セットリストベスト100を振り返って…。

　さて、4日間のリクエストアワーを通して、思ったことを少し…。

　●この「リクエストアワー　セットリストベスト100」というのは、始まった当初から、シングル曲が強い企画でした。特に4日めは「シングル祭り」と言ってもいいような内容になるのが常でした。

　●ところが、今年は様子が違いました。シングル曲はことごとく下位に沈み、シングル曲の中でも特に強かったはずの「前の年に発売された、投票対象になったばかりのシングル（一昨年の12月シングル含む）」ですら、10位以内に入った曲は「上からマリコ」の1曲だけでした。

　●代わりに強かったのは、ユニット曲やソロ曲。特に、「卒業や移籍など、もう見られないかもしれない曲」が強かったですね。矢神久美の「狼とプライド」や宮澤佐江の「奇跡は間に合わない」、1位を獲得したチーム4の「走れ！ペンギン」などなど…。

　●これは、シングルに投票する人が多いと思われる“ライトユーザー”が減っているからだと思います。そのため、相対的にコアなファン層の投票が色濃く反映されるようになったのでしょう。そして、言うまでもなくコアなファン層が投票するのは、上記の「必ずしも有名ではないが、色々と背景がある曲」が多いでしょうから、今年のような結果になったのでしょう。

　●あと、元々このコンサートは、「あまり有名ではないけど、名曲に光を当てる」というコンセプトで始まりました。「楽曲の総選挙」と言われていたことからも分かるように、主役はあくまで「楽曲」であるはずでした。

　　ところが、3年前ぐらいから感じるのは、「曲に対する投票ではなく、人に対する投票になってきている」ということ。つまり、どういう曲か？ではなく、誰が歌っているか？を重視する傾向が年々強くなってきているように感じます。「曲はそれほど好きではないが、推しメンが歌っているから投票する」という人が多いのではないかと思うのです。

　　例えば、ソロ曲がその最たる例。具体的な曲を挙げるのは避けますが、握手会等の列に並んでいるときに、「今年も○○は上位に入るんだろうけど、ほんとにみんなあの曲好きなのか？とてもそうは思えないんだけど」というファンの会話を何度か耳にしたことがあります。

　　「推しメンが見たい。それもなるべく高い順位で」というのはファンの心理として分からなくはないのですが、「有名ではないけど、良い曲に光を当てる」という当初のコンセプトからは、はずれてしまっているような気がします。メンバーに対する投票なら、結局、「選抜総選挙」と変わらないですからね。

AKB48 セットリストベスト100 4日目

　4日間に渡って行われてきたリクエストアワーもいよいよ最終日です。それでは順位とコメントを…。

◆025位：NW Al：プラスティックの唇 (--/--/--/--/--)
◆024位：↑ B3：純情主義 (--/58/46/9/--)

　去年は圏外でしたが、今年復活。SKEのチームEがリバイバルでB3rdを行なっていたので、その影響でしょうか。

◆023位：↑ B3：初日 (26/21/8/1/--)

　かつて1位を獲得した曲ですが、比較的粘っている方でしょうか。

◆022位：↑ S3：思い出以上 (49/77/--/--/--)

　S3rd公演のユニット曲。松井珠理奈がセンター。今回はSKEのファンが頑張った印象ですね。

◆021位：NW Sg：北川謙二 (--/--/--/--/--)

　NMB48の最高位は最新シングルのこの曲。こういう明るい曲も良いですが、「絶滅黒髪少女」や「ヴァージニティー」みたいな曲調も好きなんですけれどね。

◆020位：NW Al：アボガドじゃねぇ～し… (--/--/--/--/--)

　渡辺麻友と指原莉乃のデュエット曲。意外と人気があるんですね。

◆019位：↓ A5：ハート型ウイルス (15/9/7/36/--)
◆018位：↓ SDN：孤独なランナー (3/--/24/--/--)

　昨年3月に解散したSDN48が登場。解散してから芹那がすっかりブレイクしてしまったので、SDNのメンバーとして歌っているのは、少し違和感を感じました（笑）。

◆017位：↓ Sg：君のことが好きだから (12/6/2/--/--)
◆016位：NW Sg：UZA (--/--/--/--/--)

　初披露時はネット上でも散々酷評されていたのに、この順位というのは驚きました。まあ、投票券が入っていたのはこのシングルなんですけどね。

◆015位：↑ S3：枯葉のステーション (17/22/--/--/--)

