☆今村カトリック教会(今村天主堂)☆
西鉄の甘木線の大堰駅から徒歩25分。大刀洗町役場前の道をひたすら西へ。
道を聞いた駅のオバチャンは、モノ好きな人ねぇ視線なんだけれど、アタシ以外にもいるらしく(笑)。
かんかん照り午後なので、念のため歩くペースは落として。
でも、西鉄甘木線の車窓から小さくしか見えないのがドンドン大きく見えてくるのはやっぱり、それだけでも、なんか感じるモノあります。
※写真はすべてクリックで拡大します。
コレは鉄川与助の建築で現存する最大のもの。1913年。
また、唯一、長崎県以外にある煉瓦建築教会。
赤レンガ建築を評価してランキングする評議会みたいなところによると、西の横綱らしい(笑)。
アプローチはこんな感じ
この柱は鐘楼になっていて、結婚式のときには新婦が鳴らすらしい。
松と煉瓦教会。日本だわ(笑)。
もう一度最後に正面よりから
白い車は、信徒さんが奉仕活動中であったためです。荷物運んではりました。
こっちから、勝手に行って見せてくれなんて厚かましいことしているわけで、のかせてもらおうというのは筋違い。
んで、そのオジサン。筑後弁がキツかった~。
「撮らないので(聖堂の)中を見ても良いですか?」と標準語できいたら「???なんば言いよっとかわからん」。
まぁ、ただ、この方の案内されながらじゃないとトラブるかもなと思い、聖堂内を案内してもらいました。
カトリック教徒でもなく、建築専門家(大学とか)じゃない趣味人は珍しいらしい(笑)。しかも、わざわざ東京から来るってのはね(爆)。
ときどき、西南学院大学の学生さんがいらっしゃるみたい(だから、確認された(笑))。
このオジサン、西南学院はカトリックって言っていたけれど、やっぱりプロテスタントじゃんか(笑)←帰京後確かめた(笑)。
柱は杉材だそうで。礎石??は、佐賀県の神崎から運んできたそうです。
ステンドグラスは、フランスから取り寄せたものだそうで。
案内された後も、外を熱心に(あっちから見て)撮影しているモンだから、
また、建物巡りながら、案内される(笑)。
「何坪くらいある思うん?」「(え~っとえ~っと)200坪くらい?」
「無か!なか!170坪たい」
(鉄川与助の建築の現存最大規模なのでこういう話しをしたかったのか、と(笑))
あとは、建物の面が東西南北に正対しているのだそうで。
正面からの写真は東からだから、当たり前すぎるくらいに逆光なわけです(笑)。
幕末から明治初期の弾圧で、このオジサンのひいおじいさんは、納骨堂には眠っておられないそうです。
こういう負の記憶の爪痕って、末代にまで残るんですよね。
実は、もぅちょっとゆっくし見たかったけれど、お仕事の邪魔そうだったので退散。
そして、コレが国の重要文化財じゃないのが、また謎です。。。。
んで、帰り道。
久留米で乗り換え時間に、外に出て速攻で撮ってきました。
カトリック久留米教会。1994年竣工だったかな?昔のを摸したみたいです。
とにかく電線が邪魔でしたわ。