◆前回の日記(AKB48の日比谷野音ライブ)の補足です。
●選曲について
今回のセットリストは、現在劇場公演で行われている曲が中心。劇場に通っているファンからすれば、ちょっと物足りないだろうけど、あまり劇場に来られない人にとっては、この方がいいんでしょうね。「現在、AKB48は、こんな曲を歌ってますよ」というカタログみたいな感じ。
あと、メンバーにとっても、レッスン時間が短くて済むので、負担が少ないんだろうな。
●昇格組での「ガラスのI LOVE YOU」
最近昇格した宮崎美穂・北原里英・指原莉乃・仁藤萌乃で上記の歌を。分かりやすい人選(笑)。劇場では見られない組み合わせと曲だったこともあって、面白かった。
●研究生の「Virgin Love」
研究生全員?で上記の曲を。選曲はちょっと意外だった。
●SKE48による「PARTYが始まるよ」
最終オーディションからまだ3週間ちょっとしか経っていないのに、もう歌うとは思いませんでした。あと驚いたのが、最終オーディション合格者22名全員が揃っていたこと。今までの例だと、お披露目までに既に何人か辞めていたりしてたので(パク)。
“無駄に笑顔”で、“無駄に元気”な子が何人かいたのが目に付いた。こういうのって、結成当初ならではですよね。初期って、“めちゃめちゃ気合い入りまくりの子”がいたりするんだよなあ。個人的にはそういう子を見ているのは楽しいのですが^^。
●AKB48(SKE48)という場所
元メンバーの妹が入ってきたり、卒業した子が戻ってきていたりするのを見て、実はちょっと安心した部分がありました。「AKB48って、それほど悪い場所じゃないんだな」と。
もしひどい場所だったら、妹には入らせないでしょうし、一旦卒業したのに戻ってきたりはしないでしょうからね。
●AKB史上最多、69人でのステージ
最後は正規メン・研究生合わせて総勢69人での「AKB48」と「BINGO!」。でも、さすがに69人は多すぎだったらしく、端の方なんてメンバーが密集していて身動きが取れないぐらい(笑)。
まあ、それもお祭り(※1)らしくて良かったですけれどね。
------------
◆AKB48にとっての“卒業” (大堀恵のソロデビューに関連して)
“めーたん(大堀恵)”ソロデビューの詳細が、昨日放送の「0じ59ふん」で発表されました。「1万枚売れないとAKB48を卒業」とのこと。
「今さら初期モー○。のパクリかよ!10年前かよ!」
という突っ込みはさておき(パク)、私が気になったのは、「“AKB48卒業”がペナルティ・罰ゲームとして扱われていること」です。
元々AKB48のコンセプトは「1人前になり、芸能界に巣立っていくこと(つまり卒業)が目標」だったはずです。だから本来は逆で、「1万枚売れたら(芸能界でやっていけそうなので)卒業」となるはずです。
しかし、今回そうなっておらず、「卒業」が罰ゲームとして扱われているということは、実際には「AKB48を卒業」はネガティブなイメージしか無いということなんでしょう。
何せ、今までに(自主的に)卒業したメンバーは基本的に全員干されメンでした。逆に、推されメンで(自主的に)卒業した子はまだ一人もいません。だからどうしても「AKB48を卒業」というのは「AKB内で芽が出なかった子が選ぶ道」みたいになってしまっているんですよねえ…。
推されメンが何人か“発展的卒業”をすれば、そういうイメージも無くなるんでしょうけど、まだしばらくはそういう子は出てきそうにありません。やっぱり、「“AKBという肩書き”を持っていた方が得だ」という事務所の思惑なんかもあるんでしょうかねえ…。
※1…ライブのサブタイトルに「AKB48夏祭り」という言葉が入っていた。