この日のひまわり組公演は、表メンは増田有華のみ。CD選抜メンも戸島花のみ、という“ほぼ完全”裏メン公演。そのためか、チケット発売直前の9時50分ぐらいに行って、昼夜ともにキャン待ち1桁を確保。結局昼も夜も抽選対象内で入れました。
そして、この日の公演は増田有華の“新たなキャラ”に尽きました。
◆昼公演 ~前フリ~
昼公演の最後のMCで以下のようなことが。
増田「今日はツインテール公演というテーマがあったんですよ。劇場に来たら『有華もツインテールやんなあ?』って言われて。有華がツインテールなんて絶対無理。」
客「え~!」「かわいい!」口々に。
増田「(苦笑しながら)無理無理。ツインテールですよ?」
客「(大拍手とともに)夜公演!夜公演!」夜公演では、ツインテールをやってくれと。
増田「(苦笑しながら)約束してませんよ。」
戸島「有華ぐらいの髪の長さでツインテールにしたら、初期の“ともちん”みたいになる。『お耳がぴょんぴょん』って。かわいそうですよね。」
客「え~!」「かわいい!」
戸島「夜公演に期待しましょう。」肯定かよ(パク)。
客「(拍手&笑)」
その後、増田が戸島を小突いて、戸島が謝ってました(笑)。
ただ、このときの有華ちゃんのリアクションを見ていて、「夜公演でツインテールにはしないだろうなあ」と思っていました。
◆そして夜公演
1曲目の「ロマンス、イラネ」が始まって増田有華を見ると、なんとツインテール!その後の自己紹介では…。
増田「ピョンピョン、お耳がピョン、たこぴょんこと増田有華です。」
客「(大盛り上がり)」
いつもの彼女の声ではなく、子どもっぽい“ぶりっ子”な声でした(笑)。奥ちゃんなんかは「ムカツクから、(そのしゃべり方)やめて!」とか言ってました。
ちなみにこのツインテール(キャラも?)をプロデュースしたのは戸島花とのこと(笑)。そして最後のMCでも…
増田「「みんなの癒し系アイドルと言えば?」
客「たこぴょん!」
増田「やった~!」
引き続き、ずっとぶりっ子口調。
小林「初めて来た人にはそういうキャラだと思われる。」
増田「キャサリンも受け入れてくれてるみたいだし~。」急に“キャサリン”口調(※1)。その後いつもの口調に戻る。
客「あ~(残念そうに)。」
増田「本性はこれです。」
この日の夜公演は上記の増田有華の“たこぴょん”キャラが圧巻でした。これを見ることが出来ただけで行った甲斐がありました。
昼公演で客席からツインテールを求める声が上がったとき、ほんとに嫌そうだったので、てっきりやらないものだと思っていましたが、そこはそれ、関西人の血が騒いだのか(笑)、みごとにやりきりました。
ただ単にツインテールにするのではなく、キャラまで作っていたのはさすがでしたね。戸島花の指示なのか本人の考えなのかは分かりませんが。
キャサリン(洋画の吹き替えみたいな口調)をするときもそうですが、増田有華ってキャラを演じるとき、がらっと声が変わりますね。声だけ聞いてたら別人みたい。彼女のそういう面を見るたびに、「彼女って歌よりもドラマとか声優の方が向いているのでは?」と思います。
彼女のこの才能を、劇場だけで披露するのは勿体無いので、是非ドラマに出てほしいと思っているんですけれどね。まあ、もうすでにオーディションを受け始めていたりするのかもしれませんが。
※1…洋画の吹き替えの口調。友近がネタでやってるような奴。ただし、もっとセクシー系な感じ。