ここら辺で、「脳内パラダイス」公演について、メモ・感想をまとめておきます。
◆1曲目
バンドスタイルですが、バンドというよりは「放課後の音楽室」といった雰囲気です(メンバーのMCでもそういう発言があった)。衣装も制服風ですし、照明も夕焼けをイメージしている感じ。
楽器を持っていないメンバーは、スタンドマイクで歌うのですが、1本を3人で使用。その様子がなかなか可愛らしくて良い。
楽器の片付けも、次の曲のイントロが流れている間にメンバーが協力して行います。この様子も、学校を思い起こさせますね。
ちなみに大島優子はベースを担当しているのですが、彼女は元々趣味がベース。ということでこの曲で使用してるベースは私物だそうです(驚)。
◆2曲目「脳内パラダイス」
ものすごく速い曲。その速いテンポに合わせて振り付けも超高速。その分、少し振り付けの荒さも見えますが、付いて行けるだけでも大したものです。
「Sunday Monday Tuesday…」というフレーズが出てきます。浅香唯の「7days girl」を思い出してみたり。あと、「パッパッパッ」という歌詞に合わせて手を体のあちこちに当てる仕草が可愛かったり。
タイトルから、もっとふざけた感じの曲を想像していましたが、意外にも真面目な感じの(笑)非常に出来の良い曲。
◆3曲目
いかにもアイドルっぽい曲。ノリがどことなく“チアリーディング”を思い起こさせます。間奏で拍手をしながらフォーメーションを入れ替えたりする所が特に。やっぱりドラマ『ダンドリ。』にインスパイアされたんでしょうか(笑)。
◆4曲目
大島優子のソロ。白い衣装で歌う。結構高音部の多い歌なためか、歌い方が“浜崎あゆみ”っぽくなっています。最近の娘は、高い歌はみんなああいう歌い方になってしまうんですかね。
◆5曲目
増田有華(センター)・梅田彩佳・河西智美で。マイクスタンドのスタンド部分だけを取ったようなマイクで歌う。一言で言えばステッキ状のマイク。それを蹴り上げて回したりするパフォーマンス。衣装はややゴスロリっぽい黒いドレス。
◆6曲目
秋元才加・宮澤佐江・佐藤夏希・野呂佳代「ベルサイユのばら」か「三銃士」のような衣装で歌う。もしかしたら“トランプ”をイメージしているのかな、と思ったり。
秋元…スペード
宮澤…クローバー
佐藤…ダイヤ
野呂…ハート
メロディも良いですが、とにかくアレンジが素晴らしい。“これでもか”といった感じのシンセドラムとエレキピアノの音が特に良いです。
◆7曲目
NHK「からだであそぼ」内で放送中の「ほねほねワルツ」。ただし、チームK公演なので、小野恵令奈と奥真奈美のみです。ゲネプロと初日は体操服で歌ってましたが、初日の次の日からはNHKでの衣装を着て歌うようになりました。
やっぱり、どこかから「体操服はまずいだろ」とクレームでも来たんでしょうか(パク)。
◆8曲目
今井優・大堀恵・小林香菜・高田彩奈・早野薫・松原夏海で歌う。脳天気な歌詞の歌です。アニメチックなド派手な衣装で。この曲は一人一人アイテムを持っているのですが、日によって変わる模様。
初日の夜公演。アイテム紹介のMCでのこと。
小林「“めーたん”が持っているのは何ですか」
大堀「ちょうちんです」
小林「やっぱり“めーたん”は大人だから、ここにちゃんと「大人」って書いてあるね」
彼女が指差した先には赤地に白い文字で「大入(おおいり)」と。
場内大爆笑。メンバー・客全員から「“大入”だよ!」と突っ込まれる。小林が珍しく恥ずかしがっていたので、どうやら“素”だった模様(泣)。
◆9曲目
クリスマスの歌。CMソングにぴったりの名曲。これって、クリスマスまでの期間限定なんでしょうかねえ。だとしたら、非常に勿体ない。
ちなみに歌が始まる直前にステージ奥にカーテン状になったイルミネーションが出てきます(驚)。衣装はひらひらした衣装(ABBA風?)。
◆10曲目
歌が始まる直前に、首に巻いていたスカーフを頭にリボンとてして装着する(カチューシャ状になっているらしい)。この演出には驚きました。で、歌詞に「シアターパイレーツ」というフレーズが出てくる通り、“海賊”のイメージらしい。
曲の前半で舞台中央のセリが最大まで上がる(80㎝ぐらい?)。そこにメンバーが載って客席の方を見渡したり。“海賊の船”を表現しているんでしょうね。確かにそう見える。この劇場って、色々使えるんだなあ。
ちなみにチームKで一番背の高い秋元才加も載ってます。手を振り上げる振り付けをするときなんか、天井のライトに手が当たりそうだ。って実際当たってたけど(苦笑)。取り敢えず、ライトを壊さないことを祈る(笑)。
◆11曲目
全員で紺色セーラー服を着て歌う。オーソドックスな卒業ソング。この3rd公演は春まで続くのかな。
「桜のはなびらたち」がどちらかと言うと“旅立ち”に重点を置いていたのに対し、こちらは“別れ”の方に重点を置いている。Cメロの盛り上がりが絶品。
◆12曲目
全員でストリート系の服を着て、帽子を被って歌う。もうメロディは完全に“一世風靡セピア”。秋元・宮澤向けの歌かな、と思ったが、大島の表情が気合いが入っていてなかなか良い。ちょっと怖いくらい(笑)。彼女って、どちらかというと体育会系なのかも。
◆13曲目
メドレー。「Virgin love」「シンデレラは騙されない」「転がる石になれ」のメドレー。チームAの3rd公演みたいに変なアレンジをせず、オリジナルバージョンを上手くつなぎ合わせている。メドレーの形式はこちらの方がいいな。
◆14曲目
「草原の奇跡」。唯一曲紹介がある曲。ラストに相応しい“さわやか系”の曲。曲の途中でメンバーが数人ずつで固まって雑談をしている風なフリ(演出)がなかなか良い。
あと、この曲では意味もなく“めーたん(大堀恵)”が泣いてたりします(笑)。