　松井玲奈ソロ曲。昨日は高熱のため出演を見合わせていましたが、この日はこの曲とアンコールの「So long!」に出演。無理して出演しているように見えました。お大事に。

◆014位：NW Sg：ギンガムチェック (--/--/--/--/--)

　久々の大島優子センターの曲だったので、個人的には一桁順位だと思っていました。

◆013位：↑ S3：狼とプライド (45/88/--/--/--)

　この春でSKEを卒業することが決まっている矢神久美のユニット曲。ファンが頑張って投票したようですね。

◆012位：NW Al：ファースト・ラビット (--/--/--/--/--)
◆011位：NW TS：重力シンパシー (--/--/--/--/--)

　パチンコのために作られた曲ですが、こんなに上位に入ったのは驚き。テレビで散々宣伝してたからでしょうか…。

◆010位：↓ K3：泣きながら微笑んで (9/8/11/22/11)

　大島優子のソロ曲。この曲が公演で歌われていたのは随分前なので、オリジナルは知らないけど、大島優子のソロ曲だから、ということで投票している人が多いんだろうなあ、といつも思います。

◆009位：NW Sg：夢の河 (--/--/--/--/--)

　前田敦子を含む10人で歌う曲。ただし、前田敦子本人の出演は無く、映像に合わせてメンバーが歌う形式。これ、本人の出演を期待して投票した人はガッカリだったでしょうね。

◆008位：↑ B5：夜風の仕業 (10/12/--/--/--)
◆007位：↓ B5：チームB推し (5/5/--/--/--)

　この曲、相変わらず人気が高いですねえ。チームBメンバーのあだ名をひたすら言っていくだけの、内容の薄い歌なのですが（笑）。

◆006位：→ B4：愛しきナターシャ (6/7/38/--/--)

　指原莉乃センターのユニット曲。スキャンダルがあっても、彼女の人気はそれほど衰えていないことが、今回のリクエストアワーで分かりました。

◆005位：↑ K5：虫のバラード (20/46/54/--/--)

　今回、驚いたのがこの曲。秋元才加のソロ曲なのですが、なぜこんなにランクアップしたのか不思議でした。

◆004位：↓ Sg：ヘビーローテーション (1/1/--/--/--)

　昨年まで2年連続1位で、3連覇は堅いのでは？と思っていたヘビロテですが、今年は4位。個人的にはこれで良かったと思います。ヘビロテが3連覇だと、ある意味この3年間、AKBは停滞していたということにもなるので…。

◆003位：NW Sg：上からマリコ (--/--/--/--/--)

　篠田麻里子のファンって、あまりこの手のものには投票しないイメージがあったので、ヘビロテを超えたのは意外でした。

◆002位：↑ K6：奇跡は間に合わない (24/33/--/--/--)

　宮澤佐江がセンターのユニット曲。SNH48に移籍したため、彼女の歌っている姿を見るためには、こういうコンサートしか無いわけで…。ファンが頑張って投票したんでしょう。あと、移籍する彼女の門出を祝いたい、という意図もあったのでしょう。

◆001位：NW Sg：走れ！ペンギン (--/--/--/--/--)

　ということで、今年の1位はチーム4唯一のオリジナル曲である「走れ！ペンギン」でした。昨年チーム4は解散してしまったため、もう一度チーム4が歌っている姿を見たいと思った人が多かったということでしょう。

　少しベタな展開でしたが、まあリクエストアワーって、こういうものだよな、と改めて思った今回の結果でした。

AKB48 セットリストベスト100 3日目

　さて、リクエストアワーもいよいよ3日目。50位から26位までの発表です。ちなみにこの日はYouTubeで視聴したのですが、15万人ぐらいが接続していたためか、回線が重く、画面が止まることもしばしば…。まあ、無料だからあまり贅沢は言えませんが。

　では、順位とコメントを…。

◆050位：↓ A5：大声ダイヤモンド (33/11/4/2/--)

　AKBのターニングポイントとなった曲であり、ファンの人気も高いこの曲でも50位。まあ、今回はシングル曲は全体的に苦戦していますが…。

◆049位：↓ A4：純愛のクレッシェンド (28/--/35/13/22)
◆048位：↑ K6：RESET (59/26/--/--/--)

　前回よりも順位が上がったのは、ちょっと意外でした。昨年11月にチームが新しくなってしまったため、前のチームの代表曲を聴いてみたい、という人が多かったんでしょうかね。

