなんだろうな、と思う。
本日の演奏も、キレイな演奏でした。
昔から和音の鳴らし方は得意だったようだけど、細やかなパッセージも粗くならずに聴かせるというか、全体的に錬れている感じ。
あと、有名曲が多くて、馴染みやすかったというか、こちらが入り込みやすかったかな。
欲を言えば(前から何回も書いてしまっている気もするけれど)リズム感。ワルツのときにワルツのリズムに引き込んで欲しいかな。
多分、本人の中では、しっかりリズムはカウントされているんだと思うの。
ご本人のご尊顔がよく拝める席だったのだけれど、けっこう目をつむっているよね。
ラストのソナタ第3番は、ブレスが聞こえてきて迫力?を感じました。
~オール・ショパン・プログラム~
ワルツ第1番「華麗なる大円舞曲」
バラード第1番
ノクターン第20番「遺作」
幻想即興曲
ポロネーズ第7番「幻想」
舟歌 嬰ヘ長調
ピアノ・ソナタ第3番
<アンコール>
ワルツ第7番
(この曲だけドビュッシー)ロマンティックなワルツ
大好きになったのは、16年のHAKUJUから。
『10周年記念リサイタル』は、浦安、サントリー、はしもとの3回聴きましたが、今回のはしもとが一番良かったように思いました。
浦安は、初っ端で、聴く側の私が上手く乗れず、置き去りにされてしまいました。ワルツのせいかな?…よく分からない。
サントリーでは、“simple”にこだわり過ぎて、スッ飛んでしまったような演奏に聞こえました。
今度のツアーでは、ご自身もかなり苦悩されたようで、親心(?)のような気持ちも持って応援している私は、とても心配しましたが、ラストのはしもとは、遠かったけれど行って良かったと感じました。
最後に、外山さんらしい丁寧で綺麗な演奏が聴けて、本当に嬉しい!
ソナタのフィナーレのラストは、ちょっと暴走したかな…と思ったけれど、そんなことないですか?
ショパンの作品は、瀟洒で美しいですが、とても難しいのでしょうね。
次は、トッパン。ブラームス&シューマン…難解ですね。
もし、聴きに行かれましたら、またupしてくださいね!
2013年頃から聴いてらっしゃるということは、
昔のやたら叩きまくっていた演奏からやっと脱却できたころからということですね(笑)。
> 聴く側の私が上手く乗れず、置き去りにされてしまいました。
>
ハイ。昔から、よく起きてます(笑)。
一時期、ファン同士でも、リズムで引き込んでくれないことが、話題でした。
僕も、今回のツアーでは、サントリーとこの橋本しか聴いていないですが、橋本の方がよかったかな〜って思ってます。
ソナタのフィナーレ。確かに、いわれてみりゃ、そんな感じでしたね。
というか、いっつも、演奏のラスト曲のラストでは、毎度のことなので、気にしなくなっちゃっていたかもです(笑)。
凸版は行く予定です〜v(^-')b。
今後とも、よろしくお願いします。
外山さんの長年(デビューの頃から⁈)のファンでいらっしゃるのですね。
たくさん聴いてきたことは、本当に羨ましいです。
2013年の頃まで遡って、ブログを読ませて頂きました。
私が聴いた演奏会の記事もたくさん書かれていて、共感する事も多く、一つ々々思い起こしながら読みました。
昨年の演奏会。コンチェルト。。
ベルリン交響楽団とのシューマン、弾き終わった後の嬉々とした姿は忘れられません。
一方、バッティストーニとの共演は、完全に振り回されて、挙句 置き去りにされたようで(当然、最後までくっ付いていったのだけれど・笑)、異様に高揚した会場の中で、私まで一人取り残されたような やり切れない気持ちになりました。
バッティストーニとの相性が良くないのだろうとも思ったけれど、ただの不調だったのかな?
