夕焼けのそばにいて
今日はあの娘にしよう 駅でよく会う娘
遊園地でデートして ソフトクリーム食べようかな
~『脳内パラダイス』より~




 さて、少し時間が経ってしまいましたが、9月15日に開催されたコンサートにて、AKBの46thシングルの選抜メンバーが発表されました。メンバーは以下です。ちなみにカッコ内は総選挙順位。

 ◆AKB48
  渡辺麻友 (2位)
  柏木由紀 (5位)
  島崎遥香 (8位)
  横山由依 (11位)
  向井地美音(13位)
  岡田奈々 (14位)
  高橋朱里 (15位)
  小嶋陽菜 (16位)
  入山杏奈 (18位)
  小嶋真子 (19位)
  込山榛香 (21位)
  加藤玲奈 (26位)
  川本紗矢 (27位)
  木崎ゆりあ(37位)

 ◆チーム8
  小栗有以(圏外)

 ◆SKE48
  松井珠理奈(3位)

 ◆NMB48
  山本彩(4位)

 ◆HKT48
  指原莉乃(1位)
  宮脇咲良(6位)
  兒玉遥 (9位)
  松岡はな(圏外)

 ◆NGT48
  中井りか(96位)

 色々と思うところはありますが、箇条書きにすると…。

 ・初選抜は込山榛香、小栗有以、松岡はな、中井りか。
 ・“本店回帰”とでも言うべき選抜。ここ最近は支店勢に占められることが多かったですが、今回本店は実に22人中14人。
 ・支店枠は削られ、SKE、NMB、NGTは1枠。特にSKEとNMBが1枠になったのは驚き。
 ・その一方で、HKTは何と4枠。これについては「HKTを優遇し過ぎ」と物議を醸している模様。
 ・本店選抜は「選挙で頑張った若手を優遇」している印象。岡田奈々、高橋朱里、込山榛香、等。
 ・その一方で、「総選挙で頑張った中堅~ベテラン」は外された印象。須田亜香里、武藤十夢、北原里英、等。
 ・特に、7位の須田亜香里が入らなかったのはちょっと考えさせられました。今までいわゆる「神7」のメンバーが選抜からはずれたのは初めてだからです。
 ・「総選挙は、1曲(総選挙曲)のみ有効」というのは、分かってはいるのですが、今まではそういう事が無かっただけに、少し気の毒な感じはしますね。
 ・チーム8からは、総選挙でランクインした倉野尾成美(熊本)でも坂口渚沙(北海道)でもなく、小栗有以(東京)が選ばれましたが、これは居住地が影響したんでしょうね。
 ・NGTは中井りかが選ばれたのは意外でした。てっきり加藤美南か高倉萌香だと思っていたので。
 ・SKEとNMBは共にツートップの片方が卒業しましたが、№3以降の子が入らなかったのは、やはりツートップとそれ以外のメンバーの差がまだまだ大きいということでしょうかね。


◆総選挙順位と影響力

 さて、今回の選抜には、メンバーも色々思うところがあったようで、松井珠理奈はSNSに以下のような事を書いています。

   skeの力をもっとみせつけたい。
   わたしの力の無さが身にしみました。
   一位になったら、言葉や行動の影響力が強くなるよね。
   きっと。
   来年は、一位にならないと。
   このままじゃなにも変わらない。
   1位になって、影響力の強い人になりたい。
   そう思った今日でした。


 うーん、SKEを何とかしたい、というのは分かるのですが、総選挙1位と影響力の関係については、さすがにちょっと違うかなあ、と思います。

 おそらく、今回HKTから4人も入っていて、同じくHKTの指原莉乃が総選挙で1位だったから、こんな風に思ったのでしょうが、それは違うと思います。

 そもそも1位になったからと言って、影響力が強くなるとは限らないのは、渡辺麻友が1位になった時に、はっきりしています。

 さらに、指原莉乃については「1位になったから、影響力が強くなった」のではなく、「影響力が強かったから、(圧倒的な)1位になった」というのが正しいと思います。実際、彼女は4位ぐらいの頃から既に影響力がありましたしね。

 もし彼女が1位になったら、彼女自身の状況は多少好転すると思いますが、SKE自体の状況は余り変わらない気がします。むしろ、SKEのファンが彼女に票を集中させた結果、他のSKEメンの順位が下がり、グループ全体としては状況が悪化する可能性の方が高いように思います。

 まとめサイトで取り上げられていた書き込みに、「もしSKEを何とかしたかったら、指原莉乃をSKEに移籍させるのが一番早い」というのがありましたが、少々乱暴な意見ではありますが、一理あるとは思います。