◆047位：↓ Sg：Everyday、カチューシャ (2/--/--/--/--)

　昨年2位の曲がこの順位。

◆046位：NW Sg：GIVE ME FIVE! (--/--/--/--/--)
◆045位：NW Al：スキャンダラスに行こう！ (--/--/--/--/--)
◆044位：NW Al：みつばちガール (--/--/--/--/--)

　SKE48チームEの曲。メンバーが嬉しそうでした。

◆043位：↓ A6：Pionner (39/23/--/--/--)
◆042位：NW Sg：羽豆岬 (--/--/--/--/--)
◆041位：NW Al：思い出のほとんど (--/--/--/--/--)

　前田敦子と高橋みなみのデュエット曲。YouTubeを見ていて、前田敦子が映ったので、てっきり「お、卒業生は基本的に呼ばないはずだけど、さすがに前田敦子は出演させるのか」と思ったんですが、実は東京ドームの時の映像を流していただけで、本人の出演は無し。

　高みなが前田敦子の映像とデュエットするという、ちょっと面白い趣向でした。

◆040位：NW Sg：ジャングルジム (--/--/--/--/--)

　山本彩のソロ曲。ギターの弾き語り。

◆039位：↓ K3：くるくるぱー (14/--/80/--/93)

　卒業が噂されている小林香菜のセンター曲。ちなみにこの曲は6人で歌うのですが、オリジナルメンバーで残っているのは小林香菜と松原夏海の2人だけになってしまいました。

◆038位：NW HK1：HKT48 (--/--/--/--/--)

　今回の投票対象曲の中で、HKT48の唯一のオリジナル曲。

◆037位：↓ A6：愛しさのアクセル (34/25/--/--/--)
◆036位：↓ A3：Bird (13/29/10/4/9)

　高橋みなみのソロ曲とセンター曲が2曲連続で。この日は高みなの出番がやたら多い印象でした。

◆035位：NW Sg：片想いFinally (--/--/--/--/--)
◆034位：NW Sg：真夏のSounds good! (--/--/--/--/--)

　去年のレコード大賞受賞曲で、AKB48のシングルの中で、現時点で最も売れた曲ですが、この順位。私は悪くない曲だと思うんですけれどねえ。

◆033位：NW Sg：ナギイチ (--/--/--/--/--)
◆032位：NW TS：お手上げララバイ (--/--/--/--/--)
◆031位：NW Sg：ぐぐたすの空 (--/--/--/--/--)

　AKB48の曲の中ではメロディが少し異質な感じの曲ですが、個人的には非常に好きな曲。上位にランクされたのは嬉しかったです。歌詞に「1ミリ」という長さが出てきますが、秋元康氏は、なぜかこの長さが好きなようで、彼の書く文章にも度々出てきます。

◆030位：↓ Sg：言い訳Maybe (11/4/1/--/--)
◆029位：NW Sg：わるきー (--/--/--/--/--)
◆028位：↓ Sg：青春のラップタイム (23/--/--/--/--)

　NMB48のシングルのカップリング曲なんですが、ファンの人気は高いですね。

◆027位：↑ B3：てもでもの涙 (38/30/12/3/--)

　柏木由紀の相手役（オリジナルは佐伯美香）を誰が務めるか？が毎年話題になりますが、今年の相手役は渡辺麻友でした。

◆026位：↓ Sg：抱きしめちゃいけない (8/--/--/--/--)

　「フライングゲット」のカップリングですが、タイトル曲（A面）よりも上にランクイン。

　去年最終日（25位以内）にランクインしたシングル曲のうち、まだ出ていないのは「ヘビーローテーション」のみ。メンバーもMCで言っていましたが、今年のランキングは読めないですね。

AKB48 セットリストベスト100 2日目

　さて、リクエストアワーの2日目。75位から51位までの発表です。

◆075位：↑ S2：ウィンブルドンへ連れて行って (--/--/58/--/--)
◆074位：NW Sg：正義の味方じゃないヒーロー (--/--/--/--/--)
◆073位：NW Sg：キスだって左利き (--/--/--/--/--)

　SKEの現時点での最新シングル。あまり評判は良くなかったためか、この順位。

◆072位：↓ B5：嵐の夜には (65/67/--/--/--)
◆071位：NW Sg：アイシテラブル！ (--/--/--/--/--)
◆070位：NW Sg：TWO ROSES (--/--/--/--/--)
◆069位：↓ K5：エンドロール (51/44/20/--/--)
◆068位：↓ K6：彼女になれますか? (62/34/--/--/--)

