さて、昨日の話の続き。
初病から回復の兆しの出た体をジョギングで出迎え、
初詣にて正しく身辺のよき一年を願って、
箱根駅伝も母校の優勝で感涙の幕となった3日の早い夕方、
二人でそろりと街に買い物に出た。
もちろん初売りは始まり、人は十分以上に出足があって
賑わいは華やかさを伴って晴れやかである。
ただ、私には物欲があまりない。
2軒目で、耳まで覆って暖かく、色も材質も好みにかなった
帽子を手に入れるてしまうと、もうあちこち彷徨する気がなくなった。
シャツとパンツがほしいけれど、それはどちらかといえば必需品なので
ユニクロで済んでしまう。
もういいかな、と思う。・・・しかし彼女はまだやる気満々。
いくらデパート内を歩いても、飽きることはなさそうだ。
もちろん私だって、人が多くない普段のデパートなら、色とりどり、
美しく服を着こなし、メイクも施した店員さんが並び、
いいにおいがするデパートを歩くのはやぶさかではない。
今日は人に酔ってしまったのだ。
しばし、一人東急ハンズに身を避ける。
あまり人のいない展示などをうろうろ見ている一角に、
これまで目にしたことのない一群の「動物もの」が並んでいる。
招き猫軍団だ。
なぜ、片手を挙げておいでおいでする猫の置物が
365体も並んでいるのか?そう、先にばらしたが、
一年の日数分の招き猫がいるのだ。
一体一体のポーズや顔の表情が違う。
365猫365様。それぞれに○月○日の猫と刻印されている。
そうなると、人は自分の誕生日と見合う猫を
探したくなる。中にはすでに売れているものもあり、
そこには、△月△日は売り切れました、という紙札が立っている。
大口を開けて笑う猫、微笑む猫、気障に口角を上げた猫、
実に豊かな表情で作りわけれれている。
さあ、私の生まれた9月。うんうん・・ううーん??
9月の3体目、その猫は他と違っていた。
何がって・・・笑っていないのだ。
365体365様の笑いを作りきれず、364しか笑顔を創作できなかった
招き猫作家が取った道は、ひとつだけ渋面の猫を作ることだったのか?
売り物なので写真に撮ってお見せできないのが残念だ。
買って大公開したいという気持ちも働いたが、いかんせん物欲の少ない私は
きっと2日で飽きるだろう。
2日の楽しみのために1万500円は少々高価だ。
真偽のほどを店員に問いただす勇気がない私は、
早速彼女を呼び寄せて、9月3日の猫を見てもらうしか方法がなかった。
買い物から戻ってきた妻はもちろん、その渋面招き猫をみて、破顔一笑。
大うけしてくれた。
その話は、今日になっても続いている。
365分の1の貴重な渋顔男!
うん、何事も考え方。悪くない。
初病から回復の兆しの出た体をジョギングで出迎え、
初詣にて正しく身辺のよき一年を願って、
箱根駅伝も母校の優勝で感涙の幕となった3日の早い夕方、
二人でそろりと街に買い物に出た。
もちろん初売りは始まり、人は十分以上に出足があって
賑わいは華やかさを伴って晴れやかである。
ただ、私には物欲があまりない。
2軒目で、耳まで覆って暖かく、色も材質も好みにかなった
帽子を手に入れるてしまうと、もうあちこち彷徨する気がなくなった。
シャツとパンツがほしいけれど、それはどちらかといえば必需品なので
ユニクロで済んでしまう。
もういいかな、と思う。・・・しかし彼女はまだやる気満々。
いくらデパート内を歩いても、飽きることはなさそうだ。
もちろん私だって、人が多くない普段のデパートなら、色とりどり、
美しく服を着こなし、メイクも施した店員さんが並び、
いいにおいがするデパートを歩くのはやぶさかではない。
今日は人に酔ってしまったのだ。
しばし、一人東急ハンズに身を避ける。
あまり人のいない展示などをうろうろ見ている一角に、
これまで目にしたことのない一群の「動物もの」が並んでいる。
招き猫軍団だ。
なぜ、片手を挙げておいでおいでする猫の置物が
365体も並んでいるのか?そう、先にばらしたが、
一年の日数分の招き猫がいるのだ。
一体一体のポーズや顔の表情が違う。
365猫365様。それぞれに○月○日の猫と刻印されている。
そうなると、人は自分の誕生日と見合う猫を
探したくなる。中にはすでに売れているものもあり、
そこには、△月△日は売り切れました、という紙札が立っている。
大口を開けて笑う猫、微笑む猫、気障に口角を上げた猫、
実に豊かな表情で作りわけれれている。
さあ、私の生まれた9月。うんうん・・ううーん??
9月の3体目、その猫は他と違っていた。
何がって・・・笑っていないのだ。
365体365様の笑いを作りきれず、364しか笑顔を創作できなかった
招き猫作家が取った道は、ひとつだけ渋面の猫を作ることだったのか?
売り物なので写真に撮ってお見せできないのが残念だ。
買って大公開したいという気持ちも働いたが、いかんせん物欲の少ない私は
きっと2日で飽きるだろう。
2日の楽しみのために1万500円は少々高価だ。
真偽のほどを店員に問いただす勇気がない私は、
早速彼女を呼び寄せて、9月3日の猫を見てもらうしか方法がなかった。
買い物から戻ってきた妻はもちろん、その渋面招き猫をみて、破顔一笑。
大うけしてくれた。
その話は、今日になっても続いている。
365分の1の貴重な渋顔男!
うん、何事も考え方。悪くない。
今年も渋いお顔=ポーカーフェイス
で素敵に過ごしてくださいね。
誕生日猫が売られてしまう前に
やはり買っておくべきか・・・
ことよろ・・・・・。(古っ!)
ハンズに見に行きたいっ!
本店?
旧正月でお祝いするのかと思っていたら、
年明けの101も大盛況だったと聞きました。
招き猫ハンズは、新宿店での出来事です。
高島屋バーゲン+ハンズ+ユニクロ
うちの行動パターンが見え見栄ですな・・・
と、今年もよろしくお願いします。