季節は悪口と共にやってくるのでしょうか。
先週、信州上田で節分を過ごして迎えた立春は、
風の冷たさを嘆く、まさに名のみの日でありました。
ランニングに行くのさえダウンジャケットが手放せず、
2キロほど走ってようやくウインドブレーカーだけになることができました。
代々木公園の芝生は、霜で持ち上がった土にまだら模様となり、
水曜日にはシャーベットが天から自動攪拌されて都会に広くばらまかれました。
しかし本日。
青空に恵まれた祝日に、朝ランに出ようと玄関をあけたら、
ほわりと揺らめくぬくもりをはらんだ風が寄せてきました。
これならダウンジャケットまでは必要ないでしょう。
そして公園に行くと、梅も咲き始めたとの掲示がでいています。
目の前の椿には、ジョウビタキが跳ねています。
私の額には汗。
立春から数日で、ようやく2013年の春を迎えたようです。
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