　個人的には好きな曲。シングルにしても良いぐらいだと思っています。

◆067位：NW Sg：なんてボヘミアン (--/--/--/--/--)
◆066位：↓ KⅡ3：お待たせSet list (21/--/--/--/--)
◆065位：NW KⅡ3：クロス (--/--/--/--/--)

　K2 3rdの曲が2曲連続。高柳明音がNMBに「NMBさんの曲はランクインしましたっけ？」みたいな嫌味を言ったらしい（笑）。

◆064位：↑ A1：桜の花びらたち (--/76/32/10/1)

　確か去年は圏外だったと思うのですが、今年はランクイン。SKEやHKTの研究生公演で歌われるようになったためですかね。

◆063位：↓ A4：Only today (56/45/18/20/17)
◆062位：↓ B5：キャンディー (32/15/--/--/--)
◆061位：↓ H1：夕陽を見ているか? (40/62/48/41/29)

　ファンの支持率は今ひとつですが、メンバーの支持率が非常に高い曲。6年連続ランクイン。

◆060位：↑ S3：恋を語る詩人になれなくて (76/92/--/--/--)
◆059位：NW KⅡ3：フィンランド・ミラクル (--/--/--/--/--)

　またもやSKEが2曲連続。向田茉夏がセンターのユニット曲。

◆058位：↓ B4：残念少女 (48/--/17/--/--)
◆057位：NW Sg：ドレミファ音痴 (--/--/--/--/--)
◆056位：NW TS：君のc/w (--/--/--/--/--)
◆055位：↓ K3：MARIA (44/39/47/7/43)

　初期の公演の名曲。本来は増田有華がセンターなのですが、卒業してしまったため、横山由依がセンターを担当したとのこと。

◆054位：↓ SgA：フライングゲット (4/--/--/--/--)

　昨年4位だった曲がこの順位。なぜかファンの評価は低い曲です。私は好きなんですけれどねえ。

◆053位：↓ SgA：Choose me! (31/31/--/--/--)
◆052位：↓ K6：逆転王子様 (46/49/--/--/--)
◆051位：NW SgA：Show fight! (--/--/--/--/--)

　「ギンガムチェック」のカップリングで、総選挙49位だった武藤十夢がセンターを務める曲。取り敢えず武藤十夢は今年の総選挙までは今の扱いが続くはずなので、何とかその間に人気・知名度を上げて欲しいですね。

◆支配人の人事異動

　あと、この日のアンコールで支配人の人事異動が発表されました。

　　AKB支配人　…　現SKE支配人の湯浅氏が担当
　　SKE支配人　…　現チームKマネージャーの芝智也氏が担当
　　NMB支配人　…　現NMB支配人の金子氏が引き続き担当
　　HKT支配人　…　尾崎氏が担当。現支配人の佐藤氏は運営統括に

　なお、現AKB支配人の戸賀崎氏はAKBグループの総支配人に就任するとのこと。うーん、どうなんでしょうかねえ。外部から人を招くのではなく、あくまで内部での異動にとどまっているので、あまり変わらないような気もしますが…。ちなみに新AKB支配人の湯浅氏については、私はあまりいい印象はありません。

AKB48 セットリストベスト100 1日目

　さて、毎年恒例になった「AKB48の楽曲の中から、ファンの投票でベスト100を選ぶ」というこの企画。1日目（100位～76位）の曲についてコメントを…。ちなみに今日はほとんど見ていません（動画配信ですこし覗いた程度）。3日目から動画配信で全て見る予定。

　では、順位と感想を少し…。

◆100位：↓ Sg：ごめんね、SUMMER (72/32/--/--/--)

　今年はどうもシングルは苦戦気味のようです。

◆099位：↑ Sg：僕のYELL (--/87/--/--/--)

　返り咲きはちょっと意外でした。シアターガールズ（干されメン中心）の曲。

◆098位：↓ K3：草原の奇跡 (79/75/37/25/31)

　順位は下がりましたが、毎年ランクインしているのはすごいですね。

◆097位：NW K ：バッチコイK！ (--/--/--/--/--)
◆096位：NW Sg：偶然の十字路 (--/--/--/--/--)
◆095位：NW Sg：次のSeason (--/--/--/--/--)
◆094位：↓ B4：片思いの対角線 (91/47/22/--/--)

