地道な1ヶ月のトレーニングを経て臨んだ全国マスターズ陸上競技大会in新潟ですが、
昨日の走り幅跳び一本目でまずまずのジャンプをした後、
どうも走れないと思っていたら、
夕方の100メートルを終えたところで動けなくなってました。
持病に近く、この二ヶ月は深刻だった右足首でも、
古傷のある左右ハムストリングでも、
直前の立ち仕事で昨年は急襲された腰痛でもなく、
爆心は左ふくらはぎ内側にありました。
歩き癖の悪さで外側は気にしていたことはあったのですが、まさか内側のふくらはぎが肉離れするとは。
大会本部が用意してくれたトレーナーに応急のメインテナンスをしてもらい、
ホテルに入ってからはご飯ももどかしくアイシングとストレッチ。
レース後はほとんど片足ジャンプで移動していたのが、今朝はどうにか歩けるまでに回復していました。
とにかくスタジアムに行って、体を動かしてから出欠の判断をする事に、とズルズル思考です。
わずかな望み、100分の1の奇跡。
しかし。
バスを降りて点滅を始めた信号に向かって駆けだしたときに、あらかた判断はつきました。
現実に目をそらし、ロッカールームに荷物を置き、広大なスタジアムならでは長い導線の果てにバックストレート外にある室内練習場まで移動します。
リュックを空きスペースに下ろし、歩き始めます。
速度を上げると早速現れる違和感。
さらに強く地面を押して、わずかながらに、体が浮く時間ができる移動スタイル、つまりランニングになると、着地で踵から脚付け根に電気が走り、蹴る時には痛み以前に力が入りません。
脾脹筋が働くのを拒否しています。
さすがに希望が無いことが頭にも体にも決定事項となりました。
三段跳び、二年連続のDNS。
来たばかりの道を、何人かの知り合いにDNSを伝えながら戻って、
新潟駅で帰りの新幹線を早めの席に変更しました。
そして少しだけ市内観光、そしてお昼に佐渡近辺で捕れた魚を握る『かね清』さんで一揃えを頂きました。
万代橋から信濃川を臨む
繁華街 古町の一角『かね清』