日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

標高1050メートルの扉をあけて

2016-09-24 20:22:28 | 旅行記
秋の旅です。
マスターズ陸上全国大会が終わって、一区切り。今年はその新潟のデンカビッグスワン競技場で脹ら脛に肉離れを起こしたので、湯治気分も入ります。

長野県の松本駅からトレン太クンで30分余り、
扉温泉明神館は、渓流沿いの細い山道を最後に抜けて、
いつも通り緑の中に佇みます。
もう通い始めて10年になるかしら、などとそれなりに夫婦らしい会話もしながら、
少し窓を開けたままのドライブで標高が上がるほどに気温も下がり、
宿の前では18度を示すゲージを見て、中に入ります。
いつもならチェックインタイムと同時にやってくるのですが、
午前中お仕事だった彼女の都合があって、今日は15時30分の到着となり、
部屋に来て山の緑を広く切り取る大きなガラス窓を打つ強い雨音に迎えられました。

後はもう、明日のチェックアウトまで、温泉とご飯と睡眠と読書だけです。





温泉を三回入って六時にナチュラルフレンチの夕ご飯。



サヤインゲンと玉ねぎのババロア



昆布のブリットにウニと人参のムース



地元野菜のジュレ仕立ては茹でたオマールとともに




トマトジェラートに注がれるのは



カボチャの冷製スープ



第一メインのマナガツオ



第二のメインは信州牛、それもシャトーブリアン
まさに絹のごとき食感

たいそう美味しくいただきました!