夕焼けのそばにいて
今日はあの娘にしよう 駅でよく会う娘
遊園地でデートして ソフトクリーム食べようかな
~『脳内パラダイス』より~




 現在、AKB48のドキュメンタリー映画の第5弾が上映中ですが、そのパンフレットに「メンバーに聞いた“AKB48に足りない所”」というアンケートの結果が載っています。気になったものを拾っていくと…。


 ●コンサートの楽しさ(向井地美音、小笠原茉由)

 知らない人が見たら、「おいおい」と思うかもしれませんが、ファンからすると、これは良く分かります。特に最近のAKBの単独コンサートは、おかしな演出ばかりが目立ち(※1)、一部のメンバーのみに出演が偏って、ファンの満足度が低い事が多いからです。元々ヲタ側だった“みーおん”なんかは、余計にそれを感じているのでしょう。

 数年前の単独コンサートなんかは、結構評価が高かったんですけれどね。あの頃の演出に戻すか、メンバーがセトリを考えるか等、改善して欲しいです。


 ●チーム力、箱推し、団結力(宮脇咲良、高橋朱里、中村麻里子、大島涼花、福岡聖菜)

 これも良く分かります。かつてのAKBはチームカラーもはっきりしており、箱推しのファンも多く、(ファンから見た)メンバーの団結力も非常に感じられました。それらが今は薄くなってしまったのは、間違いなく“組閣”という名の人事異動を連発したからでしょう。

 チームが団結する前に次の組閣が来てしまい、チームカラーも絆もズタズタにされましたからね。これを解決するには、オリジナルセットリストを作った上で、組閣なんてせずにじっくり腰を落ち着けて活動するしか無いと思います。


 ●パフォーマンス力、歌唱力、練習時間(柏木由紀、渡辺美優紀、大家志津香、白間美瑠、樋渡結依、相笠萌、高橋希良、村山彩希)

 これも良く分かります。特に歌唱力についてですが、AKBグループは基本的に「ボイストレーニングをさせない」というのは有名な話です。なので、指原莉乃などは、自費でボイトレに行っていたりします。AKBを見ていると、「どうせ握手さえしておけばヲタはついて来るから、パフォーマンス力なんて磨かなくて良い」みたいな運営の意図が感じられて、何だか虚しくなってきます。


 あとは、少数意見を少し。

 ●問題児(宮崎美穂)
 ●ゆとり(島崎遥香)

 いや、あんたらは単に自分にとって都合が良くなって欲しいだけじゃん(笑)。


 ●楽屋の広さ(阿部マリア)

 いや、そりゃあ、人数が多いから楽屋は狭いだろうけど、真っ先に挙げたのがそれかよ(笑)。


 ●露出(野村奈央)

 普通なら「テレビや雑誌への露出(出演・掲載)」のことだろう、と考えるでしょうが、この子の場合は多分「肌の露出」を指しているのだと思われます(パク)(※2)。


※1…1曲目でいきなりオリラジの「PERFECT HUMAN」を、非常に完成度の低い状態で披露し、会場ドン引きとか(パク)。
※2…彼女は自分のスタイルに自信があるらしく、グラビアをやりたいそうです。

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 さて、では今回の選抜総選挙で印象に残ったトピックと、全体の感想についてです。

◆現地(新潟市)の様子

 総選挙当日、新潟駅に降り立ってみると、駅前に総選挙の特設スペースが設置されており、いくつかの出店や、大きな看板や“のぼり”があったりして、ここまでこのイベントに力を入れているとは思っていなかったので、驚きました。というか、町ぐるみでこういう風に総選挙を盛り上げているのは初めてだと思います。

 その後、総選挙会場であるスタジアムに到着してみると、新潟の様々な商品を扱った物産展もあったりして、そこで改めて「ああ、今回の総選挙は完全に“町おこし”の一貫なんだな」と思いました。