　ウェイティング公演やNMBのチームM公演で披露されている曲です。チームMの出演を期待して投票した人もいたかも…。

◆093位：NW Sg：呼び捨てファンタジー (--/--/--/--/--)
◆092位：NW Sg：星空のキャラバン (--/--/--/--/--)
◆091位：NW K23：眼差しサヨナラ (--/--/--/--/--)
◆090位：↓ Sg：パレオはエメラルド (16/--/--/--/--)

　やはり少し古いシングルは苦戦気味の模様…。

◆089位：↓ Al：君と僕の関係 (27/--/--/--/--)
◆088位：↓ Al：少女たちよ (35/--/--/--/--)
◆087位：NW Sg：結晶 (--/--/--/--/--)

　NMBのカップリング曲です。

◆086位：↓ Sg：オーマイガー！ (19/--/--/--/--)
◆085位：↑ K6：心の端のソファー (--/70/--/--/--)
◆084位：↓ K4：支え (67/63/48/16/--)

　チームKのメンバーのことを歌った曲ですが、この曲を歌っていた当時のメンバーは、16人中8人が既に卒業してしまいました。今日出演した河西智美も卒業予定なので、とうとう半分を切ることになりますね。

◆083位：↓ Sg：RIVER (54/14/5/--/--)
◆082位：↓ A6：炎上路線 (37/36/--/--/--)

　指原莉乃と高城亜樹の曲。今年気になるのが、指原莉乃の曲について、去年のスキャンダルの影響があるのかどうか。彼女のセンター曲である「愛しきナターシャ」の順位がどうなるかに注目しています。

◆081位：↓ Sg：Beginner (18/2/--/--/--)
◆080位：↓ Sg：ポニーテールとシュシュ (25/3/--/--/--)

　やはりシングルは苦戦気味（しつこい）。

◆079位：↓ B3：天使のしっぽ (73/68/23/18/--)
◆078位：↓ B4：口移しのチョコレート (47/48/16/--/--)

　現在、チーM公演で披露されていますが、思ったほど票は伸びず…。

◆077位：↓ Sg：風は吹いている (7/--/--/--/--)
◆076位：↑ K5：抱きしめられたら (97/--/59/--/--)

　この曲がランクアップしたのは驚き。河西智美センターの曲ですが、現在SKE48のチームE公演で披露されているので、そちらのファンが投票したのかも…。

　ただし、今日歌ったメンバーは河西智美、倉持明日香、菊地あやかの3人。河西と倉持は「マジすか学園」で“歌舞伎シスターズ”という役柄を演じていましたが、この二人はどちらも“手ブラ”で一悶着あったので、twitterを見ていると「テブラーズ」とか、色々言われていてちょっと切なかったり…（パク）(-∀-`;)。

　さて、明日以降の順位はどうなるんでしょうね。少し古いシングル曲が順位を下げているので、最近のシングル曲がランクインしてくるんでしょうかね。

君の名は…。 ～もし偽メンバーが紛れ込んだら～

　昨日の「AKBINGO！」で、なかなか面白い、というか、興味深い企画が放送されました。「もし、偽のメンバーが収録に混ざっていたら、（正規）メンバーは気付くのか？」というドッキリ企画です。以下、箇条書きで流れと感想を…。

　●偽のメンバーは、オーディションで選んだとのこと。webでの情報によると、テアトルアカデミー所属の塚田帆南という子らしい（http://www.theatre.co.jp/talent/230.html）。ちなみにドッキリ用の名前は木村愛。

　●偽メンバーには、メンバーに話しかけたり、一緒に写メを撮ってもらったり、高みなに相談を持ち掛けたり（パク）、と、色々と課題が与えられましたが、結局全てクリア。明確に「（あなたは）メンバーじゃないよね？」と指摘してくるメンバーはいませんでした。

　●で、この偽メンバーに対するメンバーの対応が「すごく優しい」とネット上では称賛の嵐だったようです。確かに休憩中、警戒して少し離れた場所にいた偽メンバーに対して、指原莉乃は「（差し入れ）食べないの？」と自分から話しかけたり、渡辺麻友は「りんごジュース飲む？」とジュースを持ってきてあげたり…と、非常に親切な対応でした。

　●その他にも渡辺美優紀は、いきなり「一緒に写メを撮って下さい」と言われて、気さくに応じたり、高橋みなみは、バラエティでの振る舞いに関して相談されて、真剣に答えたりしていました。

