さて、前回の続きです。
◆引き続きユニット曲
●M16 Blue rose (河西智美、篠田麻里子、大島麻衣、小原春香)
カッコイイ衣装なので、麻里子さまはさすがに似合ってましたね。まあ、予想通りと言えばそうなのですが。“とも~みちゃん(河西智美)”は、何やらせても上手いですが、特にこういう扇情的(パク)な曲でのあやしい表情が上手いです^^。
でも、この曲で一番印象に残ったのは“お姫様(小原春香)”かな。元々スラッとしたスタイルで、キリッとした顔つきなので、衣装が似合ってました。あと、彼女はダンスに非常にキレがありますが、その点でもこの曲に合ってたかと。
ちなみに彼女、ヘソピアスしてるんですよね。“お姫様”になりたいけど、ヘソピアス…。ちょっと違和感あるんですけど(笑)。
●M17 禁じられた2人 (白:柏木由紀、ピンク:小野恵令奈)
この2人は…。柏木ちゃんは、元々この曲が担当でしたし(※1)、えれぴょんも公演で河西智美の代役で出たことがあります。2人とも経験者なので、個人的にはつまんなかったですね。
●M18 雨の動物園 (ペンギン:中塚智実、ラクダ:成瀬理沙、パンダ:仲谷明香、ゾウ:松井珠理奈、チンパンジー:矢神久美、シマウマ:米沢瑠美、キリン:松井玲奈、ライオン:田名部生来)
SKEのメンバーが入ってました。珠理奈がゾウさんというのは、想定内ですが、松井玲奈と矢神久美の出演は驚き。この3人は「AKBINGO!」にも出てますし、現時点のSKEのトップ3なんでしょうか。
ペンギンの“クリス(中塚智実)”は、数少ない研究生からの抜擢。彼女は研究生の中で、ダンス・人気共に頭一つ抜けている感がありますね。
仲谷明香は2曲目の出演。彼女も最近少しポジションが上がった感があります。あと、この曲は出演メンバーが多いこともあって、「その他大勢」というか、「残りのメンバーをこの曲へ押し込めた」みたいな感じを受けることがあって、今回も一部そんな感じを受けました(;--)。
●M19 となりのバナナ (大堀恵、野呂佳代)
今回のシャッフル最大のネタ(笑)。まあ、みんなが見たいと思ってたのを実現した感じ。曲途中と終わりのセリフ部分も、完全に(自虐)ネタだったのですが、歌とダンスそのものは、2人とも大真面目にやっていたのが面白かった。
こういうのが見られるのが「シャッフル」の醍醐味ですよね。
●M20 おしべとめしべと夜の蝶蝶 (ピンク:前田敦子、紫:小嶋陽菜)
こちらもある意味、多くの人が見たかったであろう人選。2人ともドラマやっているだけあって、上手かったですけれどね。セリフ部分も面白かった。
でも、個人的にはやっぱり、もっと意外なメンバーでやって欲しかったなあ…。えれぴょん&奥ちゃんとか、“ありゃま(有馬優茄)”&“さとみん(村中聡美)”とか(意外過ぎ)。
●M21 あなたとクリスマスイブ (高橋みなみ、大島麻衣)
この曲は…。どちらも経験者だし、前回のNHKコンサートでもやったので、個人的にはがっかりでした。時期的にクリスマスの曲を入れたいなら、今ではレアな「クリスマスがいっぱい」とか、高みな出演させたいなら、ドラマ「メン☆ドル」の中で歌ってるクリスマスの曲とかをやって欲しかった。
◆MC (峯岸みなみ、篠田麻里子、大島優子、柏木由紀、倉持明日香、仁藤萌乃、高城亜樹)
ここで、1期生から6期生まで順番に並んでMCを。篠田麻里子はA1stの途中から入ったので、1.2期生ということらしい。ここでは、峯岸先生が面白かった。1人ずつ自己紹介した後に、
峯岸「ちょっと待って!(1期から6期になるにつれて)どんどん声援が大きくなるのはどういうことなんですか!」
と不平を言ったり(笑)。あと、「初期の頃は劇場のドンデンの裏が白かった」とか言って先輩ぶってました。
◆後半全体曲
●M22 毒リンゴを食べさせて (SKE48全員)
●M23 SKE48 (SKE48全員)
ここで、SKEが登場。桑原みずきとか、矢神久美とか、元気よく踊る子がいて見ていて楽しいですね。ちなみにここでもMCを担当したのは松井珠理奈、松井玲奈、矢神久美の3人でした。