 そして、「そもそもNGT48を作ったこと自体が、新潟の町おこしのためだったんだな」と感じました。


◆意外な圏外メンバー

 田野優花と東李苑の最終圏外は意外でした。二人とも特にスキャンダルがあった訳でも無いですし。太ヲタが離れたという噂もありましたが、どうなんでしょうね。


◆自分に“大量投票”するメンバー

 最近では殆どのメンバーが自分で自分に投票しているようです。ただし、わざわざCDを買ってシリアルコードを打ち込む子は稀で、大抵は気軽に投票出来るモバイル系の投票のみのようです。

 しかし今回、「CDを大量に購入して投票する」という、濃いヲタみたいな事をするメンバーが散見されました。

 さすがに具体的な枚数に言及するメンバーはいませんでしたが「ダンボール三箱」と書いていたメンバーもいたので、間違いなく100枚以上は購入したものと思われます。

 今までここまでするメンバーはいなかったので驚くと同時に、それだけ追い詰められて必死になっているメンバーが増えたのかな、と思いました。


◆入山杏奈の一言

 今年18位だった入山杏奈は、「もう少しのところで選抜入りを逃した」ということで、ガッカリしているかと思ったら、すごくサッパリした表情で順位を喜んでいたので、ちょっと驚きました。もしかしたら、速報が73位だったので、もしかしたら圏外かも…と思っていたら、予想外に良い順位だったので嬉しかった、ということかもしれません。

 あと彼女がスピーチで言っていた「AKB48に入って良かったって、心から思います」という言葉には、ちょっと複雑な思いがしました。あんな目にあって、未だに手に後遺症が残っているにも関わらず「AKBに入って良かった」ですか…。うーん、個人的にはこの発言は、スタッフやメンバー、そしてファンの事を思っての発言かもなあ、という気がしました。こういう風に言ってくれれば、周りのAKBに関わる人達は救われますからね。


◆来年の総選挙の行方 ~「今年がラスト」メンバー続出の波紋~

 今年の総選挙の特徴として、「『今年がラスト』と宣言した有力メンバーが多い」ということが挙げられます。例を挙げると渡辺麻友、柏木由紀、山本彩、島崎遥香、峯岸みなみ、大場美奈、藤江れいな、等々…。

 もし本当に上記のメンバーが来年不参加となれば総選挙はどうなるんでしょうかね。濃いヲタは「よし、チャンスだ」と思うでしょうが、一般人からすると「ますます知ってる人が居なくなった」となり、一般へのアピールはさらに下がってしまうでしょう。

 まあ、来年になったらスタッフから説得されて結局参加するというメンバーも出てきそうな気はしますが…(※1)。

 もしくは一部で言われているように、もう来年は総選挙自体やらない可能性があるのかもしれません。だからこそ、こんなに有力メンバーが軒並み「今年がラスト」と宣言したのかもな、と思いました。


◆今回の総選挙の感想

 今回は指原莉乃の圧勝で終わったわけですが、彼女の圧倒的な知名度ゆえに、結果には納得いくものの、総選挙というイベント自体に対しては、何だかちょっと白けてしまった感はあります(※2)。

 若手、それも本店の生え抜きメンバーの選抜入りは嬉しかったのですが、一般の人にアピール出来たかについては、微妙なのがもどかしい所。

 AKB最大のイベントであり、コンテンツだった総選挙ですが、テレビの視聴率も下がってきましたし、行き詰まり感がはっきりしてきたので、個人的にはもうやめた方が良いと思っています。

 ただ…一度もランクインしたことのない干されメンバーにとっては、総選挙ってやっぱりまだまだ「最後の希望」みたいなんですよね。上にも書きましたが自分で大量にCDを購入して投票する子もいるぐらいですから…。

 なので、総選挙に代わる何か新しいイベントが出来て欲しいんですけれどね。干されメンバーも“一発逆転”が狙えて、一般にもアピール出来るような感じのものが理想なのですが…。


※1…「今年が最後」と言った後も、なぜか3年連続で参加している某メンバーもいることですし(パク)。
※2…個人的には今回の結果についての満足度は30%ぐらいでしょうか。「須田亜香里の神7入り」「向井地美音の選抜入り」「谷口めぐのランクイン」という、個人的に嬉しい事もあった一方で「推しメンがランクインしなかった」という残念な事もあったので…。

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