LUNACY

cygnus' blog

『王の男』

2006-12-29 10:09:41 | 映画

@恵比寿ガーデンシネマ1

あんまり期待していなかったけれど、結構よかったですo(^-^)o
エンタメとして成功しているのではないでしょうか。
イ・ジュンギに拍手。

いくつかある劇中劇では、京劇で演じられる宮中ゴタゴタ糾弾モノが好きかな。
イ・ジュンギが『覇王別姫』の虞姫レスリー・チャンに見えなくもないというか、その路線(o^-')b

衣装も華やかと貧相のメリハリつけていてマル。

ラストの綱渡りのシーケンスでは泣いちゃいました(テヘっ)。

韓国も日本も、歴史的には中国の影響を受けていたことを感じる一本でもありました。

写真は恵比寿ガーデンプレイスのピロティに置かれていたシャンデリア。
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『カポーティ』

2006-12-29 10:07:04 | 映画
@新宿武蔵野館
モーニングショー
なんで休みの日なのに早起きせにゃならんのかとか思いながら観にいってきました。

トルーマン・カポーティの生涯ではなく、『冷血』の制作過程を追う形のストーリー。
カポーティの作品群は村上春樹の翻訳がいくつもありますよね。つか村上春樹が好きな作家でしたっけか。

ナカナカ面白い映画でした。
でも、殺人者の動機掘り下げとか弱かったかな。事件描写叙述も。

あと、共犯者同士を同じ刑務所に収檻するって近代国家で有り得るのか(笑)?
そこは激しく疑問だな。
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Quatre Saisons~日本の四季を歌う~

2006-12-26 21:21:04 | ミュージカル
宝塚歌劇団の歌の上手い娘役の四人の精鋭が集められて作られたのがこのアルバム。
一枚2000円(笑)。

いにしへより歌ひ継がれてきた歌謡・童謡を、四季の季節ごとに並べて、さらに、フォークソングまで加えて、36曲。
『すみれの花咲く頃』と『さよなら皆様』が入っているのは御愛嬌(笑)。
話題の『千の風になって』も集録されてます。聞き比べてみるのも一興かと。

今日、何で日記のネタにしたか?

このアルバムの中で、『赤とんぼ』とか『翼をください』(笑)とか歌っている華城季帆ちゃん。
本日、退団発表!!
真剣[MAJI]っすか!?
アリエナイ~~(T-T)。
花組の歌姫がぁぁ。

つか、これから先を期待いできる【歌の上手い娘役】は、どれだけいるやら?人材不足が不安なナスオくんなのでした(笑)。
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『マリー・アントワネット』

2006-12-17 08:53:43 | ミュージカル
@帝国劇場

マルグリットは笹本玲奈

『エリザベート』『モーツァルト!』と同じ、ミヒャエル・クンツェ作&シルベスター・リーヴァイのコンビ作品。
したら、今日、リーヴァイさんが客席にっ!!w(゜o゜)w
オイラの近くでした。
帰られるときは喝采の拍手~♪

ってわけで、前作聞き慣れた人間には、なじみ深いノリの曲がさすがに多かったです(笑)。
だから、エリザやM!のあそこのシーンみたいって感じるところ多かったです。

マリー・アントワネットが権勢を誇っていたころからギロチンにかけられるまでのストーリィなのだけれど、マルグリットが重要なな役なんだね。観るまで知らなかった(笑)。

涼風さん演じるマリー・アントワネット。
抑留されていて、真っ白な髪を下ろしてしまったとき。トートに見えてしまいました(笑)。んでその後、バサッと白い髪を落としたあとは、ビミョーに浜崎あゆみに似てません?双方のファンに怒られそうだけれど(笑)。

やりようがないとは言わないけれど、謎の役が祐サン演じるカリオストロ。
なんか、(数学的な表現で悪いけれど)特異点って感じ。
でも、ソロ歌は良い曲が多いですよね。手ぶりが指揮しているのは、いつも通りですが(笑)。

フェルセン@井上芳雄。
マリー・アントワネット涼風さんとの登場シーンは、ヅカのトップと娘役トップに見えてしまいました(笑)。
鳴咽シーンは初めてみたかな。
ヨチオは、背も高いけれど足も細いのね(笑)。タイツありとはいえ、鹿みたい(笑)。
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『神霊矢口渡』

2006-12-16 08:53:06 | 歌舞伎・古典芸能
@歌舞伎座

音羽屋の菊チャンが、【お舟】の役(主役の女形)を演じるので、一幕見で観てきました☆

出だしは本調子じゃなかったのか、アレって感じが少ししたけれど、後半、刀で刺されて苦しみはじめるあたりからは、結構、よかったんじゃないかな。
コレで700円だから、満足(笑)。
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静岡市役所静岡庁舎

2006-12-13 23:54:19 | 街・散歩・小旅行

豊橋の公会堂と同じ人の設計でしょうね。
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何故か駿河国へ(笑)

2006-12-13 23:53:12 | 街・散歩・小旅行





東名ハイウェイバス乗って静岡に来てしまいました(笑)。

県庁新館21階展望室からの富士山
県庁本庁舎
駿府公園の巽櫓と東御門
弥次サン喜多サン銅像
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第102回 Hotひといきコンサート 外山 啓介 (ピアノ)

2006-12-13 22:48:42 | ピアノとクラシック
外山啓介くんミニコンサート
@静岡市役所静岡庁舎・新館(兼葵区役所)1階ラウンジ

外山啓介くんのミニコンサートが行われました。東京から遠征(←バカ丸出し(笑))。
公表されている演奏曲が三曲ともショパンだったから、てっきりオール・ショパン・プログラムかと思いきや....