そして、『10周年』については、先日書きました。
あの“ワルツ”をプログラムの最初に置くのは、華やかでいいけれど、難しいのでしょうね。(私は、リズムなんか、ちっとも分からないけど。)
ところで、ポゴレリッチも聴いていらっしゃるのですね?
私は、彼の長いブランク以前、90年代から欠かさず聴きに行っていて、崇拝に近い気持ちを持っていました。
活動再開後も数回聴いて、それこそ憑かれたようになったのですが、その後、アレルギー反応が出て全く受け付けなくなってしまい、
それ以前のCDも聴かなくなりました。
ポゴレリッチは、今、ますます凄みを増して、摩訶不思議で、しかも完璧な演奏をしているようですね。
全然関係ないけれど、外山さんには、真っ直ぐなまま、これからも行って欲しいと思います。
内容 極めて薄いのに、長くて、大変ごめんなさい!
>
いえいえ。どういたしまして。
> 外山さんの長年(デビューの頃から⁈)のファンでいらっしゃるのですね。
>
多分、初めて知ったのが、2005年のはずです。
んで、初めて聴きに行ったのが、2006年5月(だとこのblogに書いてありました(笑))。
> たくさん聴いてきたことは、本当に羨ましいです。
> 2013年の頃まで遡って、ブログを読ませて頂きました。
> 私が聴いた演奏会の記事もたくさん書かれていて、共感する事も多く、一つ々々思い起こしながら読みました。
>
スマホの場合は、ページ上の方の「ピアノとクラシック」、パソコンの場合はページ左の方の「ピアノとクラシック」をクリックしてカテゴリー選択してもらったあと、
そのページの下の方の「次のページ」(スマホの場合)か"Priv Page"をクリックして行っていただければ、以前からの僕のコンサートやリサイタルの鑑賞記録が遡れます。
> 昨年の演奏会。コンチェルト。。
> ベルリン交響楽団とのシューマン、弾き終わった後の嬉々とした姿は忘れられません。
>
僕は行っていないのですが、シューマンについては、かつて、広島でド派手にやらかしたらしく(暗譜失敗)、相当トラウマになっていたとおもうので、その克服が大きいかと思います~。
> 一方、バッティストーニとの共演は、完全に振り回されて、挙句 置き去りにされたようで(当然、最後までくっ付いていったのだけれど・笑)、異様に高揚した会場の中で、私まで一人取り残されたような やり切れない気持ちになりました。
> バッティストーニとの相性が良くないのだろうとも思ったけれど、ただの不調だったのかな?
>
バッティストーニは、単独でも聴いていたので、僕もかなり残念でしたね~。
勝手に、リズム感・呼吸があわなかった問題にしてます(笑)。
> そして、『10周年』については、先日書きました。
> あの“ワルツ”をプログラムの最初に置くのは、華やかでいいけれど、難しいのでしょうね。(私は、リズムなんか、ちっとも分からないけど。)
>
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の最初もワルツのリズムなのに、引き込んでくれないですよね?
そういう感じです。逆に、ポゴレリッチは、一泊目が重く長くて踊れない、みたいな感じでしょうか。
> ところで、ポゴレリッチも聴いていらっしゃるのですね?
>
えぇと、はい。一度、伝説のヒトの演奏を聞いてみたかったので。
> 私は、彼の長いブランク以前、90年代から欠かさず聴きに行っていて、崇拝に近い気持ちを持っていました。
> 活動再開後も数回聴いて、それこそ憑かれたようになったのですが、その後、アレルギー反応が出て全く受け付けなくなってしまい、
> それ以前のCDも聴かなくなりました。
> ポゴレリッチは、今、ますます凄みを増して、摩訶不思議で、しかも完璧な演奏をしているようですね。
>
とりあえず、神経質らな~っていう感じでしょうか。
生演奏では、2回聴いただけですが。
CDで、初めて聞いたけれどときは、クセの強さに何だコレは?状態でした。
でも、サイン会では、オチャメなオジサンのオーラ出してましたよ(笑)。
> 全然関係ないけれど、外山さんには、真っ直ぐなまま、これからも行って欲しいと思います。
>
某高校上がりではないので(笑)、それは大丈夫かと思ってます。
誰かと連んで群れ始めたらアブナいでしょうけれど(笑)。
> 内容 極めて薄いのに、長くて、大変ごめんなさい!