 朗読劇「恋工場」についてや、本日発表されたHKT48の9thシングル選抜(入ったばかりの4期生の大量選抜入り、“なこみく”&田島芽瑠の選抜落ち等)については、また別途…。

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 今日は、最近観たAKBメンバーの出演する舞台について。

◆舞台「絢爛とか爛漫とか」

 チーム8メンバーによる上記の舞台を観覧。ストーリーをざっくり言うと

 「舞台は昭和初期。登場人物は小説家(文筆家)を志す4人の女性のみ。文学論を戦わせたり、友人の恋の成就に奔走したり、他人の才能に嫉妬したり…という青春物語。」

 みたいな感じ。客席が360°囲む形の円形の舞台で上演されます。出演者は以下。

 中野郁海(鳥取)、佐藤七海(岩手)、太田奈緒(京都)、小田えりな(神奈川)

 感想は長くなるので、箇条書きにすると…。

 ・凄まじいセリフの量に圧倒された。早口で息もつかせず喋りまくる感じ。
 ・「マジすか」の舞台に出ていた小田えりな以外は舞台は初挑戦ということで、演技自体はさすがに未熟な部分が多かった。
 ・4人の中で一番上手かなと思ったのは佐藤七海。役柄に本人のキャラが合っていた、というのもあると思いますが。
 ・というか、佐藤七海は普段から“佐藤七海”というキャラを演じているフシがあって、“演じる”ということに慣れていたのかも(パク)(※1)。

 全体的な感想は、「面白くて良い舞台」という前評判通り、確かに面白くて良い舞台でした。登場人物は4人だけで、出ずっぱりな上に大量にセリフがあり、今回出演したメンバーは間違いなく良い経験になったでしょうし、スキルアップにもなったでしょう。

 こういう舞台を見ると毎回思うのですが、他の女優志望のメンバーにも、もっと沢山こういう機会を与えて上げて欲しいですね。現行、舞台に出演するのは一部のメンバーに偏っていて、その子たちだけがどんどん演技力がアップしていってる状態なので。


◆舞台「マジすか学園」~Lost In The SuperMarket~

 こちらは7月末から8月にかけて上演されていた舞台。ドラマ版のスピンアウト的作品になっています。主演は柏木由紀演じる“ブラック”。前回の舞台版がそこそこ面白かったので期待していたのですが…。

 結論から言うと、「あまり面白くなかった」でした。不満点を挙げると…。

 ・ストーリーの主軸はヤクザとの抗争。拳銃で撃ちあったり、現実離れしすぎ。
 ・“学園”と銘打っているが、学校の要素はほぼ無い。
 ・主演の柏木由紀と、中心となる一部のメンバー以外はセリフもほとんどなく、セリフがあっても口汚く罵るセリフだったりして、メンバーの演技力アップに繋がらない。

 などなど…。この舞台の出演者が発表されたとき、選ばれずに落ち込んでいたメンバーもいましたが、この内容だったら出なくて良いと思いました。その点、前回の「~京都・血風修学旅行~」の方はまだましでした。学生生活が舞台でしたし、色んなメンバーに演技をする機会がありましたし。

 個人的な希望としては、以下のような感じでしょうか。

 ・学園ものなので、もっと学校・学生生活が中心にして欲しかった。
 ・もっと歌を増やしてミュージカル要素があった方が良かった。

 まあ、「マジすか学園」自体が、行き着く所まで行ってしまった感があるので、もうこの企画自体、これ以上引っ張るのは無理なような気はします。


※1…同じことは谷真理佳にも言えます。

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 今日は、最近の話題から二つほど…。


◆元SKEの柴田阿弥、セントフォースに所属決定!

 8月末にSKE48を卒業した柴田阿弥が、9月からセントフォースに所属しているとのこと。

 彼女は頭の回転も速く、アナウンサーっぽい雰囲気ですし、SKEを卒業する前から「喋る仕事がしたい」と言っていたので、「セントフォースあたりに所属出来れば良いんだろうけど…」とは思っていましたが、まさか本当に所属するとは思いませんでした(笑)。

 ここまでは順調と言って良いと思いますが、セントフォースにも沢山のタレントが所属しているので、これからもSKE時代と同様、競争は厳しいですよね。

 取り敢えず、「今夜くらべてみました」あたりに出演するのを期待しておきます(笑)。


◆謎の“茶髪禁止令”

 最近、結構な人数の本店メンバー(一部支店のメンバー)が、一斉に髪を黒く染めたため、ファンの間でちょっとした話題になりました。ファンが望んでも頑なに黒くしなかったメンバーも含まれていたため、「(黒髪に絡んだ)何か企画があるのでは?」という意見も出て、私も多分そうなんだろう、と思っていました。ところが…。

