日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

岐阜の半端な滞在

2015-11-01 11:40:50 | 旅行記
マスターズ陸上全日本参加のはずが、やや行き先変更の雲行きです。

夜寒の煌々とカクテルライトが照らしあげるトラックで、
二日目最後の競技は4×100メートルリレーでした。50歳代でチームを組んだ東京マスターズは、練習の甲斐あって、バトンは見事に遅滞なく渡りました。
アンカーを拝命した私は、しかしせっかく二番目でもらったバトンを、静岡の超人に高らかな足音とともに迫られ、そのままの位置でゴールに運ぶことができず、結局三位でありました。
それでも『堂々たる三位だ』といって握手をしてくれたリレーメンバーの仲間に、申し訳ない思いを抱きつつも、
メダルを取れて良かったと安堵したのも正直な所です。

表彰式のセレモニーも賑やかに慌ただしく終え、明日もあるからと、三々五々に宿へ帰ったのは10時少し前になりました。
フロントに相談して、一人飯のできる店を紹介してもらい、一人祝勝会です。



ブロンズに輝くソース、だから選んだ?味噌カツは、カリッと深めに揚げた衣にピッタリで、肉も旨味たっぷり、なかなかのものです。
これでタンパク質補給も万全かと思いきや、
dormyインの大浴場に身を浸したあたりから、
どうも腰全体に熱があります。

不安は的中、翌朝は腰に氷が張りました。腰椎も周りの筋肉も、動いてはくれません。
一縷の望みをかけて競技場に早めに出かけ、ゆっくりアップしてみます。ウォーキングから軽いジョグに入っただけで腰に響きます。ウエイトをぶら下げているように重いし、柔軟性が無いので刺激が直接襲うのです。

久しぶりに会った神奈川のMさんも腰痛明けで久々の大会だとか。走れるようになっただけでも嬉しい、というお話に少し気分が明るくなって、走るスピードを5パーセントずつ上げてみます。もちろん、一回走ってはストレッチ、走ってはストレッチ。
しかし、クラウチングの姿勢をやってみたところで、自分に赤旗を上げました。
腰を曲げて号砲とともに伸ばす、のは無理でした。痛みはもちろん、そのスタイル自体に体を持っていけません。

審判部にDNSを届け、私の今年のマスターズ陸上は終わりました。

同年代の60メートルレースだけは見届けて、市内へ戻ります。
おまじないを解くように、濃いラーメンを身の中の誰かが欲しました。



『六三六』さん、食べログの高評価が頼りです。



アタリー!
深い味のまろやかで、滑らかな具合がおいしいスープは、煮干しと昆布と豚骨のダブルに、さらに鶏ガラスープも加えているとのこと。
いい思いでとなりました。