日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

その一言で始まったのだアメリカン

2013-02-10 23:29:01 | ふさおまき(オス)日記

今晩はアメリカン。

3連休半ばの今朝、池袋へ仕事へ出かける彼女が、

床屋へ向かう私に放った言葉でした。

休日に一生懸命仕事をする私に、アメリカンなステーキをご馳走してねということのようです。

 

その答えが、トレーニングあとの昼ご飯さへ我慢する私であり、

夕食のレストランを予約するために電話を入れる私でした。

記憶のどこかに、昨年春に”お肉をご馳走してくださいね”と言っていた妹のような友人の言葉が蘇り、

そのとき調べた何軒かのステーキやさんを思い出したのでした。

そうそう、恵比寿にそのとき調べて、東京いい店うまい店にも星3つで掲載されていた店があるはずです。

 

  

ゴッサムグリル、と申します。

アメリカンなテーブルかと言えば、そうした陽気なイメージよりも

ちょっとデザインをシャープにして、さりげなくコルビジュやイームズのシートを置いて、というような。

実際何処のデザイナー家具かまでは聞きませんでしたが。

サービスの方々も、そんな感じで、明るく出過ぎず。

後ほど頼む、サラダのクルトンを床に落とすと、

「当店のサラダは活きがいいもので飛び出してしまいました」とフォローしてくれたりします。

 

ボウルの直径およそ25㎝、深さ15㎝。これでスモールです。

もちろんサービスマンは、2人なら一皿で十分ですと事前に止めてくれていました。

チーズとサーディンのソースが、味も大きさも派手なロメインレタスを包み込みます。

 

 

人参のスープ。ホワリと甘い。特有のすい香りがありません。

重量感ありの、寒い日に芯から温めてくれるポタージュでした。

 

さあ、さあ、さあ。

260グラム、登場。噂のドライエイジドビーフ・熟成肉です。

岡山県は蒜山のジャージー種。リブロースです。

味付けは、塩こしょうと炭の香り。

ミディアムに焼いてもらいました。

赤いけれど芯までぬくもりが入っている、よい焼き加減です。

サイドはもちろんアメリカンにフレンチフライ。黙って大盛り。

 

ドライエイジドビーフを頂くのは、数年前に西麻布のポーターハウスステークスで頂いて以来でした。

赤身肉のうまい食べ方として実に味が深く気に入っています。

脂身で甘さを加えるのではなく、肉質を分解して分子レベルで甘くする、ということかもしれません。

肉を食べたという血潮沸く味わいなのです。

噛めば噛むほどうま味はあふれ出します。

そして、熟成肉は噛んでいるうちに口の中から消えていきます。

その頃合いの良さが、霜降りとも、フレッシュな赤身とも違います。

たぶん、彼女の仕事疲れも飛んでいったことでしょう。

 

『ゴッサムグリル』

渋谷区東3-16-10 

営業時間11:30~15:00(LO)

      18:00~22:30(LO)

定休日 火曜日

 


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