AKB48が公演で歌う楽曲は全てオリジナルで、全部で22曲あります。デビューして間もないのにこれだけオリジナルの持ち歌があるグループというのも、珍しいのではないでしょうか。
これだけ豊富にオリジナル曲があるため、AKB48は、他のデビューしたてのアイドルとは違い、カバー曲を歌うことは基本的にありません。
しかし、そんなAKB48が今までに一度だけ(3日間)他のアイドルの歌を歌ったことがあります。
それは、バレンタインデーを含む3日間(2/14~2/16)の公演で歌われた「バレンタイン・キッス(by おニャン子クラブ)」です。
秋元康氏つながり、ということで、ある意味“ベタ”と言えば“ベタ”ですが、振り付けもオリジナル通りで完璧でしたし、フォーメーションまで組んである分、オリジナルよりも上だったかもしれません(笑)。
「カバー曲ってのは、こうやるんだよ!!」とメンバーやスタッフが主張しているように思えましたね(笑)。
このときの「バレンタイン・キッス」を見て、『最近、安易にカバー曲にはしるアイドルが多いけど、やっぱりカバー曲をやるなら、内容・やるタイミング含め、ここまで徹底的にやらないとダメだよなあ』とつくづく思いました。