>
いえいえ。お気になさらずに。
丁寧に返してくださって、本当にありがとうございます。
外山さんの記事を主に、ずっと遡って読みました。
面白かったです。
ペダリングのこと、リズムのこと、、ご自身も音楽をなさるのでしょうか?(“当たり”ですか?)
私も、楽しみどころか、ストレスにしかなっていないけど、ピアノのレッスンを受けています。
楽譜を読んで、音を拾っていくのが、とても好き!
外山さんの演奏には、一生懸命さが感じられ、だから、上手くいかないと聴いている方も辛くなってしまうのですが、あの真摯な姿勢を見たくて聴きに行く…というのがありますね。
毎日のように書いてしまって、ごめんなさい…でした。
>
はい、大丈夫です(苦笑)。
あ、前回の補足ですが、某高校というのは、僕の母校のことではありませぬ。念のため。
> 丁寧に返してくださって、本当にありがとうございます。
>
いえいえ。どういたしまして。
> 外山さんの記事を主に、ずっと遡って読みました。
面白かったです。
>
ありがとうございます。
> ペダリングのこと、リズムのこと、、ご自身も音楽をなさるのでしょうか?(“当たり”ですか?)
>
いえ、全然してません(笑)。
ただ、器楽の経験者では、あります。小学校~中学2年までピアノ、中学校では吹奏楽部で、トロンボーンとチューバ、そしてわずかにドラム、大学3~4年のときにシンセサイザー、ってくらいですかね。
> 私も、楽しみどころか、ストレスにしかなっていないけど、ピアノのレッスンを受けています。
>
素晴らしい。
> 楽譜を読んで、音を拾っていくのが、とても好き!
>
僕は、頭の中で音が鳴らせてハーモニー作れたときが好きですね~。
> 外山さんの演奏には、一生懸命さが感じられ、だから、上手くいかないと聴いている方も辛くなってしまうのですが、あの真摯な姿勢を見たくて聴きに行く…というのがありますね。
>
そうですね~。わかりますっ。
> 毎日のように書いてしまって、ごめんなさい…でした。
>
いえ、どそ、お気になさらずに。
“某高校”のところ、よく解りません。
昨夜は、公式サイトのMessage(2/9)を読んで、勝手に安堵し、祝杯を挙げました。
(先日のはしもとでのリサイタルの夜も、なんとなく嬉しくて、祝杯挙げた。。。)
余計な補足ですが、私のピアノ…非常に下手です。
「素晴らしい」の反応に、凍り付きました。(笑)
失礼しました!
ほか、新潟や天神での公演の情報もありましたね。
某高校についてですが(笑)。
藝大に最も多く入る高校のことです〜。
その高校までの繋がりで、在学中も卒業後もつるむらしいですわ。
クラシック音楽で、ユニット組まれていると、その繋がりが元だったりするそうです。
その高校出身とそれ以外の出身(ほぼ単独での乗り込みになる)という心理的な壁(そこまでいかなくとも雰囲気の違い)ができてしまうなかで、彼はサバイヴしてきたわけです(苦笑)。
そういうあたりのことを、言いたかったのです〜。
よろしくお願いします。
こういうことに関しては、よく知らないくせに、書き出したら止まらなくなりそうだし、私なんかが何を思っても詮無いことなので、控えます。
最終公演のはしもとの後から、ずっとお付き合いくださって、ありがとうございました!
トッパンホールでのリサイタルでは、素晴らしい演奏が聴けますように。。。
トッパンは僕も行く予定です。
今後ともどうぞよろしくお願いしま~す。