1曲目
バッハ・平均律I-12
↑だったかな??? ごめんなさい。記憶怪しいでスm(__)m
※やはり、バッハ平均律クラヴィーア曲集第1巻の第12番であっているそうです(@12月16日確認加筆)。


みんな落ち着くためのw?バロック音楽
いきなりウレシイ不意打ち喰らった感じ。


その後、MC。パーソナリティなしで、全部本人のみ。
たどたどしいトコロあるけれど、ハキハキしゃべろうとしているのが好感持ちました。


んで、続く2曲目
ベートーヴェン・ピアノソナタ『ワルトシュタイン』

ハッΣ(◯o◎;)またショパンじゃない(笑)。
結構大分な作品ですよね。
当然、外山くんでというどころか、ナマで聴くのは初めてだったのでうれCっすo(^-^)o


んで3曲目が、
チャイコフスキー・『四季』より【炉端にて】

オイオイ(笑)。
ボクは、「好きな作曲家は?」と聞かれて、「ベートーヴェンとチャイコフスキー」と答えるヤツなんすけれど(爆)。
【誰か】のためにでなく、【ボク】のために弾いているのか? と、極めつけの激しい勘違いをしそうになるじゃござんせんか(笑)。
カインツ呼び出しているルートヴィヒ2世の気分だよ(笑)。←暴走する妄想w。
そして季節感を意識した選曲もマル(o^-')b
チャイコフスキーにしては穏やかな感じのする一曲ですね。


そして、やっとショパンのナンバー。
4曲目
バラード第1番

外山くんが弾くのを聴くのは、まだ?もう(笑)?三回目。
おそらく、これからもこの曲を追求し続けていくんだろうね。
彼はこの曲と心中すると見ました(笑)←相当大袈裟(笑)。


5曲目
練習曲(エチュード)第10番

流麗というか、なんかショパンのピアノ王道の路線の曲って感じがするのは、ボクだけでしょうか?


ラスト
『英雄ポロネーズ』

誰もが知ってるこの曲。
今回聴いていて思ったのは、この曲、ノリが良いだけじゃなく、結構【やわらかに】弾かなきゃない部分があるんだね。不勉強でした(恥)。
この曲って、自分がピアニストだったら、マジで自分で酔えるというか酔いやすい曲だと思うんです。そういうとき、ボクは単純バカだから、サスティンペダル踏み込み過ぎるのよ。きっと。→んで音が濁る(爆)。
んでも、さすがに外山くんは、抑制効いていた気がします。
それから、何よりもこの曲弾いている彼を見て思った。
アーティスティックなことはともかく、このコ【愉しんで】弾いてるんじゃないかと。
そんな気がしました。


今日の彼はフツーのスーツでした(笑)。
あと、少し色白く見えたのだけれど....。でも、多分すっぴんだよね?化粧したのかな(笑)?
一応、道産子の天然だと思っておきます(笑)。

ビアノはベーゼンドルファーでした(写真)。
オレ、触ったことないんだよな(爆)。
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『堕天使の涙-Lucifer-』/『タランテラ』

2006-12-12 08:52:30 | ミュージカル
雪組本公演@東京宝塚劇場

久しぶりのヅカ観劇。
コム&りらのサヨナラ。

お芝居もレビューも「コムからチカへのバトンタッチ」を意識せずにはいられない舞台でした。

お芝居のほう。
演出が植田景子先生。
当然(笑)!? 小池先生みたく、ゴシックというかビジュアル系というか。
ストーリィ構成とかはともかく、今回の照明の色使いとスクリーン映像や舞台装置など、あの美術は好きだな。
バトンタッチって書いたけれど、水くん出ずっぱりなのは良いとして、ヒロインのマーちゃんが出番少なかったね。
でも、マーちゃんのソロ歌(途中からコムとデュエット)とか、ラスト近くの天上界での白装束でのコムとのデュエットダンス(ストーリィ上の【光のパ・ド・ドゥ】かな?)はよかったっす。
それにしても、ヅカの科白で、『エリ・エリ レマ サバクタニ』を聞くとは思わなかった(笑)。
あと、五峰亜季。水くんの母親で、踊るのがカラダ的にツラクなったエトワールの設定なんだけれど、せっかくなんだから、もっとダンスさせればよかったのにと思いましたわ。ただ、すごいキャラ立ちしているキャラクターでマル(笑)。
植田景子先生も、頑張って下さったのではないでしょうか。『シニョール・ドン・ファン』よりよかったです。というか好きです(笑)。

