LUNACY

cygnus' blog

『天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命』

2011-10-29 20:44:52 | 映画
@k's cinema

見沢サンは興味ある人物で、著作も何作か読んでいるので、公開初日に行ってきました。

とにもかくにも、客層が微妙にいつも自分がみる路線のと違って、戸惑うのでしたw。

狂言回しに架空の人物(双子の妹の設定)が出てきて、インタヴューしながら、見沢サンの人物像を追うドキュメンタリ-。

殺人事件について、かなりしつこく掘り下げていますね~。

でも、人物像についてちょっと深入りしすぎてて、もうちょっと著作の文学性や思想の中身と時代的&社会的位置について知りたかったかなぁという感じはします。
ロフトプラスワンでの映像記録とかもっと引用できなかったのかな?
なんか、そのあたりどこかしらちょっとしたバランスの悪さを感じました。


蛇足。
ラストの皇居のショット。
二重橋を撮ろうとしたんだろうけれど、二重橋が陰に隠れて見えてないのにウケた(笑)。
正門石橋の奥にあるのが正門鉄橋(通称:二重橋)ですわよ~。
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『ラストイニング』第31巻

2011-10-28 08:33:36 | 本・コミック
(本日発売w)読了~☆
面白かった♪
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『サウダーヂ』

2011-10-26 22:23:54 | 映画
ユーロスペース

富田克也監督(『国道20号線』)

とりあえず濃い内容の長編力作ではないでしょうか?

こういう映画を通して、普段の自分では触れることのできない世界を見せてもらっている気がします。

地方都市の経済的に疲弊した現実。
住まう民族それぞれの葛藤と閉塞感。
どこかに行ってしまえば楽になれると思いたいけれど、そんなところはどこにもないという感覚。
それらが非常によく出ていたのではないでしょうか?


あと、宮台真司先生に寺脇研先生がちょい役で出演なさってます(笑)。
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「音楽家をめざす人へ」(ちくまプリマー新書)

2011-10-24 22:17:47 | 本・コミック
テレビによく出てくるブルーアイランド(青島広志)氏の著作。

個人的な事柄が多すぎる印象。。。。正直、よい本じゃないと思う(笑)。

ノッケから、B氏は「(音楽が実は)それほど好きではない」って書いているし(汗)。

クラシック業界って、「門下」でまとまるその徒弟制度というか門閥制度って、ちょっと悪影響が強すぎはしないだろうか?
そのことを感じられたのが、この本を読んでの一番の収穫かな。

でも、音大(含・藝大)ってこういうところ・音楽を学ぶ人たちの像ってのがわかる本。
奇人変人伝は、やっぱり面白いですね(笑)。生徒のみならず教師にも多いそうで。

それから、教師・講師としての辛さもあるようで。
大学側から決められた規則は規則としてあるわけで。
プライベートで教えてはならないっていうけれど、デキの悪い教え子について特訓は、どうしたらええのん?みたいな(笑)。

あと、売れて↑消えて↓行く典型的パターンの説明があってドキリとしたり(笑)。誰かサン大丈夫か?(笑)


余興的なところでは、なぜ、美術学部にビアンが多くて、音楽学部にゲイが多いのかの考察までありますし(笑)。
彼らは悩んだ末にコクって来てるので、拒絶は優しくしてくださいと言う意味のこと書いているし(笑)。
ノンケ的な文脈になるけれど、出産は長期間休みのときになるように、妊娠するなら計画的にとまでかいてあるし(笑)。そんな事例がそれなりにあるのか?(笑)


とりあえず、誰かサンの学生生活を想像する足しにはなったかな(笑)。
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飛鳥あると「ゴーガイ!岩手チャグチャグ新聞社」第3巻

2011-10-13 23:45:02 | 本・コミック
今巻も熱いですね~。
一旦、これで完結なのかな?

高校卒業まで岩手県民だったのに、気仙茶って知らなかったゾ(恥)。
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『とある飛空士への追憶』

2011-10-10 21:25:43 | 映画
@ヒューマントラストシネマ渋谷

その実、そんなに期待していなかったのに(汗)、そこそこ愉しめてしまいました(笑)。
昔からのよくある身分違いの恋の悲運を描いているだけのストーリーなのに、何でのめりこめたのかしら?
原作は読んでいませんが、家に帰ってから、その好評ぶりに驚く始末(恥)。

戦闘シーンとか、飛ぶシーンとか、見せどころもちゃんとありました。ラストの曲芸飛行も、狭い画面のなかでよく長いカット作ったな、と。

シャルルのCV誰だ?と思ったら、神木隆之介かぁ~!わからんかった(恥)。

あと、いろいろな過去のアニメ作品に対するオマージュを感じたのだけれど、気のせい?