 秋元氏によると「『挨拶をしよう』『仕事場に携帯電話を持ち込まない』『時間を守ろう』というような生活指導の一環として、『黒髪にすること』とスタッフが言った」とのこと(※1)。えっ!そんな理由なの?Σ(゚Д゚ )。

 芸能人の生活指導で「挨拶をしよう」等は、まあ分かりますが、「黒髪にすること」ってどうなんでしょうね。学校の校則じゃあるまいし…。

 やっぱり何かの企画があるんじゃないですかね。まだ企画の内容は言えないから、上記のような事を言って誤魔化しているような気もします。


※1…秋元氏自身は、「髪の色なんて、好きにしていいよ」と言っていますが、これもフェイク、カモフラージュかもしれません。

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 今年の夏、劇場ではチームの垣根を越えたメンバーによる「僕の太陽」公演が行われていました。今日は、この公演についての話を…。


◆「僕の太陽」公演の基本情報(笑)

 ・元々は、ひまわり組1stとして、2007年7月~2007年11月まで、1期生・2期生を中心に行われていた公演です。 

 ・振り付けは夏まゆみ氏。ちなみに、現時点で夏まゆみ氏が振り付けを担当した最後の劇場公演となっています。

 ・当時、高橋みなみ、前田敦子、板野友美らは16歳。最近のセットリストとは違い、“学生”“元気良さ”を意識したセットリストとなっています。


◆今回「僕の太陽」公演が行われた理由

 今年の夏は、USJで毎日のように選抜メンによるライブが行われていたり、マジすかの舞台があったり…と、中心メンバーが根こそぎ外部の仕事に取られ、ただでさえ人数が不足気味だった“チーム公演”の実施が、ほぼ不可能になりました。

 で、苦肉の策として、いわゆる“お留守番組のメンバー(※1)”による公演として「僕の太陽」公演が行われたのだと思われます。

 また、なぜセットリストとして、他の公演ではなく「僕の太陽」公演が選ばれたのか、については、入ってまだ日の浅いドラフト2期生が出演メンバーに多かったため、「ダンスの難易度があまり高くなく」、「若いメンバー向けの曲が多い」、このセットリストが選ばれたのでしょう。


◆「僕の太陽」公演の評価と予想外の効果

 で、当初“取り敢えずスケジュールを埋めるために実施された感”が満載だった「僕の太陽」公演ですが(パク)、思わぬ評価および効果が見られました。

 ・出演するメンバーのほとんどが非常にイキイキして、楽しそうだった。

 ・ここ最近のチーム公演では、ダラダラしていた印象のベテランメン(大家志津香、竹内美宥ら)も、笑顔で楽しそうにパフォーマンスをしていた。

 ・チーム公演ではたどたどしかったドラフト2期生が、この公演を機に一気に成長した。中にはセンターを任されたメンバーもいる。

 ・普段はMCに参加しない大人しいメンバー(梅田綾乃、北澤早紀等)も、積極的にMCに参加していた。

 ・同じメンバーで頻繁に公演を実施することにより、下手なチーム以上にまとまりが出てきた。

 などなど…。上記の中でも最も私が驚いたのは、いつもは無表情や不貞腐れた感じでやっていたベテランメンや一部の若手メンバーが、凄く楽しそうにパフォーマンスしていたこと。その理由を私なりに考えてみましたが、「振り付けが夏まゆみ氏だから」というのが大きいと思います。

 というのも、夏まゆみ氏の振り付けは、最近のAKBでよくある、“やたら激しく難しいダンス”ではなく、いわゆる“振り付け”のため、表情に気を配ったり、パフォーマンスを楽しんだりする余裕が生まれると思われるからです。

 今夏に行われた「僕の太陽」公演を見て、「セットリストって大事だな」と改めて思いました。


◆「僕の太陽」公演、千秋楽!のはずが…。

 さて、そんな好評だった「僕の太陽」公演ですが、USJでのライブの終了と共に、千秋楽を迎えることが発表されました。ところが、千秋楽の最後の挨拶の前に、AKB劇場支配人の茅野しのぶ氏から手紙が届き、「ファンの皆様より、終了を惜しむ声が運営に多数寄せられたので、もう少し延長する」ことが発表されました。

 うーん、個人的には今回の延長は「ファンの声を聞いた」というよりは、「相変わらずチーム公演が実施できない状態だから」ではないかと思います(※2)。

 継続が決まって、複雑な心情を吐露していたメンバーも一部に居たようですが、大半のメンバーは継続を喜んでいたようなので、結果的には良かったかな、とは思います。


※1…はっきり言ってしまうと“干されメン”。
※2…そもそも今までに劇場公演についてファンの声を反映させたことって、ほとんど無いので。

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