●M24 誕生日の夜 (チームA14名、高城亜樹、中塚智実)
●M25 未来の果実 (チームA14名、高城亜樹、中塚智実)
研究生からは高城亜樹と中塚智実が参加。高城は完全に表メンというか、推され扱いですね。
●M26 Two years later (チームB15名、近野莉菜)
●M27 初日 (チームB15名、近野莉菜)
舞台でこの日欠席だった浦野一美のポジションに近野莉菜。彼女はチームBの曲をやるのは恐らく初めて。AとKのアンダーしかやったこと無かったはず。今後は、劇場でもチームBの公演に出て欲しいなあ。
●M28 シャムネコ (チームK14名、小原春香、野中美郷)
●M29 転がる石になれ (チームK14名、小原春香、野中美郷)
チームAのときに、表メン扱いの小原春香がいなかったので、不思議に思っていたら、チームKの方に出演していて、驚いた。彼女は今まで、チームKの公演にもチームBの公演にも出たことが無く、完全に「チームA専属」状態だったからです。
でも、この日見ていて、「チームKの方に出演しても違和感無いなあ」と思いました。むしろ、彼女のダンスのキレは、チームKの方に近いような気すらしました。彼女もたまにはK公演に出て欲しいかも。
●M30 Baby Baby Baby (A・K・B)
●M31 Dear my teacher (A・K・B)
●M32 BINGO! (A・K・B・研究生)
定番曲を全員で。残りの研究生は、ここで初めて出てくる。モバメ見てると、研究生も随分レッスンに時間を掛けているので、もっと出番が多いのかと思っていた(;--)。
◆アンコール
★アイドリング!!!からの告知と新曲特報(モニタ映像)
★アンコール前に7期生お披露目(18名)
ここで、以前書いた、アイドリング!!!からの告知と7期生お披露目がありました。7期生のお披露目では、一部で「あやりんコール」が起こっていましたが、気付いていないお客さんも多かったようです。
菊地彩香復帰の件については、また別途エントリを分けて書こうと思います。
●EC1 ひこうき雲 (A・K・B・研究生)
●EC2 会いたかった (A・K・B・研究生)
●EC3 夕陽を見ているか? (A・K・B・研究生・SKE48・途中から7期生)
●EC4 大声ダイヤモンド (A・K・B・研究生(7期生含む)・SKE48)
最後は盛り上がれる曲を。7期生が「大声ダイヤモンド」に参加したのが驚きでした。まあ、出来不出来の差が激しくて、踊れている子もいれば、全然踊れていない子もいましたが。
今回のコンサートは「大声ダイヤモンド」で始まり、「大声ダイヤモンド」で終わるという、今までのAKBではあまり無かった構成。でも、今年を締めくくるのに相応しい、良い構成だったと思います。
◆全体的な感想
タイトルに「シャッフル」と銘打っているからには、もっと目新しい人選・配役をするのだろうとばかり思っていました。ところが、ふたを開けてみると、結局出てくるのは“推されメン”ばかり。シャッフルも、以前見たようなのが多くて、正直、がっかりしました。
たまには、あっちゃんを始めとする“推されメン”がバックダンサーを務めることがあってもいいのではないか、と個人的に思ったりします。
でも…、こういう大きい場所でのコンサートでは、「初めて、もしくは久しぶりにAKBを見る」という人が多いと思われます。そうなると、テレビや雑誌でよく見かける、(ファンの多い)“推されメン”が目当てという人が多いのではないでしょうか。そういう人の事を考慮すると、今回のような偏った人選にするしかないのかなあ、という気もします。
ただ…推されメンを全面に出すにしても、もうちょっと干されメンもバランス良く配置して欲しかったなあ、という思いが残った今回のコンサートでした。
※1…終わった後に送られてきた彼女のモバメでも、「(この曲は)個人的にはシャッフルされてなかった」と書かれてました。