　●最近入った研究生がよく「先輩はみんな優しい」とMCで言っていたりして、客席が「ほんとかよ」みたいな雰囲気になることがよくありますが（パク）、今回のメンバーの対応が、もしヤラセではなかったとすると、研究生の言っていることは本当だったことになりますね（あくまで、ヤラセではないとすると、ですが）。

　●もちろん、上記のような、何の疑いも持っていない風に接するメンバーだけではなく、少し怪しんでいるメンバーもいました。例えば森保まどかを始めとするHKT48のメンバー。彼女たちは「何処のグループですか？」と偽メンバーに聞いていました（※1）。

　●その問いに対する偽メンバーの答えは「SKE48の6期生です」でした。これは上手い所を突いたな、と思いました。というのも、SKE48の6期生はお披露目はしたものの、まだプロフィールは公式には発表されていません。現時点でSKE48の6期生全員の名前を把握しているのは、ヲタでも全国で5人ぐらいでしょう（パク）。偽装するにはうってつけの肩書きなのです。

　●なので、HKT48のメンバーも、それ以上は追求しませんでした。ただし、面と向かって指摘しなかったからと言って、すべてのメンバーが気付いていなかったわけではないと思います。例えば、不審そうな目で見ているメンバーは、他にも何人もいましたから。

　●「48グループのメンバーではなさそうだけど、スタッフが何も言わないということは、今日の収録の出演者なんだろう。多分、後で紹介でもあるのかな。」という風にでも思っていたのではないでしょうか（※2）。

　●この偽メンバーを演じた塚田さんですが、非常に上手かったですね。番組の収録中もリアクションが大きくて、終始いい表情でした。映画「悪の教典」なんかにも出ている女優さんということで、実力がある人なんでしょう（※3）。

※1…他に「どこのグループか？」と聞いたメンバーはいませんでした。
※2…渡辺美優紀が彼女に対して敬語だったのが少し気になりました。（48グループではない）外部の人に対する接し方のようにも見えたので…。
※3…ただし、彼女は一つだけミスを犯していました。ひな壇で隣の山田菜々に話しかけるときに、タメ口だったんですよね。48グループの、特にSKEは先輩に対する言葉使いは敬語が基本だったはず。さすがにそこら辺は知らなかったんでしょうね。

SKEメンの大量卒業に思ふ…。

　一気に8人ものメンバーの卒業が発表されたSKE48ですが、それに関連して思ったことをいくつか…。長くなりそうなので、箇条書きで…。

◆仕事（特に地元での）の変化

　・最近のSKEは、一部のメンバーを除いて、ひたすら握手会と公演しか仕事が無い状態になっています。

　・SKEの所属事務所がまだ“ピタゴラスプロモーション”だった頃は、結構地元の仕事が多かったように思います。「ここまで地元の仕事をしている地方アイドルはいない。」と当時言われていたぐらい。

　・それが、所属事務所がAKSになった頃から、一気に地元の仕事が無くなったように思います。かと言って、東京の仕事が増えるわけでもなく、むしろ東京の仕事も減った印象があります。

　・あと、NMBもそうですが、SKEはただでさえ自グループのシングルの握手会が多いのに加え、「年5回、15日間」は必ずAKBの握手会に全員が参加しなくてはなりません。合計すると年間50回以上握手会をしているそうなので、週1回以上のペースで握手をしていることになります。

◆スキルアップの出来ない環境

　・上記のような状態に加え、SKEにはその他にも制限があるようです。

　・桑原みずきのブログによると、SKEでは個人的に受けたいオーディションがあっても、受けさせてもらえないとのこと。

　・AKB関連のドラマに出演させてもらえるような一部の人気メンバー以外は、基本的に劇場公演と握手会以外は（制限があって）させてもらえない、ということになります。これでは、特に女優志望の子にとって、スキルアップなんて望むべくもない状態です。

　・今のままの状態だと、これからも辞めたくなる子はどんどん出てきても不思議ではありません。

◆SKE、NMBと比べて、AKBの卒業が少ない理由

　SKE、NMBと比べて、AKBのメンバー（若手や研究生）の卒業は、比較的少ない状態です（※1）。これは、10期生までのメンバーは基本的に外部事務所に所属しているため、事務所が仕事を取ってくる場合があるのと、外部事務所に所属していないメンバーでも「有吉AKB共和国」をはじめ、小さい仕事がたまに入ってくることがあるため、少しは望みがあるように思えるからでしょうか…。

