だいたい正月というものは暇なもので
子供の頃はこの退屈さを
どうにかできないものか?と
かなりヤキモキしたものです。
今年はとくに動けない程度には
怠い年明けとなったので
暇さもひとしおなsachiakiです。
そういや今年は百貨店だけでなく
スーパーとかも三が日はおやすみってところが
ずいぶんあるみたいですね。
めちゃくちゃ良いことだと思う。
まぁそれなりに不便だけど、
そもそも一年に一回や二回のリセットタイムがないと
いつまでも同じ日常が続いているかのように
錯覚してしまいますものねぇ。
クリスマスパーティをしました!
お正月の親戚と集まりました!
みたいな区切りが多少ある人は違うんだろうけれど、
そうでなかったらダラダラと続いてしまう日常に
けっこう押しつぶされてしまう気がするんですよね。
自分がいくつになったのかも
一年が何回重なったのかもわからずに過ごすのは
なんていうか、無限の牢獄にいるかのように
感じたりはしないですかね?
気のせいか。
とりあえず暇なのもまぁ悪くないねってことで。
ことしの年末年始は掃除できる気力も
年賀状を作る余裕もなく、現在に至るわけですが
今日は押し付けられた本こと
「嫌われる勇気」を捨てる前に一度読むか……と
いう修行の一日にしてみました。
すでに読んでてマイケルジャクソンの方が偉いなぁとか
あー、それ放送大学の授業で履修しましたわーとか
そもそもこういう本を読まなくても
努力方の人は当たり前に気付いてることじゃん?とか
色々とツッコミどころは満載なんだけど、
そうはいうても、この本の元ネタになった
アドラーという人はフロイトとほぼ同期であることや
このアドラーを通ればラカンも理解しやすくなるってことで
まぁぶっちゃけ、この本でアドラーを知ったつもりになるには
あまりにも危険ってぐらいのものなのだけど
ベストセラーになるにはここまでゆるく
なんとなく「あぁこれで自分は救われる」みたいな
そういうお手軽感があるのが良いのかな
なんてことを思ったりしたし、
逆に「自己責任論」を展開したい人にとって
これほどパワハラを正論化できる道具もないなぁ
なんてことを思ったりしながら読んでいるところです。
と、読了する前からあーだこーだ言いたくなるのは
それなりに刺激されているから
ということにもなるのかな。
刺激はそれなりに良いものだから
なんていうか、そういった意味で「悪い本」ではないことには
違いないのかもしれません。
さて、なんとか明日までに読了してきたいのでこの辺にて。
そんじゃまた。モイモイ。