日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

蕎麦に続く道

2021-12-12 11:41:00 | 旅行記
ぷらりが続く土曜の午後は、あがたの森へ。セキレイに導かれ、愛らしいシジュウカラを目で追い、ヒヨドリの鋭い声が降り注ぐ木立の中の公園です。




旧制高校の建物などを見つつ、土曜の授業を終えたらしい自転車の高校生とすれ違ったりしながら、四方から多くの人が集まってくる、イオンモールも見て回ります。
床を転げ回る子供、デートで幸せそうな方々、そして3世代の家族連れ、商品以上に人のバラエティーに富むのが、モールが成功している証拠でしょう。

多少の人酔いをするほどに、屋上に出ると、



西に北アルプス


東に美ヶ原の、山岳盆地・ザ松本が目を覚ましてくれます。






そしてまたブラブラしていたら、女鳥羽川沿いに、郷土のお菓子、薄焼きに目が止まり眺めていると、ガラス窓が開いて、マダムが微笑んで、薄焼きの説明をしてくれました。
小腹が空いた時に良いのです、と見透かされたような誘い文句にあっさり落城。
コーヒーと共に、花豆とカボチャが小麦と蕎麦生地に練り込まれて焼き目のついた薄焼きを頂きました。薄くはなくて、パンケーキくらいの厚みがありますが、脂肪分が少ないので、まさにおやつなピッタリな食べ物です。
そしてこのお店、素敵なマダムと無口なご主人のコンビネーションが抜群で、席に着くなり供されるガラスに湯気が立っているので何かと思うと、中は白湯。さりげない優しさにも溢れるのは、小腹を満たした後、みかんはお好き?と尋ねながらサービスを加えてくれるとこにも現れているのでした。







さらに城下町の中に入り、よく行く洋菓子のマサムラさんなども立ち寄りつつ、今日の宿・松本丸の内ホテルにチェックイン。
すぐに着替えて、夕暮れ迫る街中をジョギングするのも、今回の旅のお楽しみ。
夕陽の松本城に新たな美しさを見ながら、信州大学キャンパスあたりまでゆっくり坂を上って行き、帰りは坂を気持ち良くスピードアップします。
戻ってきたお城は、冬のイルミネーションで、夜に混じる帷を演出していました。












お腹も整いました。
汗を流しに銭湯へ出かけ、その足でお蕎麦のこばやしさんへと向かうのでした。








たっぷり、美味しく頂いて、夜の締めは本日3度目の松本城です。













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