それにしても、客席ガラガラだよぉ~><。
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ベルリン・放送交響楽団&河村尚子(p)

2011-10-10 16:59:45 | ピアノとクラシック
@横浜みなとみらいホール

マレク・ヤノフスキ指揮
ベートーヴェン・プログラムで、
『エグモント』
『皇帝』
『英雄』
でした。
って、ナポレオンつながりかいっ(笑)。コレじゃ、ナポレオン・プログラムだな(笑)。

ちなみにアンコールは、
ソリスト:R・シュトラウス『寂しい泉のそばで』
オケ:ベートーヴェン交響曲第8番第2楽章

まず!
プログラムが配られず、欲しいヤツは買え!というスゴい商売w

河村尚子サマは初めて聴きます。
前評判が入りすぎてて先入観抜けないのかもしれません(笑)。
が、派手さ華麗さはないんだけれど、キッチリしっかり弾いている感じですね。
誰かサンはビジュアル含めて華やかさ先行よね、やっぱり(笑)。
ただ、もうちょっと力強く濃ゆいかと思っていたけれども、よく考えたら女性なのだし、コレでいいんだよな、と。
皇帝も、誰かサンは第1楽章でパーンと花火打ち上げてしまう感じだけれど(笑)、第2楽章以降もピアノの聞かせどころって、ちゃんとあるんだな、と。
それから、アンコール曲。この曲、知りませんでした(恥)。
とにかく丁寧な仕事しているピアノって感じでした。

オケ。
ゴメンなさい。う~ん。僕と相性よくないみたい(汗)。
『エグモント』も、なんかどっか。。。(説明できない(汗))
『皇帝』でも、なんかピアノと溶け合ってないところがチラホラというか(リズムでなく音色)。
『英雄』は、イントロで激しい違和感(笑)←コレは指揮の問題かw
速っ!しかもスタッカッートよろしく切っちゃうしっ(爆)。もっと余韻が。。。。欲すぃ。

んで、トランペットも音が汚いときがしばしば、ホルンも変なビブラート乗ってるときあるし。
全体を通しても、弦楽器の音がなんか濁っている気がするねん(笑)。気のせいかな?

ここまで書いて、自分はなんて神経質なんだろうと思った(爆)。


とりあえず、こんなところで。
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ヴェネツィア展

2011-10-09 15:40:58 | 美術展・博物館
@江戸東京博物館1F

キモの作品は少ないのですが、それ以外の作品も人の興味を呼び起こすようなものが多くて、愉しめました。
行ってみたくなる(行ったことないしっ(汗))という感覚になるのもあるのですが、海洋通商国家の一千年の盛衰に想いをはせましょう、という感覚になる展示だったかな、と。
といっても、ひとつ前の日記にあるように、ヴェネツィアについても塩野七生の本で読んでいるから、なおのこと感じるのかもしれませんが。

ヴェネツィアングラスの工芸品もよく大地震直後で余震もさめやらぬなか貸してくれましたよね~。←いや、大きなシャンデリアまであるんですよ(汗)。


ちなみに、待ち時間はチケット購入並びの5分だけでしたが、かなりの混み具合。
これからは、もっと混む一方かと思われます(笑)。
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塩野七生『ローマ人の物語』(文庫版)全43巻

2011-10-08 15:43:39 | 本・コミック
やっと、読了しました!
あしかけ10年ですね!
2002年から毎年9月の恒例行事でしたw。

このローマのほか、ヴェネツィアや、チェーザレ・ボルジア、ルネサンス、マキアベッリなど、かれこれ文庫版で塩野七生サマを50冊以上読んでいることになります。
というか、おそらく、相当染まってしまって、アタシの思考回路には塩野七生的な思考や思想が、かなり根付いてしまっていると思われます(笑)。
というか、書物を通してアタシに影響を与えた大きさなら、女性ではトップ。男性を含めてもトップ3のうち。

この最終巻とほぼ同時に新潮社の編集部から、引用をしながらの写真ふんだんに使ったガイドブックが発刊されてまして、その巻末にインタビューがあります。
それにしても、何でギリシア哲学に詳しいんだ?と思ったら、この姉さん、哲学科出身だったのね(汗)。
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加藤レイズナ「ゆとり世代、業界の大先輩に教えを請う」(日経BPNet連載)

2011-10-08 15:42:10 | 本・コミック
コレ↓
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100316/216132/

以前twitterのTLで紹介されていて、バックナンバーを時々気分転換に面白く拾い読みしている。
個人的には石田衣良の回がツボw。聞き手にダメ出しするインタビューイーって新鮮(笑)。
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ただの日記

2011-10-05 21:59:11 | 冴えない日記
この前の日曜日のこと。
原宿の明治通りに用事があって降りた。竹下口は激混みで、やはり、遠回りでも表参道口で降りるんだったと後悔。そして、竹下通りを歩いて抜けていて驚いた。

「ブティック・竹の子」ってまだあるんだ、と(爆)。

上の世代のパワー恐るべしw。


それから、通販で砂時計を買いました♪
しかも、60分計ですw

思ったほどの重さはないですが、ホントに大きいです(笑)。
直径100mm×高さ300mm!
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『家族X』@ユーロスペース

2011-10-01 21:11:17 | 映画
新人の吉田光希監督のPFFスカラシップ作品。

「実りある対話」のない関係性は、希薄さを増してしまい、崩壊してしまうというお話。

南果歩と田口トモロヲと郭智博それぞれの演技がなかなか絶妙。
またちょい役の村上淳がちょっといい味出してました。
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