私は2006年の1月8日からAKB48劇場に通い始めたので、AKB48を初めて見てから、丸10年が経ちました。今年、AKB48はどうなっていくのでしょうか。自分なりの展望を述べてみたいと思います。
◆シングルCDについて
昨年、20作以上続いてきたシングルの初週ミリオンが途切れましたが、追加販売を行ったため、累計ミリオンは何とか達成したようです。正直、ここで累計ミリオンも割ってしまって、握手会の呪縛から逃れて欲しかったのですが、運営はそうはしたくなかったようで…。
次のシングルにOGを引っ張り出したことからも分かるように、まだまだミリオンは続けたいのでしょう。ということで、今年も握手会地獄は続くようです(-∀-`;)。
握手会の呪縛から逃れて欲しいのは、私だけではなく、ヲタの共通した希望なんですけれどね。既に現状でも「増え続ける握手会日程&申し込みが半年以上前(パク)」で、破綻気味ですし。
握手会の呪縛から逃れられたら、もっとホールクラスのライブを増やしたり、舞台の仕事を増やしたり、色々可能性が広がると思うんですけれどねえ…(※1)。
◆握手会について
さて、その破綻気味の握手会ですが、今年はいわゆる「会場確保問題」も重なり、今まで以上にCD発売日から離れた日程になりそうです。最近はもうごく一部のメンバーしか完売しなくなってきましたが、さらにその傾向に拍車がかかりそうです。
この現状を打開する一つの方法は、「握手会が近くなってから、追加の申し込みを受け付ける(※2)」もしくは「握手会の会場で握手券付CDを販売する」でしょう。直前になって参加できるようになった、とか、最近になって興味を持ったメンバーが出来た、とかいう人は結構いるはずだからです。
◆48グループ全体について
昨年の10周年イベントから紅白、次のシングル、とOGに頼り切りの状態からして、運営側はもう世代交代は完全に諦めたように見えます(特に本店)。後は今までの余韻で稼げるだけ稼ぐつもりにしか見えないんですよねえ…。
姉妹グループに目を移すと、NGT48が発足して10日に劇場公演が始まり、HKT48と合同で冠番組も始まるそうですが、今までの例からして、おそらくブレイク出来るのはエースの加藤美南ともう一人ぐらいではないでしょうか。
NMB48(関西ローカル)、HKT48、NGT48はまだ冠番組があるから良いですが、全く冠番組の無い状態が続いているSKE48はかなり悲惨ですよね。また以前のように卒業メンバーが続出するのではないか?と個人的には危惧しています。
あと、もうヲタは増えず、むしろ減っている状態で、メンバーがどんどん増えると、ヲタが分散して一人一人のメンバーの人気はどうしても伸びないですよね。昨年はベテランメンバーがやたらと若手メンバーに苦言を呈していましたが、今の状態で上に行くのは至難のワザですから、その点では若手メンバーには同情します。
何だか暗い話題ばかりになってしまいましたが、行き着く所まで行った感のある現在の48グループを見ていると、どうしても見通しは暗くなってしまいますよね。
今年のAKBに期待するのは、早い時期に握手会の呪縛から逃れて、ライブを増やしたり、舞台の仕事を増やしたりして、出来るだけメンバーのスキルアップや将来に繋がる活動をして欲しい、ということでしょうかね…。
※1…「売り上げ枚数が減り過ぎると、赤字になる」「ミリオンを割ると、人気が一気に下降する可能性がある」という懸念はありますが。
※2…乃木坂はこの方式を取り入れているので、ほとんどのメンバーの握手券が完売しているようです。
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