　ただ、逆に言えば、干されメンでも小さい仕事が入ってきてしまうため、卒業に対して今ひとつ踏ん切りがつかない子が多い、という可能性もありますが…。

※1…その代わり、AKBには他のグループには無い、「セレクション審査」がありますが…。

サヨナラはいつも突然…。

　本日、驚くべき情報が入ってきました。SKE48の以下のメンバーの卒業が発表されたそうです。

　チームS：桑原みずき、高田志織、平松可奈子
　チームK2：赤枝里々奈、小木曽汐莉
　チームE：上野圭澄、原望奈美
　研究生：小林絵未梨

　8人ものメンバーが一斉に卒業を発表するのは、今までの最多記録ではないでしょうか？あと、複数のメンバーの一斉卒業発表と言えば、どうしても2008年10月のチームA5人（大江朝美、駒谷仁美、戸島花、中西里菜、成田梨紗）の卒業発表を思い出してしまいます。

　今回の卒業発表について、色々と思う所はありますが、それはまた別途…。

新成人メンバー＆お久しぶりな方

◆今年と来年以降の新成人メンバー

　今年の成人式に48グループの新成人メンバーが出席したそうです。メンバーは以下。

　AKB48：仲俣汐里、仁藤萌乃、横山由依、島田晴香、大場美奈、田名部生来、峯岸みなみ
　SKE48：小木曽汐莉、佐藤聖羅、矢方美紀、梅本まどか、小林亜実、柴田阿弥、日置実希
　NMB48：福本愛菜、山田菜々
　HKT48：指原莉乃

　峯岸みなみが「去年の成人メンバーが豪華だったので、今年の報道陣の皆様の集まり具合はどうなのか、半年前から不安でした（笑）。」とコメントしたそうですが、確かに去年のメンバーは前田敦子をはじめ、人気メンバーが多かったです。でも、今年も指原莉乃や峯岸みなみがいたので、何とか形にはなったのではないでしょうか。ちなみに来年のメンバーは以下。

　AKB48：近野莉菜、中塚智実、菊地あやか、宮崎美穂、佐藤すみれ、石田晴香、中村麻里子、内田眞由美、藤江れいな、市川美織、鈴木紫帆里、永尾まりや、渡辺麻友、島崎遥香
　SKE48：阿比留李帆、鬼頭桃菜、高木由麻奈、竹内舞、松本梨奈、木下有希子、新土居沙也加、犬塚あさな
　NMB48：村上文香、山本彩、島田玲奈、渡辺美優紀、山口夕輝、高野祐衣
　HKT48：該当者なし

　いわゆる“まゆゆ世代”ですね。NMBのツートップもいますし、それなりに注目されそうなメンツです。しかし、これが再来年（以降）のメンバーとなると、途端に知名度の低いメンバーばかりになります。今年や来年とは比べ物にならないぐらいに…。

　AKB48：小森美果、岩立沙穂、武藤十夢、山内鈴蘭、岩佐美咲、川栄李奈、小嶋菜月、
　SKE48：小林絵未梨、岩永亞美、矢神久美（ただし卒業予定）、斉藤真木子、上野圭澄、加藤るみ、井口栞里
　NMB48：小笠原茉由、岸野里香、河野早紀、上枝恵美加、小谷里歩、山岸奈津美、大段舞依、中川紘美、井尻晏菜、上西恵
　HKT48：坂口理子、多田愛佳、山田麻莉奈

　去年の総選挙の順位で言うと、33位の岩佐美咲が最高位で、その次は49位の武藤十夢。アンダーガールズ入りしたメンバーすらいません。再来年までにこの中からブレイクするメンバーがもし出なかったら、それこそ報道陣はあまり来なくなってしまうかも知れません。

　こうして見ると、最近やたらと運営は「世代交代だ、第2章だ」とアピールしていますが、実際には世代交代なんて、全く進んでいないことが分かりますね…。

◆お久しぶりな方　～有馬優茄～

　元5期研究生の有馬優茄がtwitterを始めたようです。また彼女の書く文章が読めるというのは個人的に非常に嬉しいです。彼女がセレクション審査に落選し、一般人に戻った時点で、もう読む機会は無いと思っていたので…。彼女のツイートを見ると、研究生だった頃の思い出もたまにつぶやいているようです（※1）。