レビューのほう。
ハイっ。荻田浩一先生です。オギーワールドです(笑)。
安心して観ていられます。
現在活躍のヅカの演出家誰かに師事しろっていわれたら、やはり、この人を選んでしまうと思います。
このカタ、絶対に緑色が大好きだよね(爆)!? オイラの母校の【緑の麗人】と呼ばれた某教授に会わせたい(爆)。
ステージでは、華を多くのキャストに持たせようとし過ぎって感じもある(と同時に荻田先生の演出の長所でもある)けれど、ステージ展開やら舞台の使い方やら。やはり、随一のQualityかなと。
チケット争奪戦負けたこの前のコムちゃんの『アルバトロス、南へ』が観られなかったのが悔やまれます(>_<)。
でも荻田先生。先生御本人のビジュアルが....(笑)。気を使ってくれたらウレシイ(笑)。

あ、そうそう。オーケストラのトランペッター!!
デカイ音で鳴らしていればいいってもんじゃないんだから(笑)。もっと【艶気】のある音出してよ(笑)。

写真は、劇場ロビーのクリスマスツリー。
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『麦の穂をゆらす風』

2006-12-10 10:06:17 | 映画
@シネ・アミューズWEST

ケン・ローチ監督、キリアン・マーフィ主演
2006年のカンヌ映画祭のPalme d'Or受賞作品

アイルランド1920年。
英国からの独立、そしてそのあとの内戦。
IRAというと====最近でも、タリバーンとかも====テロ組織と、メディアの誤ったor恣意的の報道で勘違いしている人もいるだろうけれど、そう一概にとらえるのは違うよね。

戦争の意味というか、斗いや諍いの不条理さを、全編にわたり描き切った作品でした。

これは、英国人が見るのと日本人が見るのでは、大きく印象が違うだろうなと思います。
英国人にとっては、痛いトコロを衝いている、「現実を見ろ」っていう作品じゃないかなと思います。

ラストを見ればわかるのですが、キリスト教(ちなみにアイルランド:カトリック、英国:聖公会→紛争の火種の一つ)に詳しくないボクだから間違えているかも知れないけれど、旧約聖書の【カインとアベル】の寓話を引用してますね。

さすがにケン・ローチ。
濃く深い一本でした。
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『暗いところで待ち合わせ』

2006-12-10 10:05:35 | 映画
@シネスイッチ銀座2

田中麗奈&陳伯霖(チェン・ボーリン)。
この二人共演は、『幻遊伝』(→観に行けなかったの(泣))に続いてですね♪
ファンとして陳クン観られればいいっていう失礼なノリで観に行きました(笑)。
想像していたよりは、よい映画でした。
ツッコミどころたくさんあるけれどね(笑)。
スタジオ撮影で窓からの光・風景が貧弱なのはちょっとつらかったかな(笑)。
ストーリィもリアリティの面でちょっと苦しい感じも。
でも、さりげなく人間の醜さをちらつかせてましたね。

陳クン日本語苦しいかもだけど、まだまだこれからだから大丈夫だろう(笑)。
以前の繰り返しだけれど、『藍色夏恋』の男の子も大きくなっちゃってっていう感じ(笑)。
田中麗奈との合わせは結構いい感じだよね。
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Noism06 TRIPLE VISION

2006-12-09 08:51:19 | 新体操・ダンス・バレエ
@ル・テアトル銀座
りゅーとぴあの主催の金森穣サマ率いるNoism06メンバーのダンス公演
3人の演出家のそれぞれ一本ずつ作品。
 
一本目の演出が金森サン、二本目が大植真太郎サン、三本目が稲尾芳文サン&クリスティン・ヒョット・稲尾サン。
終演後は、例のごとくアフタートークあり。
 
一本目は、Noismレパートリー再演というかrevise。"black ice(ver.06)"。
余計なモノをそぎ落として、とても、洗練されいる感じでした。映像も佳い仕事していたと思いました。
 
二本目"solo, solo"。
コレは、幕間から始まっているんですよ(笑)。一幕終わって、トイレ行ってちょっと休んで戻ってきたら、マイクスタンド使って、緞帳前でパフォーマンスしているし(笑)。
声(一部叫び(笑))アリ。コンテンポラリーダンスとコメディというかコミカルさとの融合実験みたいな感じ(笑)。
笑いありでした。コレ、関西だったら(滋賀公演あるみたいやね)もっとウケるのでは?
 
三本目が"Siboney"。
ラテンのリズム+ダンス。ステージとしては王道というか正統派って感じ。
オーソドックス。衣装がもっと華やかでも良かったかも。
 
ってワケで、ボヤボヤしているウチに、次のNoism07がやってきます(笑)。
東京公演は、来年GW明けの8-10日ナリ。
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