「ママ、いつになったら死んでくれるの?」
という科白の衝撃が話題を呼んだこの自伝的小説。読売新聞連載ののち、大佛次郎賞を受賞、各メディアで書評が載った作品。500頁超える長編。
結構なスピードで読み終えてしまいました。
実の娘による母親の介護の鬱屈と苦悩が、前半。50代の女性として離婚に到るまでの情景が後半。
最初の衝撃的なフレーズは、前半の佳境での言葉(にすぎない)。
この歳になると、かなりリアルな感覚で読んでしまいますね(汗)。男子であっても。逆にいうと、若い頃に読んでも文脈や感情にリアリティが持てなかったかもです。
後半は、逡巡モード強い感じだし、ミステリアスなエピソードを盛り込もうとして、ちょっと頑張り過ぎに感じる人もいるかも。薫&武(たける)の2人は、やはり小説だからこその存在な気がします(必ずしも悪い意味でなく)。
あと、Gメールのサービス内容がわからないと、登場人物の振る舞いの中身や意味が通じないってのは、時代だなぁって思いました。
という科白の衝撃が話題を呼んだこの自伝的小説。読売新聞連載ののち、大佛次郎賞を受賞、各メディアで書評が載った作品。500頁超える長編。
結構なスピードで読み終えてしまいました。
実の娘による母親の介護の鬱屈と苦悩が、前半。50代の女性として離婚に到るまでの情景が後半。
最初の衝撃的なフレーズは、前半の佳境での言葉(にすぎない)。
この歳になると、かなりリアルな感覚で読んでしまいますね(汗)。男子であっても。逆にいうと、若い頃に読んでも文脈や感情にリアリティが持てなかったかもです。
後半は、逡巡モード強い感じだし、ミステリアスなエピソードを盛り込もうとして、ちょっと頑張り過ぎに感じる人もいるかも。薫&武(たける)の2人は、やはり小説だからこその存在な気がします(必ずしも悪い意味でなく)。
あと、Gメールのサービス内容がわからないと、登場人物の振る舞いの中身や意味が通じないってのは、時代だなぁって思いました。