　彼女はAKBのブレイク前にセレクション審査で落とされたわけですが、そんな彼女でも、今だにバイト先等で「元AKBですか？」と聞かれるそうです。

※1…ちなみに現在大学4年生で、春からは社会人とのこと。

チームK2「ラムネの飲み方」公演

　1月12日に、SKE48の公演を見に行ってきました。劇場が改装されてからは初めて。内容はチームK2の「ラムネの飲み方」公演です。ちなみに、私がチームK2の公演を見るのは、2009年の7月以来。何と3年半ぶり。

　当時はまだチームK2が公演を開始したばかりの頃で、現在チームK2のリーダーである高柳明音は、まだ全然リーダーっぽくなく、1期生の佐藤実絵子と佐藤聖羅が公演を引っ張っている状態でした（※1）。

　で、今回の公演では、そんなチームK2が、3年半の時を経て、どれくらい変わったのかを見るのも楽しみの一つでした。ということで、新劇場と公演の感想をざっと…。

　●入場抽選時は、ロビーに並ぶんですが、このロビーがえらく狭い（苦笑）。劇場の広さを確保した影響でしょうか。

　●以前の劇場は完全にライブハウスっぽい感じでしたが、改装後は劇場っぽくなりました。

　●公演が始まってまず思ったのは、音響（設備）の良さ。音割れも無くキレイに音が聴こえ、歌詞もはっきり聞き取れます。ちなみに、AKB劇場は音響があまり良いものではなく、歌詞が聞き取れないことも多いです。

　●劇場のステージも広くなり、見やすくなりました。これで48グループの中で見づらい劇場は本家のAKB劇場だけになってしまいましたね（泣）。

　●自己紹介MCで、後藤理沙子が「兄のパソコンを借りた時に兄の検索履歴を見てみた」という話をしていました。客席が「おいおい、まさかエロ画像を検索してました、みたいな話じゃないだろうな、それはマズイだろ」的な雰囲気になりましたが、そういった話ではなく（※2）、「自分（兄自身）の名前を検索していた。一般人なのに、意図が分からない」という話でした。いや、一般人でも自分の悪口とか書かれていないか、検索することはあるだろ（笑）。

　●ダンスに定評がある石田安奈ですが、この日は動きに精彩がありませんでした。曲紹介の時も曲名を忘れていたりしましたし、やはりSKEとAKBを兼任しているため、お疲れ気味なのでしょうか…。

　●江籠裕奈（2000年生まれ）が、かなり力強くしっかりと踊っていたので驚きました。Google＋の動画等を見る限りでは、「あまり感情を表に出さない、冷めた子供」みたいな印象だったので、ダンスも流し気味かなと勝手に思っていました。ここら辺は、SKEの文化みたいなものなんでしょうかね。

　●高柳明音は、ブログでの言動や秋元氏への直訴（笑）を見る限りでは、「非常に熱いキャラ」という印象だったのですが、公演での彼女は、勿論しっかりと踊っていますし、一生懸命さは伝わってくるのですが、「熱さ」みたいなものは余り感じませんでした。そういった意味では、3年半前とあまり変わらない印象でした。

　●良くも悪くも3年半前と全く変わらない印象だったのが“姉さん”こと佐藤実絵子。まあ、彼女は3年半前の時点で既に23歳でしたからね。既に色々と安定した状態だったのかも…^^。

　●今回気付いたのですが、「ラムネの飲み方」公演って、48グループの公演では唯一（？）「ダブルアンコール」があるんですね。で、ダブルアンコールでは激しいダンスが続くシングルメドレーを。これ、今出舞がアンダーで出演した時に「（負担が大き過ぎるセットリストなので）バカじゃないの？」と思ったらしい…（笑）。

＜全体の感想＞

　3年半ぶりに見たチームK2でしたが、各メンバーは勿論スキルアップしていましたし、ダンスも揃っていて、全体的に洗練された印象でした。ただ、その一方で、やや小さくまとまった印象を受けたのも事実。

　不思議な事に、3年半前に見た時の方が「熱さ・熱意」みたいなものは感じたような気がします。まあ、この点については、セットリストの違いが影響しているのかもしれませんが…。

※1…この時点では、高柳はまだリーダー就任前だったので、当然かもしれませんが…。ただ、この時のイメージがあるので、その後、「高柳明音がチームK2のリーダーに就任した」と聞いたときは驚きました。
※2…いや、そういう検索もあったのかもしれませんが（パク）。